FLC日記 2016年10月3日(月) くもり時々雨
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、農薬を一切使用せずに育てる水耕栽培の『新鮮野菜』を大好評販売中です!
美味しい新鮮野菜食べてますか?
一番人気は、『サラダリーフ(レタス)』です。
まぁ、とにかく新鮮で、とても柔らかく、レタス特有のエグミは一切ありません。
現在、販売している商品は、『サラダリーフ(レタス)』(写真)、『サラダ水菜』、『ルッコラ』、『ベビーリーフチコリ』です。
ここは、熊本県菊池市神来(おとど)にある、鍬田さんの水耕栽培の連棟建ての広い広いハウスです。
成長の様子をチェックしているのは、生産者の鍬田智宏さんです。
『サラダ水菜』も、すごく生き生きと育っていますね!
これらの水耕栽培の野菜たちは、鍬田美智子さん、智宏さん親子とパートさんと一緒に、惜しまぬ手間ひまをかけ育てています。
水耕栽培とは、土を一切使用せずに、水に肥料の3大要素の窒素、リン酸、カリウムと、微量要素を計算し配合して、希釈して与えながら栽培する農法です。
栽培する作物は、水の上に浮遊するトレーの上で育ちます。
ですから、このように自由に水の中に根を伸ばし成長します。
水と栄養素だけなので、その根っこは真っ白ですね!
栽培するこの棚のことは、ベッドと称されます。
ベッドの中には、水があり、その水に作物に必要な栄養素を加え、常に循環させています。
また、水には空気(酸素)を送り込んでいます。
植物は根っこからもも空気を吸収しますので、水の中に空気(酸素)が無いと植物は育ちません。
水に空気を送り込む発気用の設備を、各ベッドに備えてあり、栽培期間中はフル稼働です。
水は天然の地下水を使用しています。
水耕栽培だと、天候に左右されないと思われがちですが、実はそうとも言えません。
これだけの建物(ハウス)ですから、台風による被害も予想されますし、4月16日未明に起こった「熊本地震」の際には、停電により発気用の設備が止まり、その後の発育に影響が出たため、そのベッドは栽培途中ですべて処分したとのことも話されていました。
しかし、大きな被害はなく、現在は順調に生育中です。
これらの発揮用の設備で、空気と水を循環させながら栄養素を送り込み、ハウスの開閉で温度管理をしながら大切に育てているのです。
現在、人気急上昇中なのが、こちらの『ルッコラ』です。
『ルッコラ』はハーブの1種で、香ばしいゴマのような香りがします。
本来は、少しピリッと辛く、苦味も持っていますが、水耕栽培だとそこまでのクセはなく、めちゃくちゃ食べやすいんです。
『ルッコラ』は、かなり栄養価の高い野菜で、β-カロテンをはじめ、ビタミンEやビタミンKを多く含み、マグネシウム、リン、鉄と言ったミネラルも豊富なんです。
さらに、辛みの元となるアリルイソチオシアネート(芥子油)は、抗癌作用や抗菌作用の他血栓予防にも効果があるとされています。
ビタミンCも豊富で、風邪の予防や疲労回復、肌荒れにも良いとされています。
こちらは、リピート率がとても高い、『ベビーリーフチコリ』です。
白菜の小さなものようなあの“チコリ”と同じ種類ですが、これは『イタリアンレッド』と言うチコリです。
わかりやすく言えば、この葉っぱを食べるチコリなんです。
茎の部分が赤く、こちらもサラダに加えるとこの色合いがとても鮮やかで、良い感じの苦みもあり、色合いも味も、程よいアクセントになると思います。
チコリには水溶性食物繊維の一種である“イヌリン”が多く含まれています。
イヌリンは多糖類ですが砂糖や他の炭水化物と比較して3分の1から4分の1程度のエネルギーしか含まないと言われて、胃腸で消化吸収されることなく結腸まで進み、そこで有益なバクテリアによって代謝されるので、有効なバクテリアを育てることにもなるとも言われています。
また、チコリ特有の成分のチコリ酸と呼ばれる成分には、消化を促進する働きや肝機能を高める働きなどもあると言われています。
『ルッコラ』も『ベビーリーフチコリ』も、ぜひサラダで食べてみてください!
こちらは、発芽間もない『ベビーリーフチコリ』です。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
こちらは、野菜の種の1つです。
それぞれの野菜の種をまいて、ベッドごとにそれぞれの野菜に合う、肥料の3大要素の窒素、リン酸、カリウムと、微量要素を計算し配合して、希釈して与えます。
種は、このような専用のシートに蒔きます。
そのシートを、水に浮遊するトレーにセットして栽培するのです。
水耕栽培は、温度管理がとても重要です。
冬の時期は、できるだけ日光を入れて保温し、夏の時期は日光を遮るためのシート(寒冷紗)を、ベッド上に広げて、光の入り具合や温度管理を行います。
こちらは、初夏の様子です。
「それぞれの野菜に合う温度と光の調整をするのが最初はとても難しく、たくさんの失敗もしてきたけど、今はこうしてどの野菜たちも、元気に育てることができています。」
鍬田美智子さんがそう話してくれました。
ただ、『サラダほうれん草』だけは、夏の期間の出荷を止めています。
生産はしているのですが、夏の時期はどうしても良いものができにくいので、「自信をもって出荷できたものしか出したくないから!」という、こだわりで出荷をしないのです。
10月となり、出荷用の生産をスタートしました。
多くのお客様が待ち望んでおられる大人気商品です。
でも、一番楽しみにしているのは、他ならぬ私かもしれません(笑)。
「FLCパートナーズストア」では、無農薬・無消毒で、水耕栽培で育てた、『水耕栽培新鮮野菜』を大好評販売中です。
鍬田さん親子が育てる野菜たちは、生野菜でありながら、なんだかとってもあったかい感じがしますよ。
美味しい生野菜食べてますか?
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「熊本産新鮮野菜」のページで購入いただけます。
ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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