FLC日記 2016年6月1日(水) くもり

「今月(6月)下旬には、収穫が始まるでしょ?今は、全てのマンゴーの果実をこうしてひもで吊っているのよ!今が一番忙しいだけど、美味しいマンゴーを育てるために頑張るわね!」
「上野マンゴー園」の上野秀子さんがそう言いながら、手際よく作業を進めていました。

「FLCパートナーズストア」では、今年も、「上野マンゴー園」さんの樹上完熟アップルマンゴー『煌(きらめき)』をネット独占販売いたします。

こだわりの樹上完熟で、これからかけられるネットに、自ら落ちるのを待って収穫します。
収穫時期はマンゴーの気分次第!(笑)
ですから、はっきりした初出荷日を決定できませんが、6月下旬よりの出荷予定です。

本日、熊本県合志市にある、「上野マンゴー園」さんの『樹上完熟アップルマンゴー』の栽培ハウスに取材に伺いました。
ちょうどその時は、園主の上野幸伸さんは、機材をとりに自宅まで帰っていて、今日はお会いすることができませんでした。

こちらは以前の取材時に撮影した上野さんです。
熊本県で最初にマンゴー栽培に取り組み、今年で21年目を迎えるまさに“匠”です。
その徹底した仕事ぶりと、至高のマンゴーを育てる技術で、私は上野さんを敬意をこめて“仕事人”と呼んでいます。

3月下旬の咲き誇るマンゴーの花の様子です。
マンゴーの花を見る機会はほとんどないと思いますので、初めて見る方も多いことでしょう!
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

もちろん、「上野マンゴー園」さんの栽培の様子も全て現地で見てきました。
これは、花芽の剪定作業の様子で、たくさん花を咲かせる大きな花にマンゴーの果実を実らせるのは1つあればよい方なのです。

着果しても徹底的に摘果していきます。
これは摘果の様子で、上野さんが言うには
「これは形の悪かとたい。数じゃなかとたいね!良かもんば作り上げにゃんとたい。」とのこと。
上野さんの熊本弁わかりますか?(笑)

今日は、上野さんが匠の技で選び抜いたマンゴーの果実に、奥様の秀子さんとパートさんとで、ハウス内に張り巡らされたわいたーを使って、1玉1玉ひも吊り作業を行っていました。
想像を絶する惜しまぬ手間ひまです。

ひもの先端には、番線(針金)で作ったフックで、マンゴーの果実の枝にかけています。
樹上で完熟したマンゴーは、果実と枝の根元のとこから自然と落ちていくのです。

「ほら!この子なんてもうずいぶん色づいてきてるでしょ?農作業は待ったなしだから、この時期はほんと1日も休むことなんてないわね!」
と秀子さん。
秀子さんはそういうと、おもむろに手を伸ばし始めました。

「それは何をしているのですか?」と尋ねると、
「果実のひも吊り作業と同時に、不要な芽を摘んでいるのよ。これがあると、他の葉に太陽の光が当たらないし、そっちに栄養を取られるからね。」

マンゴーは常夏の環境に適した植物で、気温条件などがあえば、こうして年中新芽が芽吹いてきます。
しかし、上野さんはこれからの収穫に合わせて栽培しているので、不要な脇芽を全て取り除いていきます。

「たっぷり取材させていただきました!」と言うと、
「笠さんも次の予定があるんでしょ?もう少しすれば主人も戻ると思うけど、ごめんね・・・。」
秀子さんのいつもの笑顔をマスクの隙間から見ることができました。

「FLCパートナーズストア」では、「上野マンゴー園」さんの樹上完熟アップルマンゴー『煌(きらめき)』と、大変お買い得な『ファミリータイプ』を、今年もネット独占販売いたします。
すでに、初出荷分で今年のご予約を多数頂戴しているほどの大人気商品です。
6月下旬より、朝採り、即日発送で販売する予定です。
今年も、これからのマンゴーの花咲く様子や摘果作業、ネットかけや、もちろん収穫の様子もこうして現地取材でご紹介します。
お楽しみに‼!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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