FLC日記 2016年5月17日(火) 晴れ
「今年も元気な花のいっぱい咲いとるばい!農薬も消毒もいっちょん(全く)せんけん、ミツバチやらマルハナバチやらがたくさん来とるけん、気を付けながら写真ば撮っときなっせ!」
「古川果樹園」の古川孝人さんからそう連絡を頂き、さっそく取材に行ってきました。
この白くてかわいい花が、『種なしかぼす』の花です。
同じ柑橘類なので、みかんや柚子、デコポンの花とそっくりですよね!!
ここは、熊本県山鹿市鹿北町岩野柏ノ木にある、「古川果樹園」さんの『種なしかぼす』の栽培場です。
ご覧の通り、とてものどかな大自然に囲まれた“山あい”です。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「古川果樹園」さんの、無農薬で育てた山あいの『熊本産高級種なしかぼす』をネット独占販売いたsます。
今年も、8月中旬ごろからの出荷予定です。
「古川果樹園」さんは、このあたりに他の柑橘類の栽培がなく、病気や害虫の心配もないので、完全無農薬・無化学肥料で、『種なしかぼす』を育てています。
かぼすの花の、さわやかな香りがあたり一面に漂っていました。
その香りに誘われたのは、私だけではないようです。
たくさんの虫たちが集まってきていました。
まずはミツバチ!
花から花を飛び回り花粉を集めているようです。
こちらはカナブンですね。
おやおや!
頭隠して尻隠さずとはまさにこのこと!
写真を撮っていてもお構いなしに花の蜜に夢中のようです。
無農薬・無化学肥料栽培なので、虫たちも安心して集まってきているようです。
しかし、この辺りはとても自然豊かなところなので、虫たちも多いですが、それ以外に思わぬ敵がいるんです。
それはイノシシです。
イノシシは、カボスの果実を食べることはありませんが、土を掘り返しミミズを探したりなど、果樹園を荒らしてしまします。
そこで、果樹園全体をイノシシ除けのフェンスで囲んでいるのです。
「古川果樹園」の古川孝人さんは、収穫を終えた後、果樹園全体にたっぷりとお礼肥えの有機肥料を与えました。
その効果もあり、花と同時にしっかりと新芽も芽吹いていました。
この新芽に来年花が咲くのです。
こちらは収穫時期の様子です。
私は、「古川果樹園」さんの、無農薬で育てた山あいの『熊本産高級種なしかぼす』の栽培の様子をもう何年も年間を通して現地取材してきました。
かぼすは、ミカンやデコポンなどと異なり、熟しても甘くなりません。
ですから、一定の大きさになると収穫です。
収穫は、1つ1つの大きさを確認しながら、手作業で行います。
かぼすは、本来たくさんの種がある柑橘です。
右が通常のかぼす、左が「古川果樹園」さんの『種なしかぼす』です。
小さな種が、1つ2つ入っていることはあっても、この違いは明らかですよね!!
ですから、お魚やお肉料理、焼酎やウイスキーなどにも思う存分カボスの果汁を絞ってご利用ください。
私のお勧めは、ビールにかぼすを搾って飲む、「かぼすビール」です!!
レモンやライムを搾って飲む、メキシコの『Coronaビール』の日本版ってとこでしょうかね!
そうするとついつい飲みすぎちゃうのが難点ですが(笑)。
こちらもお勧めですよ!
『かぼす生搾りギョウザ』です!!
ギョウザ一皿に、半分に切ったかぼすをギューッと絞って、それだけで食べるのが実に美味いんです。
人気テレビ番組の『しゃべくり007』で、焼きギョウザにかぼすを搾って食べることが紹介され、試しにやってみたのですが、完全にはまっちゃいました!(笑)
お好みで、塩を少々つけてもいいらしいのですが、私はカボスだけで食べています。
ぜひ一度お試しください。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「古川果樹園」さんの無農薬で育てた山あいの『高級種なしかぼす』をネット独占販売いたします。
11月上旬までは、青い果実で、11月中旬以降は色付いた『種なしかぼす』です。
どちらも、香り高く、溢れ出すほどの果汁が大人気の商品です。
これからも、成長の様子や惜しまぬ手間ひまなど取材してご紹介していきます。
私も大好きなので、収穫を迎える8月下旬が待ち遠しいです!
みなさんも、お楽しみに!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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