FLC日記 2016年3月26日(土) 晴れ
「今、ちょうどハウスば開けに来とったとこたい。元気に成長しよるけん、収穫は4月下旬ってとこかな。ばってんね、笠くんとこに出すのは、5月の連休明けからにしようかね!初物よりも、一番美味か時の“最旬”の『水田ごぼう』ば出したかけんね!」
「牛島農園」代表の牛島武文さんが、元気に育っている『水田ごぼう』の苗を見ながらそう話してくれました。
「FLCパートナーズストア」では、「牛島農園」さんが無農薬・無化学肥料の“有機栽培”で育立てた『水田ごぼう』を今年もネット独占販売いたします。
ここは、熊本県菊池市にある「牛島農園」さんの有機栽培の『水田ごぼう』の栽培場です。
「牛島農園」さんは、40年ほど前から、安全な食を追い求めて、こだわりの有機栽培、減農薬栽培で様々な作物を育てています。
『水田ごぼう』とは、その名の通り、水田(田んぼ)で育てるごぼうです。
田んぼを深く掘り返し育てることで、まっすぐで、香りがきわだち、味も良いごぼうが育ちます。
熊本県菊池市は、その『水田ごぼう』発祥の地で、生産量も日本一です!!
その菊池市で、「牛島農園」さんは、無農薬・無化学肥料で育てる、有機栽培の『水田ごぼう』を育てています。
私が取材に伺ったとき、牛島さんはイチゴの苗床のハウスを開ける作業を終えちょうどこちらに戻ってきているときでした。
左にハウスがイチゴの苗床用のハウスです。
「ほら!見てみなっせ!!イチゴの苗も元気に育ちよるばい!」と牛島さん。
「牛島農園」さんでは、こだわりの減農薬栽培で高級イチゴ『紅ほっぺ』を育てています。
『紅ほっぺ』は、その名の通り“紅色の”美しい果皮と、果肉の中も赤く色づいているのが特徴です。
「FLCパートナーズストア」では、その『紅ほっぺ』を、『完熟紅ほっぺ』としてネット独占販売しています。
朝採りの新鮮そのものの“完熟”した『紅ほっぺ』を即日発送でお届けしています。
現在は、こちらの平積みのパックの実での販売です。
この時期になり、重ねて詰めて出荷した場合、輸送の間に傷むのを避けるためです。
「FLCパートナーズストア」のホームページより、ご注文できます。
↓ 今すぐご注文(ご予約)したい方、詳細を知りたい方はコチラ ↓
「FLCパートナーズストア」
『熊本産新鮮いちご』
本日のブログは『水田ごぼう』についてですが、牛島さんのこだわりを紹介するために、イチゴの話にもう少々お付き合い下さい。
イチゴは、多年生植物です。
親株はランナー(つる)を伸ばし、新しい株作ります。
この時期はイチゴの収穫の最盛期ですが、それと同時に来年のイチゴ作りは始まっています。
苗床で、ランナーから伸びた先にイチゴの新しい苗を育てるのです。
「収穫するハウスはもちろんのこと、この時期は苗床もいっちょん(全く)農薬は使わんばい!ばってんね、夏の時期になったら、どうしても病気や害虫対策として、最小限の農薬を使わんといかんとたい。」
「苗床の夏の時期だけとはいえ、あくまでも農薬を使うとだけん、俺が育てるイチゴは“減農薬栽培”たいね。『水田ごぼう』、『キャベツ』、『白菜』は農薬を使用しない、有機栽培になるとたい。その違いは必ずお客様に伝えてよ!」
牛島さんは、取材に伺うと必ずその話をします。
生産者は正直であれ!と常々考えているのです。
こちらは、『水田ごぼう』の栽培場です。
先ほどの栽培場も含め、3カ所の水田で育てています。
左が先に収穫を迎えるもの、中央は後で収穫するもの、右の何もないところは『キャベツ』『白菜』を育てていたとこで、右のハウスで『紅ほっぺ』を育てています。
「この時期は、草取りば始めたところたいね。全部手作業ばい!有機肥料をしっかり与えとるけん、草も元気に伸びるけん、おおごつ(とても大変)ばい!(笑)」
「先に収穫するところも、明日からビニールばとっていこうと思いよるところたいね。この時期になると、むしろビニールばかけとると熱すぎるけんね!昼間はこうして横ば開けて、風ば通してやらんといかんとたいね。」
私は、年間を通してもう何年も牛島さんの『水田ごぼう』や『紅ほっぺ』、『キャベツ』などの栽培の様子を現地取材しています。
こちらは、11月下旬の『水田ごぼう』の種まきに向けて、畝(うね)を立てている様子です。
この専用の機械を使って、地中深く掘り返しながら畝を立てていきます。
約70cmほど掘り返された土は、とてもふかふかです。
こちらは収穫(ゴボウ掘り)の様子です。
牛島さんの息子さんの修さんです。
有機肥料をふんだんに与え、掘り返したそのふかふかの土を、『水田ごぼう』たちは、のびのびと真っ直ぐに成長しました。
「修さん!やっぱりすごいですね!めちゃくちゃゴボウのいい香りがしますよ!!」と言うと、
「そうですか?俺たちはたぶん慣れすぎてもうあんまりわからんとですよ!(笑)」
「そうなんですか?もったいない(笑)!それに、ほんとまっすぐ育ってますよね!」と言う私に、
「水田の柔らかい土をさらに深くまで掘って育てるでしょ?だからストレスなく育ち、とても柔らかくて香りも際立つんだと思いますよ。」と修さん!
『水田ごぼう』は、その香りをぜひ楽しんでいただきたいです。
私のお勧めの食べ方は断然この“素揚げ”です。
ごぼうを水洗いして、皮を軽く落として、あとは『水田ごぼう』をお好きな大きさにカットして、そのまま油で揚げるだけ!!
私は、皮の近くに多いごぼうの香りを楽しみたく、あまり皮を落としません。
とっても歯切れが良く、やわらかで、ごぼう本来の美味さを最も楽しめる食べ方ですよ!!
さて、ゴボウの収穫が待ち遠しいところですが、5月上旬までお待ちください。
現在、元気に成長中です。
「FLCパートナーズストア」では、「牛島農園」さんの、完全無農薬・完全無化学肥料の有機栽培で育てた『水田ごぼう』を、今年もネット独占販売いたします。
4月下旬より先行予約の受付をスタートし、5月上旬より発送予定です。
これからも、現地取材にて「牛島農園」さんの有機栽培で育てた『水田ごぼう』の成長の様子や、惜しまぬ手間ひま、匠の技などをご紹介していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
『FLC日記』は「にほんブログ村」のランキングサイトに参加してます。
下のバナーをクリックして、ランキングアップにぜひご協力下さい。
よろしくお願いします。
スーパー・青果店情報をチェック!