FLC日記 2016年2月23日(火) 雨のちくもり時々雨

「田んぼは1枚をどの場所も同じように土を作り上げてこそ、稲も同じように育って、ばらつきのない米がでくっとたい。そのために、肥料が偏らんように、この堆肥ばつかいよっとたいね!」
熊本県菊池市七城町で、『七城米 長尾さんちのこだわりのお米』の、平成28年度のお米作りがスタートしました。

熊本県菊池市七城町は、日本有数の米どころです。
この地で育つ「七城のこめ」は、“おいしいお米日本一”に輝いた実績があります。

その中でも、「長尾農園」の長尾千行さん、とも子さんご夫妻が育てた『七城米 長尾さんちのこだわりのお米』は、粒がそろったばらつきがないことで、お米(ご飯)が大好きな方々が、一目置くほどの最高のお米です。

こちらは、昨年(平成27年10月)の稲刈り時の“美しすぎる田んぼ”様子です。
私は、匠の農家さん、「長尾農園」さんの田んぼを、敬意を表し“美しすぎる田んぼ”と呼んでいます。

毎年、変わらぬ育て方で、惜しまぬ手間ひまをかけ、“美しすぎる田んぼ”を作り上げ、ばらつきのない甘くてふっくらとしたお米を育てます!!
私は、その栽培方法とお米の旨さにほれ込み、2年がかりで口説き落としお願いして、弊社のネットショップ「FLCパートナーズストア」でネット独占販売しています。

『七城米 長尾さんちのこだわりのお米』は、白米、玄米とも10kg、20kg、30kgで販売しています。
ばらつきがないこのお米は、ふっくらとして甘く、お米の香りも際立つ最高のお米です。
定数になり次第、締め切らせていただきます。
ご注文はお急ぎください!!
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FLCパートナーズストア
『熊本の美味しいお米』

10月の稲刈り後、しっかりと休ませた田んぼに毎年この時期(1月下旬~2月上旬)に、有機肥料を与える作業から、毎年の米作りがスタートします。
「長尾農園」さんは、この七城町に数カ所の田んぼを持ち、順番に肥料散布を行ってきました。
私は、その育つ様子や惜しまぬ手間ひまをこうして毎年年間を通して現地取材しています。

これが散布する有機肥料です。
「長尾農園」さんが規約している養鶏業者さんで作られた、鶏糞を原料とした有機肥料です。
発酵させ、寝かせて乾燥させてあるので、サラサラとした土と言った感じで臭いも全くありません。

「長尾農園」さんは、田んぼ1枚をどこも同じように作り上げるために、あえてこのサラサラの堆肥(有機肥料)を使用しています。
トラクターに専用の機材を取り付け、田んぼ一面に満遍なく堆肥を散布するのです。

こちらは、同じ七城町のある田んぼです。
引き合いに出して大変恐縮なのですが、収穫前の稲がこのように倒れています。
多くの農家さんは、湿ったままの堆肥を肥料として田んぼに入れています。
おそらく、道路に近いこの場所に肥料を入れて、そこから田んぼ全体にまいたのですが、ここだけ肥料が効きすぎて稲が倒れたのでないかと思います。

しかし、田んぼ1面を同じように作り上げた「長尾農園」さんの田んぼでは、昨年8月25日に熊本県に上陸した台風15号の影響も全く受けることなく、こうして稲たちは、黄金色の輝きを放ち、一切倒れることもありませんでした。
まさに、“美しすぎる田んぼ”なのです。

田んぼに堆肥を散布する際に、「長尾農園」さんでは、田んぼのあぜ道に棒を立て肥料袋を乗せて目印にしています。
これも、「長尾農園」さんの徹底したこだわりなのです。

毎年、同じように肥料散布作業を行うために、あぜ道には杭を打ち込んでいます。
トラクターを走らせながら、肥料を散布する長尾さんが、一目でわかるように棒をを立て、満遍なく肥料を散布するためです。

目印から一直線に、進みます。
しっかりと乾燥した堆肥は、こうして砂をまくかのように大きく広がり散布されていました。
「こうして肥料も偏りの無いように、ピシャッとするでしょ?そぎゃんして、1枚の田んぼのどの場所でも、同じような土に仕上げるとたい。」奥様のとも子さんがそう話しました。

「お米は大根や人参なんかのごつ、それぞれ場判断して収穫するわけじゃないでしょ?一斉に収穫するとだけん、全部場同じように育てにゃんとたい!!」
長尾さんの口癖です。

「笠さんはいろんな田んぼを見て、うちのを“美しすぎる田んぼ”なんて言うけど、毎年変わらぬやり方で当たり前と思いよったとたいね。でも、そう言われるけん、あらためて他の田んぼば見てみると、やっぱうちのは美しかなぁ!って思うよ!(笑)」

とも子さんとそうこう話していると、長尾さんが肥料を積みに戻ってきました。
「オーライオーライ!ハイストップ!!」二人の息はピッタリです!
長尾さんご夫婦は、とっても仲良しの二人三脚で、様々な“本物”と呼べる作物を育てています。

お米の他には、現在『ニンジン』が大好評発売中です。
さらに、ダイコン、ホウレンソウ、ジャガイモ、かおりうらしそなども育てていて、それらの野菜は“長尾ブランド”と称され、道の駅などの直売所では「長尾農園」の生産者を確認して購入されるお客様が絶えません。

「おかげさまで、『長尾さんちのニンジン』も大好評ですよ!」と言うと、
「そらぁ~、嬉かなぁ~!!ダイコンも今ちょっと開いとるけど、もうすぐ出すけんね!」
「もうすでに予約が入っているので、よろしくお願いします!」
と言う私に、お二人はこの笑顔で答えてくれました。

肥料散布が終わると、3月には田んぼの“天地返し”と言う作業を行います。
稲刈り時に細かく切ってまいた“稲ワラ”と、本日散布した“鶏糞”の有機肥料を、「天地返し」と言って、田んぼを深く掘り返し、肥料が万遍なくきいた田んぼを作り上げるのです。
この時期に田んぼを深く掘り返すと、美味しいお米ができると昔から言われていて、それを実践しているのです。
他の農家さんではあまり行わない作業ですが、「長尾農園」さんの美味しいお米を育てるために不可欠な作業です。
もちろんその様子を、今年も取材しご紹介いたします。

10月中旬には“美しすぎる田んぼ”に、今年もお二人のこの笑顔が見れると思います。
徹底的に手をかけ育て上げられた、“美しすぎる田んぼ”で育った「長尾農園」さんの『七城米 長尾さんちのこだわりのお米』を、「FLCパートナーズストア」では、ネット独占販売しています。
おかげ様で大変好評頂き、平成27年度の『七城米 長尾さんちのこだわりのお米』は、残りわずかとなってまいりました。
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FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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