FLC日記 2016年2月14日(日) 雨のちくもり時々雨
『せとか』は、全ての柑橘類の“良いとこどり”をした、非の打ちどころのない美味しさから、“究極の柑橘”と呼ばれています。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「小春農園」さんの、究極の柑橘『せとか』をネット独占販売いたします!

1玉1玉丁寧にひもで吊るされながら、愛情たっぷりに育て上げた『せとか』たちは、美しく輝いていました。
待ちに待った収穫の様子を、現地取材してきました!!
昨日に続き、収穫の様子を中心に、至高の『せとか』を育てる、匠の技術と惜しまぬ手間ひまを紹介します。

『せとか』は、“究極の柑橘”と称される高級フルーツです。
先日テレビでは、1玉がなんと2,000円で販売されていると紹介されていました。
それだけの価格が付くには、ちゃんとした理由(ポイント)があるんです。
<究極の柑橘『せとか』の7つのポイント>
1.果実が1玉300g前後と、大きいこと
2.外果皮がとても柔らかく、そのまま手でむけること
3.内皮(じょうのう膜)がとても薄くやわらかく、そのまま食べられること
4.果肉のつぶつぶがトロトロでやわらかいこと
5.タネがないこと
6.香り高いこと
7.酸味と糖度のベストバランスであること

「FLCパートナーズストア」で販売しているのは、匠の農家さん「小春農園」さんの『プリンセスせとか』です。
収穫したせとかの中から、さらに選びに選び抜いた“極選”のせとかです。
しかも、8~10玉入り(2.3kg)を4,968円(税込)ととてもお求めやすい価格で販売しています。
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「FLCパートナーズストア」
究極の柑橘『せとか』

ここは、熊本県山鹿市鹿北町にある、匠の農家さん「小春農園」さんの、究極の柑橘『せとか』の栽培ハウスです。
私は、もう何年も、年間を通して「小春農園」さんの『せとか』の栽培ハウスに現地取材をして、その成長の様子や惜しまぬ手間ひま、匠の技を見てきました。
毎年、2月中旬に収穫を迎える『せとか』ですが、花が咲くのは4月下旬から5月上旬と、開花から収穫まで約10か月もかかるんです。

「小春農園」代表の小原正宏さんです。
「こぎゃんして、1玉1玉ひもで吊るしとるけん、昨年の台風15号にも負けんで、良か『せとか』のでくっとたいね。」
そう言いながら、鋏の音を3回響かせながら収穫をしていました。

「先ほどから、3回のハサミの音がしますが、収穫は2度切りじゃないんですか?」と尋ねると、
「おぉ!笠さんも毎年取材に来よると、いろんなことに気が付くねぇ~。」と小原さん。

「確かに、基本的には2度切りたいね。まず、こぎゃんして枝ごと果実を切るでしょ・・・。そして、果実と枝をきるとたいね。ばってん、このひもも切っとくとたい。」

「このひもは、収穫が終わると全部撤去するとたい。その時に、結んだままで残しとくと引き上げるときにいろんなとこに引っかかるけん、作業効率ば上げるために、収穫と同時に枝を吊るしとったわっかのところば切ってあげとくとたい。」

「そして最後に、果実と枝ば切り離すとたいね。その時に、しっかりと枝の根元から切るとが大切なポイントばい。少しでも残しとくと、他の果実ば傷つける恐れのあるけんね。」

「3回切る順番としては、枝→ひも→果実との接点でしよるとたい。
果実を持って枝を切るけど、落としてしまうこともあるけん、ひもがつながっとると下に落ちることはないとたいね。大事に育ててきた『せとか』だけん、1玉1玉丁寧に収穫するとたい。」

「収穫するせとかのポイントや時期を教えてください。」と言うと、
「果実の枝の部分のへたが黄色くなることも一つの目安ばってん、うちでは1本1本の果樹のデータをとって収穫の時期ば決めよるとたい。」

「小春農園」さんでは、『せとか』の果樹1本1本全てに、通しの番号をつけて管理しています。
収穫時期になると、事前に糖度、酸味、色づきなどなどをしっかりとチェックして収穫する果樹を決めます。

こちらは、そのデータをまとめた収穫の早見表です。
収穫は、数名で同時に行うので、誰もがどの果樹を収穫するのか、きちんとわかるように番号で管理しています。
今年は、すでにどの果樹もが合格点のようです。

そうこうしていると、収穫したせとかをコンテナに置いてきた、小原さんの息子で「小春農園」専務の小原将輝さんが戻ってきました。
「その辺りは、すごくたくさん実ってますね!」と言うと、

「そうですね!この子はかなり樹勢もしっかりしていて、これだけの数を実らせても、もちろん来年もしっかりと同じように美味しいせとかを実らせますよ!さっき、父と収穫のポイントを話してたでしょ?私からも一つお教えしましょうか?」と将輝さん。

「せとかは果実が色づき始めても肥大(果実が成長すること)するんですが、収穫時期を教えてくれるポイントとして、退色と言うのがあるんです。この右の果実はそれが始まっていて、少し色が薄くなっているでしょ?」

「これはせとか特徴です。でもその時期が収穫のタイミングなんです。『せとか』栽培農家の多くの方々は、黒いサンテ(ストキング状のもの)を果実にかけて“退色”から守るのですが、ここでは全く行いません。」

「露地での『せとか』栽培では、“退色対策”には、多くの農家さんが悩まされていると思います。そこで黒いサンテをかけて育てるんです。でも、ここはハウス栽培で、ハウス全体を青い網の膜で覆っていて、さらに2重のハウスのビニールが『せとか』の退色から守ってくれるんです。少し退色が出ても、サンテをかけずに太陽の光をいっぱい浴びた方が美味しいせとかに仕上げることができるからなんです。」

「先ほど味見させていただきましたが、今年も最高ですよ!私も自信をもってお客様にお勧めできます!」と言うと、
「笠さんはずっとこの子たちを見てきましたからねぇ。おそらく、私たちの次にせとかのことを知ってるんじゃないですか!」
将輝さんは、自信たっぷりの笑顔で自慢のせとかを手にそう話しました。

「小春農園」さんは、代表の小原正宏さんの長年の経験による卓越した技術と豊富な知識に加え、奥様の美子さんの惜しまぬ手間ひま、さらに大学で柑橘類を専門に学んだ、息子の将輝さんの専門的な知識と管理能力を持つ親子の匠で、まさに“本物”と呼べる様々な農作物を育てています。

「とりわけ果樹栽培は、毎年毎年コンスタントに高品質の果実を育てて、初めて評価されるとたい。」
小原さんの口癖です。
「小春農園」さんは、今年も自信をもってお勧めできる至高の『せとか』を育て上げました。

「FLCパートナーズストア」では、平成28年度も「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』を、ネット独占販売しています。
収穫した中からさらに選び抜いた“極選”の『せとか』を『プリンセスせとか』としての発送のため、数量限定・完全予約制での販売とさせていただいています。
ご注文(ご予約)は、下記「FLCパートナーズストア」のロゴをクリックしてお進みください。
ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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