FLC日記 2016年1月22日(金) 雪のちくもり時々晴れ
「FLCパートナーズストア」では、平成28年度もマンゴーの匠「上野マンゴー園」さんの、樹上完熟アップルマンゴー『煌(きらめき)』をネット独占販売いたします。
今年も6月中旬から8月にかけての販売予定です!
「上野マンゴー園」さんは、熊本で最初にマンゴー栽培を始めました。
今年でなんと21年目を迎えます!!
失敗と成功、苦労と研究を積み重ねて、最高級のマンゴーを育てる、まさに“匠”の農家さんです。
「上野マンゴー園」代表の上野幸伸さんに特別に許可を頂き、現在のマンゴーの栽培ハウスの様子を取材してきました。
こちらが、現在のハウスの中の様子です!
「上野マンゴー園」さんの栽培ハウスは、熊本県合志市(こうしし)にあります。
広い広い連棟建てのビニールハウスでの栽培です。
この時期は、ビニールを2重にはって寒さ対策を施してありました。
これは、9月中旬のハウスの様子です。
「上野マンゴー園」さんのマンゴーの収穫時期は、毎年変わらず6月から8月いっぱい位までです。
収穫を終えると、こうしてハウスのビニールをすべてはぎ取ってしまいます。
マンゴーの果樹たちに、風を通し、しっかり太陽の光を浴びさせるのです。
しかし昨年は、8月24日にはビニールをはいでしまいました。
それは、8月25日に熊本県に上陸した台風15号の被害を防ぐためです。
台風一過のマンゴー園に上野幸伸さんを訪ねました。
「ビニールば全部はぎきっとたけん、何とかハウスは守られたばってん、本当なら収穫を待つばかりのマンゴーの果実は全てパーたい!笠さんとこの予約ばもらっとた方は断らんとしょんなかけん、ほんと申し訳なかったなぁ・・・。」
本来なら8月末くらいまでは、マンゴーの収穫を行っていました。
こだわりの樹上完熟マンゴーで、ネットをかけ自然とマンゴーが落ちるのを待ち出荷するのです。
「上野マンゴー園」さんの『樹上完熟マンゴー』は、弊社の大人気商品で、昨年も3週間待ちは当たり前となっていました。
台風さえ来なければ、しっかりと受注分を発送予定でしたが・・・
風に飛ばされることなく、唯一残っていたマンゴーも、台風15号の激しい雨風にさらされ、このように出荷はおろか食べることさえできないような状態でした。
台風をはじめ自然の驚異は、作物つくりに大きな影響を及ぼすのです。
しかしそんなことばかりは言ってられません。
上野さんは次の年のマンゴーつくりを始めていたのです。
「最後の収穫は残念だったばってん、9月から始める剪定ば、8月下旬から始めたって思えば良かこつたいね!」上野さんはそう前向きに話し、手際よく作業を行っていました。
そして、剪定した枝葉をすべてハウスから出し片付け、10月中にはハウスの破損の改修を行いました。
真新しいマルチビニールを地面にはり、ハウスのビニールも2重にはって冬支度を整えていたのです。
そして、これから芽吹くマンゴーの花芽とともに、1日たりとも休むこともせず、惜しまぬ手間ひまをかけ至高のマンゴーを育てていきます。
冬の寒さからしっかり守られたマンゴーは、花芽が芽吹き始めていました。
しっかりと成長し、3月上旬からは、マンゴーの花が咲き誇ります。
マンゴーの花を見たことありますか?
ご覧ください!!
これがマンゴーの花ですよ!
1本1本のすべての花が、ひもでつられているのがわかりますか?
マンゴーは小さな花をたくさん咲かせます。
その割に枝が細く、そのままでは折れてしまうのでそうしないために全てひもで吊るすのです。
この写真には、2本の花がありますが、これだけたくさんの花が咲いていても、収穫できるのは、1本の花で1個あれば良い方なのです。
それだけ、至高のマンゴーを育てるのは難しいので、花を1本たりとも無駄にしないように、全ての花を吊るしながら育てるのです。
それらの様子はまた、その時期にきちんと現地取材をしてご紹介することとしましょう!
私は、上野さんのことを敬意を表し“仕事人”と呼んでいます。
マンゴー作りに一切の妥協を許さず、惜しまぬ手間ひまと匠の技で至高のマンゴーを育て上げるからです。
私は、年間を通して「上野マンゴー園」さんのマンゴー栽培を取材しています。
だからこそ、自信をもって「FLCパートナーズストア」でネット独占販売しているのです。
平成28年度の「上野マンゴー園」さんの『樹上完熟マンゴー』にも、ぜひご期待ください!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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