FLC日記 2016年1月2日(土) くもり時々晴れ
「FLCパートナーズストア」では、匠の農家さん「小春農園」さんの、熊本限定栽培品種のデコポン(肥後ポン)『ひのゆたか(肥の豊)』をネット独占販売しています。
『ひのゆたか』は、収穫後の追熟を必要としない特別なデコポンです。

生産者の「小春農園」さんが、大切に育て上げ収穫した『ひのゆたか』から、選びに選び抜いた“極選”のデコポンをお届けします。

デコポンは、数ある柑橘類の中で、糖度と酸味のバランスの良さから、“柑橘王”と称されています。
「デコポン」と言う名称は、熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標です。
そのかわいらしい独特な“デコ”がある形状から名づけられたものです。
熊本果実連では、糖度13度以上、酸味1.0~1.2のものだけを、『デコポン』として出荷しています。
※「デコポン」は熊本果実連の商標登録のため「FLCパートナーズストア」では、『肥後ポン』での販売となります。

一般的にデコポンとは、『不知火(しらぬい)』という品種のことを称しています。
こちらが、「小春農園」さんが育てる『不知火』ですが、私には果実の見た目でその違いを判断することはできません。

『不知火』は、収穫してすぐには、酸がきつすぎて美味しく食べることができないため、12月か1月の収穫後、一定期間の追熟を要します。
もちろん「小春農園」さんの『不知火』も追熟をして出荷されます。

「小春農園」さんでは、1月上旬に収穫した『不知火』を、土壁の“蔵”で追熟させ、3月下旬または4月上旬より出荷します。
昔ながらの、土壁の“蔵”は、年間を通して室温の変化があまりありません。

収穫した中から、キズ1つないものだけを“蔵”の中で追熟させるので、出荷の際もこの美しさです!!
「FLCパートナーズストア」では、眠りから覚めた柑橘王『蔵出し完熟肥後ポン』として、もちろん今年も販売いたします。

『不知火』については、またあらためて、後日詳しくご紹介するとして、『ひのゆたか』のお話に戻しましょう。
ここは、熊本県山鹿市鹿北町にある匠の農家さん、「小春農園」さんのデコポンの栽培ハウスです。
ハウスと言えども、ボイラーを焚き加温して育てるのではなく、あくまで雨風や病気、害虫から大切な『デコポン』を守るためのものです。

「小春農園」さんでは、1玉1玉の『デコポン』を、こうして全てひもで吊るしながら育てます。
1玉300g以上ととても大きな果実となるデコポンが、成長の過程で枝が折れるのを防ぐためです。
ハウスは、ビニールの開閉で温度を調節するため、風が吹き込むこともあり、デコポンの果実が揺れて果皮にキズが付かないようにすることが最大の目的です。

玉吊り作業は、まだデコポンがゴルフボールほどの大きさの時期の7月、8月の暑いさなかに行われる過酷な手作業です。
デコポンの匠は、惜しまぬ手間ひまをかけ、丁寧に丁寧に育てるのです。

「小春農園」代表の小原正宏さんです。
「この暑い中大変ですね!」と声をかけると、
「そうねぇ・・・。ばってん、この作業一つ一つが、1月には良かぁ~デコポンになると思うと楽しかばい!」と笑顔絵で答えてくれました。

私は、弊社で販売する商品の全ての作付地に伺い、収穫の様子はもちろん、その成長の過程や、こうした惜しまぬ手間ひまなどを年間を通して取材しこのブログで紹介しています。

「小春農園」さんでは、代表の小原さんと奥様の美子さん、そして、息子さんで専務の将輝さんが中心となって、様々な“本物”と呼べる農作物を育てています。

本日ご紹介している『デコポン』の他には、現在は、清流の里の『原木しいたけ』を、好評発売中です。
完全無農薬・無化学肥料の自然に最も近い形で育てられた『原木しいたけ』は、森の旨みを詰め込んだ絶品です。
その他にも、究極の柑橘『せとか』、幻の白い『長生たけのこ』、『山あいの南高梅(青梅・完熟梅)』、『乾燥しいたけ』、『干したけのこ』、山あいの『甘熟いちじく』、『ザ・みかん』などすべてがm、ネット独占販売する「FLCパートナーズストア」の看板商品となっています。

「小春農園」専務の小原正樹さんは、大学で専門的にデコポン栽培を学びました。
しかも、その学んだ先生は、樹上完熟デコポン『ひのゆたか(肥の豊)』の開発者というから驚きです!!

10月上旬の様子です。
「デコポンは、この時期までに果実の肥大がほぼ終わり、こうして果皮の色が抜けてくるんです。それから、しっかりと色づいてきます。これから、約1か月半で収穫を迎えますが、それまでの期間の温度管理水管理が美味しいデコポンになるのかの最後の仕上げなので、しっかりと育てていきますよ。」

「小春農園」さんでは、デコポンの果樹に通し番号を付けて徹底管理しています。
収穫前に、その1本1本すべてのデータを取り、果実の糖度と酸味のバランスを調べます。

この広い広い栽培ハウスでは、育つ場所や果樹の特性によって、同じように育てても収穫のベストの時期が異なるのです。
データをもとに、糖度と酸味のベストバランスの『ひのゆたか』を収穫し、出荷していくのです。

「『デコポン』は糖度が13度以上、酸味が1.0~1.2と言うベストバランスでこそ美味しいフルーツです。
しかし、お好みで甘みが強い方がよければ、少し追熟させてください。
追熟させることで、甘さが引き立つ味わいになります。

「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』は、その見た目の美しさ、甘さと酸味のベストバランスの美味さにおいて、まさに“本物”と呼べる逸品です。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「小春農園」さんの“柑橘王”ことデコポン(肥後ポン)をネット独占販売しています。

「FLCパートナーズストア」のリピート率がナンバー1の大人気で、弊社の看板商品と呼べる逸品です!!
毎回、出荷数を決めて、数量限定、完全予約制で販売中です。
熊本限定栽培品種のデコポン『ひのゆたか』の樹上完熟の芳醇な香りとみずみずしさ、そして黄金比ともいえる糖度と酸味のベストバランスをぜひご堪能ください。
ご注文(ご予約)は、下記「FLCパートナーズストア」のホームページより!!
ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら

『FLC日記』は「にほんブログ村」のランキングサイトに参加してます。
下のバナーをクリックして、ランキングアップにぜひご協力下さい。
よろしくお願いします。
スーパー・青果店情報をチェック!
