FLC日記 2015年12月2日(水) くもりのち雨
「FLCパートナーズストア」では、「小春農園」さんの晩生(おくて)みかん『青島』、『金峰』の販売をスタートしました。
ネット独占販売している「FLCパートナーズストア」の大人気商品!!
年内の出荷は、3回のみの数量限定販売です。
「小春農園」さんでは、生産したみかんを『ザ・みかん』と称し販売しています。
全く飾らずみかんそのものの本当の美味さを楽しんでいただきたく命名された名前なのです。
とりわけ、『ザ・みかん』の中でも、晩生みかん『青島』、『金峰』は、味の濃さが大好評!!
みかんの旨みやコク、美味しさをギュッと閉じ込められた果実はお子様からご年配の方まで幅広い層に支持されています。
『ザ・みかん』のM・Lサイズと2Lサイズの2パターンを、それぞれ2kg入り(袋)、5kg入り(箱)、10kg入り(箱)での販売で、大変リピート率の高い「FLCパートナーズストア」の人気商品です。
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「FLCパートナーズストア」
『ザ・みかん』
晩生みかんの収穫作業を、現地取材してきました。
取材に伺った昨日は、雲一つないご覧の青空!
取材をもとに、「小春農園」さんの『ザ・みかん』の人気の秘密やこだわりも含めご紹介いたします。
「小春農園」さんの『ザ・みかん』は、熊本県山鹿市鹿北町にある、陽のあたる山の斜面を利用してた壮大なみかん畑で育てられています。
みかん畑と言うよりも、“みかん山”と言う方がピッタリかもしれません。
雄大な大自然の中、美しく澄んだ空気と、太陽・大地の恵み、そして「小春農園」さんのたくさんの愛情により、大切に育てられた『ザ・みかん』が収穫の時を迎えました。
私がうかがった時にはすでに、パチン!パチン!と心地よいハサミの音と共に収穫作業が行われていました。
多くのみかん農家さんは、果樹園全体にマルチビニールを敷き、果樹に水分を極力与えずに甘いみかんを育てようとしますが、「小春農園」さんはその方法を採用していません。
これは、10月上旬の写真です。
私は、年間を通してこうして現地取材をしてきました。
小春農園さんでは、自由に水分を与えています。
また、“草生栽培”といって、雑草をあえて伸ばし地面の乾燥を防ぎながら、時期を見て草刈りしてそのまま有機肥料としています。
この広い広いみかん山を、手作業で草刈りするのですから、途方もない労力を要します。
刈り取ったその雑草の有機肥料だけではなく、ペレット状の有機肥料を与えています。これは、海草や魚粉、カニガラなどを菌によって発酵させ作られたもので、とても発根がよくなります。農家さんによっては、水分の摂取を抑制するため、根っこを伸ばさないようにする、認可されたホルモン剤ではありますが、ホルモン剤を投与する方法もとられているようです。
「小春農園」さんでは、全く逆の方法でみかんを育てています。
しっかりと根がはり、水を十分に与え、有機肥料で作り上げた土で育つ元気なみかんの果樹は、5月中旬頃、このようにたくさんの花を咲かせます。
それらは、そのまま自由に着果させて、たくさんのみかんの果実が育ちます。
水を与えずに甘いみかんを育てるのではなく、たくさん果実を実らせることで、果樹の水分が足りない状態を作り、甘くて味の濃い美味しいみかんを育てているのです。
「小春農園」さんでは、みかんの果樹が「水分がない!」と言うストレスで、果実を甘くさせるのではなく、「水が足りないからもっと頑張ろう!」と言う、みかんの果樹の本来の姿を利用して、甘くて美味しいみかんを育てているのです。
8月下旬から、たくさん実らせているみかんたちを、3分の1までに摘果します。
「小春農園」代表の小原正宏さんと息子さんで専務の将輝さんが、匠の技で摘果作業を行っています。
「この時期まで、「水が足りない!」って頑張らせるでしょ?そして、こうして摘果することで、残されたみかんが、大きく成長し、ギュッとうま味も甘さも閉じ込めるることができるとたい。」と小原さんがその時話してくれました。
すべてのみかんの品種を、一気に摘果作業をして栽培するのではありません。
本日紹介している晩生みかんの『金峰』や『青島』は、むしろ摘果を行いません。
収穫時期が遅い晩生みかんは、果実が大きく成長します。
その上、摘果をすればさらに大きなみかんになってしまうからです。
その分、しっかり数をなりこませて、味も大きさもしっかりと作り上げるのです。
そして晩生みかんの収穫初日の朝、こうして栽培地に伺うと、小原さんがこの笑顔で迎えてくれました。
「今年も良かみかんの出来たばい!」と小原さん。
「こうしてしっかり実ったみかん達ば見上げると、『今が収穫のベストの時期だよ!』って教えてくれてるみたいたいね!収穫して最低でも10日くらいは追熟させて出荷するけん、晩生は12月11日頃からの出荷になるばい!」
「今年もしっかりと、カルシウムを散布されたんですね!」
葉っぱや果実に付着している白い粉を見て私がそう言うと、
「おぉ!笠さんも毎年こうして取材に来よるとだいぶわかってきたねぇ~(笑)」と小原さん。
リンゴやミカンと言った果実を生産する農家さんの多くは、収穫後の果実の鮮度を保つため、樹上でカルシウム剤を散布します。
みかんの場合は、カルシウム剤を散布することで、浮き皮(果実と果皮の間に空洞ができること)を避け、美味しいみかんに育てることができます。
もちろん、食品としても認められている「カルシウム」なので、食しても全く問題ありません。
出荷の際に回転するブラシにかけるだけで簡単に落ちます。
みかんのヘタの部分やくぼみなどに残る場合もありますが、カルシウム自体全く害はないので、そのまま出荷します。
水も十分に与え、有機肥料で育った「小春農園」さんのみかんの果樹は、清らかな水、安全で力強い土、大自然の中の太陽の光、それに惜しまぬ手間ひまでしっかりと美味しいみかんに育ちました。
「小春農園」さんの『ザ・みかん』は、みかんが本来持つ果皮のワックス層もしっかりしているので、ただブラシをかけるだけで果皮もとてもきれいなみかんなのです。
収穫の様子の取材を終え帰ろうとしていた私を、将輝さんが追いかけてきました。
「笠さん!ちゃんと食べて味を知っとかないとお客様にお伝えできませんよ!!」
そう言って、採りたてのみかんを持ってきてくれたのです。
「ハハハッ!確かにそうですね!100%信頼しているので、試食と言う気持ちが全くありませんでした(笑)。では、果皮にカルシウムがついたままのこのみかんを一緒に食べましょうよ!」
そう言って、将輝さんと二人で試食しました。
感想は言うまでもなく、私が毎年楽しみにしていたあの味でした!
さわやかな酸味と甘さが、みかんの濃い味となって口いっぱいに広がりました。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「小春農園」さんの匠が育てた『ザ・みかん』をネット独占販売しています。
大変リピート率の高い「FLCパートナーズストア」の人気商品です。
みかんが持つ本来の力を信じ、元気な果樹と匠の技で育てられた『ザ・みかん』です。
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FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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