FLC日記 2015年11月7日(土) くもりのち雨
今年も、「FLCパートナーズストア」が誇る、3人の匠に育て上げられた、平成27年度の熊本の“新米”を好評販売中です!!
美味しいお米を全国へ向け日々発送しています!!
こだわりの契約農家さんが育てたお米で、いずれも、「FLCパートナーズストア」がネット独占販売する、ここでしか買えない大変貴重なお米ですよ。
●七城米 長尾さんのこだわりのお米
●砂田のれんげ米
●菊池水源棚田米
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FLCパートナーズストア
『熊本の美味しいお米』
この新米の時期、炊き立てのホカホカご飯は、私にとって何よりのごちそうです。
ご飯をメインにおかずを食べる!と言った感じになっちゃいます!(笑)
本日は、「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売している3人の匠のこだわりの米をご紹介します。
どこが違うの?
どこの誰が作ってるの?
どうやって育てられてるの?
その疑問に全部お答えしますよ!
美味しいお米を育てるためのポイントとしてあげられるのが、お米が育つ“土(田んぼ)”、新鮮で豊富な“水”、そして、作り出す農家さんの思い=“手間ひま”です。
もちろんそれらに加え、太陽の光・気温・台風などの気象条件などもお米の良し悪しを大きく左右します。
そんな中、私がご紹介する、「熊本のお米」は、おかげ様で今年も大変おいしいお米に育ちました。
私は、何年もの間それらのお米の育つ現地に年間を通して取材に伺い、その育つ様、惜しまぬ手間ひまを見てきました。
苗床から田植え、稲の成長や花の咲く様子、穂が実り頭を垂れ、稲刈りまでその全てです。
そこで、今年の様子を中心に、“手間ひま”、“土”、“水”のそれぞれこだわりを持った、3人の米作りの“匠”のお米をご紹介します。
まずは、“惜しまぬ手間ひま”にこだわる匠が育てた『七城米 長尾さんのこだわりのお米』です。
『七城米 長尾さんのこだわりのお米』
生産地:熊本県菊池市七城町
生産者:「長尾農園」さん
熊本県菊池市七城町は、日本有数の米どころです。
平成25年度、「七城のお米(ひのひかり)」は、日本穀物検査協定が行う、食味ランキングで7年連続9回目の、最高評価『特A』を獲得しました。
同じ七城町でも、農家さんによってお米の育て方は様々です。
こちらは「長尾農園」さんの稲刈り時の田んぼの様子です。
私は、「長尾農園」さんの田んぼを、敬意を表し“美しすぎる田んぼ”と称しています。
“美しすぎる田んぼ”で育てられた粒ぞろいのお米に惚れこみ、私は2年がかりで口説き落とし弊社でネット独占販売をしています。
稲の成長が本当に均一で、徹底して手をかけてきた“美しすぎる田んぼ”は、ばらつきのないお米を育てます。
5月の苗床の準備の様子です。
「長尾農園」の長尾千行さんとも子さんの仲良し夫婦が、「地ならしペタペタ」と呼んでいる作業をしています。
苗床の稲の発芽、及び成長が均等にできるように、苗床をきれいにならす一手間かけてこだわりの苗床を作っています。
真っ平らにならした苗床で育った苗たちは、皆一様に発芽し成長しました。
「長尾農園」さんは、苗床だって美しい!“美しすぎる苗床”なのです。
田んぼ1枚の稲たちが、同じように育つために、最初の苗床から徹底的に手をかけて育てるのです。
最初のスタートを、「ヨーイ、ドン!!」で切った苗たちは、見事にそろって成長していきます。
これは、7月下旬の田んぼの様子です。
まるで、1株の苗をコピーして貼ったかのような写真でしょ?
これぞ、“美しすぎる田んぼ”なのです。
平成27年度も、仲良しご夫婦が徹底的に手をかけて育て上げたお米は、最高の出来になっています。
ばらつきなく育てられたお米は、甘味が強く、ふっくらとして、お米の香りも際立つ最高のお米です。
『七城米 長尾さんのこだわりのお米』は、“店長一押しのお米”です。
次に、“土”にこだわる匠が育てた『砂田のれんげ米』です。
『砂田のれんげ米』
生産地:熊本県菊池市七城町砂田
生産者:野中逸雄さん
熊本県菊池市七城町にある砂田地区で育つお米『砂田米』は、江戸時代から旨いお米の代名詞として使われ、“天下第一の米”と称されて将軍家や皇室への献上米としての歴史があります。
同じ「砂田地区」でも、お米の育て方は、農家さんによって10人10色です。
お米の裏作に麦を栽培したり、右の田んぼでは家畜用の牧草を育てています。
しかし、野中さんは美味しいお米を育てるためだけに田んぼを使用し、たとえコストや労力がかかっても、毎年「れんげ」を緑肥として使用し、元気な土で『砂田のれんげ米』を育るのです。
4月下旬から5月上旬にかけて、野中さんの田んぼは「れんげ」の花が満開です。
その光景だけを見た方は、けっして、ここでお米が育てられるとは思えません。
れんげの花が咲き終わる、5月中旬、その「れんげ」は、田んぼの肥料とするために育てられた「緑肥」となります。
れんげは、花も葉も、茎も根も全て田んぼに鋤き込まれ、お米が育つ肥料となるのです。
れんげは、美味しいお米を育てるためだけに、種を蒔き育て、田んぼに鋤き込むのです。
私は毎年、稲刈りの際に同じ質問を野中さんに繰り返しています。
「どうして“れんげ”にこだわりお米を育てるのですか?」
「そぎゃんた、簡単なこつたい!俺が、より美味か米ば食おごたるけんたい!(笑)」
野中さんのお米は、以前は熊本市内の有名百貨店に『砂田のれんげ米』として卸していました。
しかし、現在は、自分や家族、親せきや知人のためにお米を育てています。
「なんさま(とにかく)俺が食のに、「うまか!」と思える米ば作ろうと思って、コストや手間ひまのかかったっちゃれんげにこだわり続けよるとたい。」
“れんげを使った土”にこだわる匠が育てるお米、『砂田米 野中さんこだわりれんげ米』を、私は「ご飯がごちそうになるお米」と呼んでいます。
今年(平成27年度)も、この笑顔でおススメできる、自慢のお米ができました。
最後に、“水”にこだわる匠が育てた『菊池水源棚田米』です。
『菊池水源棚田米』
生産地:熊本県菊池市菊池水源
生産者:後藤武臣さん
熊本県を横断し、有明海へと流れる、1級河川「菊池川」の源流、菊池水源の新鮮で豊富な水が最初に流れ込むのが「菊池水源」なのです。
文字通り、水の源(みなもと)、菊池水源の棚田で、そのお米は作られました。
しかし、水の源であるがゆえに、ここには平らで四角い田んぼはありません。
後藤さんの田んぼは、どれも曲がりくねった棚田なのです。
棚田での米作りは、通常の田んぼの5倍とも10倍とも言われるほど手がかかります。
これは、6月の田植えの様子です。
田植えは、その曲がりくねった田んぼを、まるでパズルのようにしっかりと工夫しながら、すべての面を埋めるように行われます。
また、田んぼと田んぼの間は、あぜ道ではなく、土手になっていて、その土手を草刈りするだけでも、かなりの重労働です。
「お米の命は“水”たいね。この菊池水源の水は、名水百選にも選ばれた菊池川の源流の水たいね!この良か~ぁ水のあるけん、どぎゃん手のかかろうが、俺はこの棚田で米ば育てよるとたい!」
8月25日、熊本県に大型地風15号が上陸しました。
その直後に、後藤さんの棚田をたずねると、下から2段目の稲の様子が少し変でした。
その場所で、つむじ風のようなものがおき、稲が四方に倒れていたのです。
そしてそこには、近隣の杉林から飛んできた杉の枝が落ちていました。
ちょうど稲が花をさKせていたころでしたが、むしろその時期でよかったようです。
後藤さんは田んぼに落ちている杉の枝をすべて取り除いていました。
稲刈り時の写真です。
そのエリアだけ、稲が極端な形で倒れています。
一定方向に倒れたのではなく、明らかにここで風が巻いたような感じです。
もちろん、収穫できるきちんと実ったお米なので、お米自体は問題はありません。
後藤さんはあえてこの倒れた稲のある田んぼの稲刈りの時に取材に来るようにと私にいました。
「今年も、ほんに良くでけよったばってんなぁ・・・。そこだけたい!その真ん中の一角だけが、あぎゃんして倒れてしもうたとたい。ここまで来てからのことだけん、米に影響はなかばってん、この田んぼの分だけは、別にしようと思うとたい。」
「この田んぼば見てみなっせ!美しかでしょうが!2枚目の田んぼの米も悪くはなかばってん、ベストじゃなかたいね。笠さんがとこに出すとは、俺が作ったベストの米しか出さんけん、安心して売って良かばい。」
肥後もっこす(頑固者)の後藤さんならではのこだわりです。
『菊池水源棚田米』は、菊池水源の清らかな水と、後藤さんの愛情たっぷりに育て上げられたお米です。
もっちりとした食感とお米本来の甘みが大好評です。
後藤さんの自慢の『菊池水源棚田米』をぜひご賞味下さい。
「FLCパートナーズストア」では、平成27年度の「熊本の美味しいお米(新米)」を好評発売中です。
『七城米(長尾さんちのお米)ひのひかり』
『砂田のれんげ米』
『菊池水源棚田米』
いずれも、「FLCパートナーズストア」のネット独占販売のお米です。
今年も、完売が予想される数量限定商品です。
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FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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