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熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1

FLC日記 2015年9月21日(月) 晴れ
「苗床で育てた熊本イチゴ『さがほのか』の苗を、これから成長し果実を実らせるための栽培ハウスに定植するんです。1苗1苗元気に育て!と言う思いを込めながら・・・。」
熊本イチゴ『さがほのか』生産農家の、杉本一博さんがそうお話しいただきながら、とても丁寧に定植作業をしていました。
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熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_18312186.jpgここは、熊本県山鹿市にある、「杉本農園」さんの高級いちご『さがほのか』の栽培ハウスです。
連棟建てのハウスはとにかく広い!!
朝早くから、約20名の方々で熊本イチゴ『さがほのか』の定植作業が行われています。
私も、お手伝いする気満々で伺いましたが、もうすでに定植作業は終盤を迎えていました。
熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_18525743.jpg
「FLCパートナーズストア」では、イチゴ一筋16年、イチゴの匠「杉本農園」さんの、高級いちご『さがほのか』をネット独占販売しています。
11月下旬または12月上旬からの販売予定です。

熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_18582386.jpg『さがほのか』は、美味しさとその形状で高級イチゴとしての地位を確立しています。
まずは、そのイチゴらしい形状とあざやかな鮮紅色の果皮が特徴です。
また、他のイチゴに比べ芳醇な甘い香りが多くの方をひきつけます。
フレッシュな『さがほのか』は、もちろん生食でも、ケーキに使ったり、お菓子に加工しても美味しいのでとても人気の高いイチゴです。

熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_1922322.jpg昨日の定植作業から、10日ほど前のハウスの様子です。
有機肥料をふんだんに与えた元気な土がありました。
定植までにきちんと畝(うね)をたて、準備を進めます。

熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_1955925.jpg同日、「杉本農園」さんのイチゴの苗床に無取材に伺いました。
苗床とは、定植するまでの期間、一斉管理をするために苗を育てる場所です。
イチゴは多年生の植物で、ランナーと呼ばれるツル伸ばし、そこに新しい株ができて増えていくのです。
そうして増やした苗を、定植するために準備作業が行われていました。

熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_1914051.jpg「杉本農園」さんは、イチゴ一筋16年の、匠と呼べる農家さんです。
杉本憲治さん、洋子さんご夫婦の長年培ってきた経験と技術、さらには、イチゴ作りを専門的に大学で学んだ息子の一博さんとで、最高級のイチゴを育てています。
「もうすぐ手移植ですよね!いよいよ本格的なイチゴ栽培のスタートですね!」と声をかけると、

熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_1922024.jpg「ハハハッ!まぁ、そう言えばそうかもしれんけど、イチゴ作りは1年中大事とばい。収穫を終えても、夏の間にこうして元気な苗を作ることを始めるけん、もちろん休む暇はないし、どの時期もとっても大事な作業ばしよるとたいね。」と憲治さん。

熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_19251392.jpg「7月中旬ころだったろ?苗床に取材に来たでしょ?その時は親株からランナーを伸ばして、新しい株を作りよったたい。その子株が今年収穫するための株になるとたい。」

熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_19273624.jpgこれらはその7月中旬の苗床の様子です。
親株から伸びたランナーと呼ばれる茎で、子株が一人前に育つまでは、親株から栄養分を子株に与えていました。

熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_19345980.jpgそして、定植前の9月中旬に子株と親株をつないでいたランナーを切り、一人前に育った子株を定植するのです。
「もう、立派に育っとるけん、いよいよこの子らは自分の力で生きていかにゃんとたいね。」と賢治さん。

熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_19391947.jpg「ランナーは、まだ先にも伸びてさらに新しい株を作っていますね!さながら孫株って感じなのですか?」とまた尋ねると、
「そうじゃないかな。例えるなら、長男、次男ってとこだろね!もちろん、次男の株も立派にひとり立ちさせていくばい。」

熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_1952309.jpg「親株たちはどうするんですか?」と言うと、ちょうどそこに奥さまの洋子さんが親株を集めて運んでいました。
「これらは私が夏に見せていただいた、親株たちですよね。親株にはイチゴはできないのですか?」とさらに尋ねる私に、

熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_19555262.jpg「そこたいね!イチゴは親株からもできるよ。でも、イチゴができるということと、美味しいイチゴを育てるってことは別でしょ?新しい株からじゃないとやっぱりおいしいイチゴはできんとたい。この子株たちをしっかり育てて、美味しいイチゴを育てることが俺の仕事たい!」
作業を続けながらそう話す憲治さんは、なんだかとてもかっこよく見えました。

熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_200546.jpgイチゴは、本来春に果実を実らせる植物です。
準備した苗をこれからハウスに定植して、匠の温度管理、水管理で11月から春先まで随時出荷ができるように育てていきます。
イチゴ栽培は、年間を通して行われています。
私たちが口にするイチゴは、年間を通したこうした匠のたゆまぬ努力で作らているのです。

熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_20101120.jpgそして昨日、「杉本農園」さんは、イチゴの定植作業を行いました。
匠の手で、夏の間しっかりと育てられた苗たちが、これから元気に成長していくステージを迎えています。
少々長くなりましたので、定植作業の様子は、また後日詳しくご紹介いたします。

熊本イチゴ『さがほのか』 苗床から栽培ハウスへ定植!その1_a0254656_20132676.jpg「FLCパートナーズストア」では、今年も「杉本農園」さんの熊本産高級イチゴ『さがほのか』をネット独占販売いたします。
11月下旬より、数量限定販売をスタートし、12月上旬からは本格販売いたします。
これからもその成長の様子や惜しまぬ手間ひま、匠の技などなど、現地取材にてご紹介いたします。
お楽しみに!!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2015-09-21 20:17 | イチゴ | Trackback | Comments(0)
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