FLC日記 2015年7月18日(土) 晴れのち雨(夕立)
株式会社旬援隊の敷地内では、栗の王様『利平栗』を、完全無農薬・完全無化学肥料で育てています。
弊社のネットショップ「FLCパートナーズストア」でネット販売していて、毎年売り切れ必至の大人気商品です!!
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「FLCパートナーズストア」
『自然栽培で育てた利平栗』

『利平栗』は、他の栗に比べ、色は濃いのが特徴です。
さらに、とても大粒で丸みを帯びた形状をしています。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、鬼皮の果頂部にうっすらと毛が生えていて、外観でもすぐにほかの栗と区別することができます。
噛んだ時のあのホクホク感、広がる甘味はたまりません!!

そうなると、やっぱり“栗おこわ”が最高です!!
生産者ならではの、こんなにもたくさん『利平栗』が入った贅沢な栗おこわは、秋の楽しみの一つです。

『利平栗』は、1粒が大きくても、イガの中にはたった1粒だけしか入っていないことも多く、生産効率が悪いため栽培している農家さんも年々減少しているようです。
そのため、「幻の栗」と言われることも増えてきました。
果皮がとても固く、剥きにくいため、加工用としては使用されず、業務用として出荷してもむしろ通常の栗より安かったりもするのです。

今年も、順調に『利平栗』が育っていますよ!
これは、7月上旬に撮影したもので、このころやっと栗らしくなってきます。
ここは、熊本県菊池市、菊池水源の山奥にある、株式会社旬援隊の敷地内です。

これが本社社屋です。
私は、この自然豊かな菊池水源の山奥で、自給自足の生活を目指しながら、ネットショップ「FLCパートナーズストア」で、匠の農家さんが育てた“本物”と呼べる食材を販売しています。

ここで生産している作物も、オリジナルブランド商品として販売しています。
これは、『利平栗』と同じく、無農薬・無化学肥料で育てた『水源キウイ』です。
キウイは冬のフルーツです。
収穫は、11月下旬から12月上旬!
現在、順調に育っていますよ。
その様子はまた後日ご紹介いたします。

オリジナルブランド商品として、忘れてはならないのが、この『烏骨鶏のタマゴ』です。
市販のタマゴより一回り小さいのですが、すごく栄養価が高いんです。
古来中国では、食することで、「不老不死」になると言われ、大変重宝されていました。

「烏骨鶏(うこっけい)」は、ニワトリによく似た鳥です。
羽が黒い烏骨鶏もいるのですが、ここでは白い羽の烏骨鶏のみを飼っています。
「え?こんなにいるの?」とお思いでしょうが、『烏骨鶏』は、ニワトリの様に毎日タマゴを産みません。

昼間は自由に庭に出て、草をついばんだりしながらのびのびと暮らしています。
1羽の雌鶏が1年間で産むタマゴは、40個ほど!
ですから、大変貴重なものなので、「FLCパートナーズストア」でも売り切れのことが多くなっています。

販売中となっていたら大チャンスです!
6個入り、1080円で販売中です。
現在は、昨年冬に生まれたヒナたちがタマゴを産むようになり、若干余裕があります。
ぜひこの機会にお買い求めください!!
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「FLCパートナーズストア」
『烏骨鶏のタマゴ』

さて、ここで栽培している『利平栗』に話を戻しましょう!
何度も申しますが、ここでは『利平栗』をはじめ、全ての作物を無農薬・無化学肥料で栽培しています。
ですから葉っぱはご覧の虫食いだらけです!(笑)
無農薬・無化学肥料で作物を作っているのには、きちんと理由があるのです。

弊社の敷地は、有機抹茶の茶畑と隣接しています。
これは、5月下旬か6月上旬に行われる、有機抹茶の原料となる碾茶の茶摘みの様子です。
ここで摘まれたお茶をもとに、熊本県菊池水源の有機抹茶『雲上の白』が製造されます。
有機栽培をするには、農薬・化学肥料の厳しい基準があり、もしそのようなものが検出されると、その茶畑は3年間は有機栽培として認められません。

茶畑は、弊社の畑や栗林と隣接しています。
もし、私が農薬や化学肥料を使用して、お茶に影響が出たら大変なので、有機栽培に協力して、私も一子の農薬・化学肥料を使用せずに作物を育てているということなのです。

これは、先日(7月12日)にここで収穫した『桃』です。
もちろん無農薬栽培です。
美味しそうでしょ?
いやこれが、実際本当に美味しかったんです。
ただ、これらはきれいな桃だけを撮影したものなんです。

実際は、この用にキズがあったり、虫がかじって変形していたりなどの桃ばかり!
もちろん、私が食べる分には全く問題ないので、全部美味しく頂いちゃいましたけどね!
桃や他の果実はまだ生産量が少なく、商品としての販売はしていません。

『利平栗』や『水源キウイ』は、多く生産しているので、その中から選び抜いたものだけを、商品として出荷しています。
桃などと違い、割と害虫や病気の害が出にくいのも商品としてできている理由です。

農薬や化学肥料を使わない分、しっかりと手をかけて育てています。
冬にはきちんと枯れ枝を落とし剪定をして、風通しを良くして、害虫や病気にかかりにくいようにします。
肥料は、烏骨鶏の鶏糞や堆肥といった有機肥料を与えています。

8月上旬になると、栗の“生理落果”がはじまります。
生理落果とは、風や病害虫など果実の外側からの原因により落果するのではなく、果実側の原因によって落果してしまうというものです。
栗の果実は、果実ができない不受精のイガでも、ある程度までは成長します。
そしてこの時期、栗の果樹が自ら判断して、不受精の果実を落とすのです。

8月の生理落下が終わると、栗の実は一気に成長していきます。
そして、9月中旬頃よりいよいよ収穫(栗拾い)です。
『利平栗』は、やはり美味しさが違うので、ここに生息する野生動物(特にイノシシ)が放っておきません。
『利平栗』と他の栗が落ちていると、イノシシは決まって『利平栗』だけを食べるんです。

「FLCパートナーズストア」の自然栽培で育てた『利平栗』は大変人気が高く、今年もすでにたくさんのご予約を頂戴しています。
今年は、しっかりと何らかのイノシシ対策をとり、収量を確保したいと思っています。
安全・安心な美味しい『利平栗』を育てあげます。
今年もぜひ楽しみにしていてください!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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