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砂田米 田植え取材2015 今年もれんげと稲ワラだけで育てるばい!!その2(種まき~田植え)

FLC日記 2015年6月25日(木) くもりのち時々雨
「今年も、ピシャッと土ば作ってきたけん、こぎゃんこまか(小さい)苗も、しっかり分げつして、秋には立派な穂の実るばい!そのためには、その間の管理もしっかりせにゃんばってんね!(笑)」
熊本県菊池市七城町砂田の野中逸雄さんの田んぼに伺いました。
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まだ、田んぼに植えられたばかりの幼い苗ですが、とても気持ちよさそうにのびのびとしてるように見えました。

a0254656_17214442.jpg野中さんは、毎年決まって6月20日過ぎに田植えをします。
数ヵ所ある田んぼの、これはご自宅のすぐ横の田んぼです。
今年もその様子を取材に行ってきました。
昨日に続き、田植えまでの様子をご紹介します。

a0254656_17265316.jpg熊本県菊池市七城町は、日本でも有数の米どころです。
平成25年度の「七城のこめ」は、日本穀物検査協定が行う、食品ランキングで『特A』を獲得しました。なんと、6年連続8回目です。
江戸時代から旨いお米の代名詞と言われた熊本県七城町砂田のお米、『砂田米』!“天下第一の米”と称されて将軍家や皇室への献上米としての歴史があります。

a0254656_17284856.jpgその七城町砂田で、野中逸雄さんは、れんげを有機肥料として育てた、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』を生産しています。
「FLCパートナーズストア」では、今年も『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』をネット独占販売いたします。

a0254656_17334138.jpg『れんげ米』とは、収穫(稲刈り)を終えた田んぼに、れんげの種を蒔き育て、それを緑肥(有機肥料)として育てたお米のことです。
レンゲは、花が咲き終わる5月上旬、その花も葉も根も茎も全て田んぼに鋤き込み、美味しいお米を育てるための肥料とします。
野中さんは、その変わらぬ制法で、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』を作り続けています。

a0254656_17474076.jpg4月上旬の野中さんの「苗床(なえどこ)」の様子です。
レンゲの花が咲き始めていました。
苗床とは、お米の種(籾)を蒔いたトレーを、田植えまで育てる場所のことです。

a0254656_17524424.jpg6月中旬の苗床の様子です。
ここで、稲の苗たちは田植えまでこうして集中管理をして育てられます。
この時期は、あえて水を抜き、苗たちを鍛える時期です。
そうすることで、苗たちは水を求め強い根を伸ばすのです。
私は、年間をとして、野中さんの田んぼの様子や惜しまぬ手間ひまを現地取材しています。
昨日のブログで、れんげの鋤き込み作業までを紹介しましたので、本日は種まきから田植えまでを紹介します。

a0254656_17593132.jpgこちらが、田植えの1ヶ月ほど前に行われる、種まきの様子です。
種まき専用の機材を使いながら行います。
土、籾、土と3層にしながら種まきをし、トレーの上に種を蒔いていくのです。

a0254656_1855385.jpgまずはトレーに一番底となる細かい土を敷いていきます。
とても手際よく、一定量の土が次々にトレーに入れて行かれました。

a0254656_187418.jpgこちらがお米の種、「籾」です。
私たちが普段食べるお米は、この籾の状態から殻をとる“もみすり”を行い、白米の場合はさらに制したものを食べています。
タネの殻を外すと発芽しませんので、お米も同様に籾の状態で種を蒔くのです。

a0254656_1817652.jpg下土を入れたトレーをセットし、ハンドルを回すと一定量の籾がトレーの上に落ちてきます。
これが3層の真ん中の籾の部分です。

a0254656_18185383.jpgその上に、一番上に乗せる上土を均等にかぶせて、種まきの終了です。
これが、1枚や2枚のことならそうたいしたこともないのですが、とんでもない数を繰り返さねばなりません。

a0254656_18203456.jpg軽トラックには、すでに種まきを終えたたくさんのトレーが積まれていました。
これらを、苗床に運びきれいに配置し、田植えまでの間、苗を育てるのです。

a0254656_18284675.jpg苗床に移り、種まきを終えたトレーを並べ始めました。
野中さんと息子さんの賢吾さんがピッタリと息の合った作業ぶりを見せてくれました。

a0254656_18305132.jpg野中さんは、苗床作りの作業率を上げるため、水を入れた苗床にトレーを並べるのではなく、乾いた土で作業を終わらせ、その後に水を入れます。

a0254656_1833236.jpg全てのトレーを苗床に並べ終わると、次に白い保護シートを乗せ、風で飛ばないようにこうして土をよせていきます。
白いシートは、保温と野鳥から籾を守るためです。

a0254656_18353763.jpgさらに、野鳥よけテープを張り巡らし、水を苗床に送り込んだら終了です。
これから、2週間ほどはこのシートをかけたまま苗を育てます。

a0254656_18431331.jpg6月中旬の苗たちの写真です。
元気に成長した苗たちは、白いシートを押し上げるほどになり、ここまで来るともうシートは必要ありません。
これからさらに10日ほど苗床で成長させ、いよいよ田植えです。

a0254656_18452291.jpgそして、田植え当日になり、賢吾さんが元気に成長した苗たちを運びながら、笑顔でお話しいただきました。
「笠さんは、毎年見てるからご存知でしょうが、あらかじめこのトレーを配置しておくんですよ。」

a0254656_18522188.jpg田植え機には一定量のトレーしか乗りませんので、効率を上げるためあらかじめトレーを各所に配置します。
ご覧ください!
賢吾さんがトレーを配置するためにタテに持って運んでいますが、しっかりと根をはった苗たちはビクともしません。

a0254656_18554039.jpg「今年もホント良い苗が育ちましたね!」と言うと、
「これまでは、スタートを切る前の準備運動ってとこですかね。これからが本番!今日の田植えで良ーいドン!!で、本格的なスタートを切るわけですね!」と賢吾さん。

a0254656_18592490.jpg「父がむこうの田んぼで田植えをしているので、取材に行かれてみて下さい!」
賢吾さんにそう言われ、さっそく行ってみました。
野中さんが、田植え機で田植えをしていました。

a0254656_1925881.jpg「おはようございます!」と声をかけると、
「笠さんがいつも取材に来よる田んぼは、昨日田植えば終わってしまったとたい。連絡すっとば忘れとったばい!(笑)」と野中さん。

a0254656_1944689.jpg「大丈夫です!いつもの田んぼは、毎年見てるので、たまには違った田んぼも良いと思います。ここに来る前に田家の終わった田んぼは写真撮ってきましたよ。」と言うと、
「それならよかった!さぁ、ピシャッと田植えば終わらせて、これから約4ヶ月、今年もしっかり育てていくばい!」
野中さんはそう言いながら、田植え作業に戻りました。

a0254656_19105564.jpgこれは、昨年の田植えの際の写真です。
野中さんの田植えの様子は、以前のブログで詳しくご紹介していますので、興味のある方は、下記をクリックして、ぜひのぞいてみて下さい。

↓ 田植えの様子のブログはコチラ ↓
FLC日記 2014.06.23
『砂田米 田植え取材 その2(ご飯がごちそうになるお米の田植え) 』


a0254656_1916896.jpg今年も、、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』の田植えが無事に終了いたしました。
この稲たちが、元気に生長し、稲穂をつけ見事な黄金色に色ずくのが本当に楽しみです。

a0254656_19214648.jpg「ご飯がごちそうになるお米・・・」
私はこの、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』をそう呼んでいます。
この砂田の地区でも、レンゲを肥料に使ってお米を育てている農家さんは随分と減ったようです。

a0254656_19233063.jpg手間ひまもかかるし、コストもかかる・・・。
やはり、化学肥料などを与えたほうが効率よく収穫量も上げることができるようです。
その中で、野中さんは、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』を作り続けています。

a0254656_19254961.jpg今年も、10月上旬には、黄金色に輝き、風になびく稲穂の景色を見ることができます。
「FLCパートナーズストア」では、平成27年度の『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』もネット独占販売させていただきます。
これからも、その成長の様子や匠、惜しまぬ手間ひまやこだわりなどを取材してご紹介いたします。
お楽しみに!!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2015-06-25 19:29 | 砂田米(熊本県七城町) | Trackback | Comments(0)
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