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砂田米 田植え取材2015 今年もれんげと稲ワラだけで育てるばい!!その1(稲刈り後~れんげ鋤き込み)

FLC日記 2015年6月24日(水) くもりのち雨
『砂田米』と言うお米をご存知ですか?
熊本県菊池市七城町にある、砂田と言う地区で育つ特別なお米です。
江戸時代から、美味いお米の代名詞と言われた熊本県七城町砂田のお米『砂田米』は、“天下第一の米”と称されて将軍家や皇室への献上米としての歴史があります。
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a0254656_1731448.jpgその地で、野中逸雄さんは、れんげを有機肥料として育てた、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』を生産しています。
「FLCパートナーズストア」では、今年も『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』をネット独占販売いたします。

a0254656_17281324.jpg昨日(6月23日)田植えの様子を取材してきました。
この日は田植え2日目で、ご自宅のすぐ横の田んぼの田植えをしています。
田植えのお話は、また詳しく紹介するとして、本日はこれまでの流れを時系列でご紹介いたします。

a0254656_179072.jpg10月上旬には、収穫を直前に控え、黄金色の大地が広がっていました。
私は、もう何年も、野中さんの田んぼの様子を年間を通して取材しています。

a0254656_1717495.jpg稲刈りを終えた10月中旬、野中さんの田んぼには、稲刈りの際に裁断した稲ワラが一面に広がっていました。
お米(籾)のみを収穫し、それ以外の葉っぱや茎、根っこはこの後田んぼに鋤き込み有機肥料とするのです。

a0254656_17322893.jpg11月中旬、一面に合った稲ワラはすっかり見当たりません。
田んぼを耕運し、土の中に鋤き込んでしまったのです。
砂田地区とは、名の通り、砂混じりの独特な土壌の田んぼです。
菊池川と迫間(はざま)川の間の地区で、砂の混ざったこの田んぼで育てられた七城町の『砂田米』は、東京で行われた料理新聞社のコンテストにおいて、“おいしいお米日本一”に輝いた実績があります。

a0254656_17344392.jpg砂の混ざった独特な土壌が、美味しいお米を育てるまさに土台となります。
砂田地区の田んぼでは、あまり特別なことをしなくとも、この土のおかげで基本美味しいお米ができるのです。

a0254656_17484556.jpg4月下旬、野中さんの田んぼには、れんげの花が咲き誇っています。
野中さんは、稲刈り後から田植え前までの間、れんげを田んぼに栽培し“緑肥”としています。

a0254656_17513222.jpg野中さんの田んぼ(左)と、お隣の田んぼと(右)です。
お隣の田んぼでは、この時期、家畜の飼料用の牧草を育てています。
多くの農家さんがお米の裏作として様々な作物を育てます。

a0254656_1802076.jpgお米の裏作の代表的な作物がこちらの「麦」です。
その他にも、菊池市が生産量日本一の『水田ごぼう』や、その他の野菜、たばこなどが栽培されていました。
もちろん、田植えの準備まで何も作らない農家さんもいます。

a0254656_1834980.jpgしかし、野中さんは冬から春にかけ、全く収穫をすることのない“れんげ”を育てています。
野中さんの田んぼでは、お米以外は作物としては栽培しません。
これは、11月中旬のれんげの種を蒔く様子です。

a0254656_1853590.jpg「これが“れんげ”の種たいね。こぎゃんこまかけん(こんなに小さいので)、この機材で蒔くとたい。種もコストがかかる、こんな手間ひまもいる、ばってんれんげは緑肥だけん、全く収穫はせんとたいね!」
その際に野中さんがそうお話しいただきました。

a0254656_18112671.jpg5月中旬、れんげの花が咲き終わる頃、れんげはその花も葉も茎も根も全て田んぼに鋤き込まれていきます。
緑肥とは、このれんげの用に収穫のために育てるものではなく、あくまで主となる作物の肥料とするために育てる植物のことです。
鋤き込まれたれんげは、そのまま有機肥料となるのです。

a0254656_1818128.jpg「俺は、稲刈り時の“稲ワラ”と、この“れんげ”だけを使って米ば育てよるとたい。ここは、やっぱり土の良かけん、れんげばしゃんむり(どうしても)使わんちゃ美味か米のでくっとたいね。」

a0254656_18442563.jpg「多くの農家さんが、れんげを使わずに堆肥を入れて育てられていますよね!」と言うと、
「そうね!それぞれの農家さんのやり方があるけんね。実は俺も畜産農家に頼まれて、だいぶ前に堆肥ば入れたことのあるとたい。」

a0254656_18563997.jpg「するとどうなったんですか?」と尋ねると、
「その年は、肥のききすぎて稲の倒れてしまって、いっちょん(全く)良か米のできんだったばい(笑)!それぞれの農家さんのやり方ってのばしていかんとダメってことたい。」

a0254656_18592114.jpg「そん中で、俺がれんげにこだわるのは、どぎゃんコスト(費用)のかかったっちゃ、こぎゃんして手間ひまのかかったっちゃ、やっぱうまか米ば育てたかけんたい。今年も、稲ワラとれんげだけで育てるばい!!」

a0254656_1935468.jpg野中さんのお米は、以前は「砂田のれんげ米」として、デパートに卸していました。
しかし今は、自分や家族、親せきや知人のためだけにお米を育てています。

a0254656_19113429.jpg「自分や家族が食べる米だけん、やっぱり美味しくて安全が一番だろ?」と野中さん。
野中さんは、今年も稲ワラとれんげの肥料だけの変わらぬやり方で、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』を生産します。

a0254656_19123689.jpg「FLCパートナーズストア」では、今年も野中さんの、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』をネット独占販売いたします。
平成26年度米は大好評につき、すでに完売しています。
今年も、その貴重なお米を数量限定の完全予約制で販売いたします。

a0254656_19201850.jpgご予約の受け付けや、『砂田のこだわりれんげ米』の成長の様子など、これからもこのブログや「FLCパートナーズストア」のホームページでご紹介します。
明日は、種まきから田植えまでの様子をご紹介する予定です。
お見逃しなく!!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2015-06-24 19:22 | 砂田米(熊本県七城町) | Trackback | Comments(0)
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