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砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!

FLC日記 2015年5月12日(火) 雨(強風)
熊本県菊池市七城町砂田地区で育つ『砂田米』は、“天下第一の米”と称されて将軍家や皇室への献上米としての歴史がある、日本で有数の美味い米の産地です。
その地で、野中逸雄さんは、「れんげ」を緑肥とする、『砂田のこだわりれんげ米』を育てています。
本日は、れんげを田んぼに鋤き込む作業の取材の様子をご紹介いたします。
砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_18483810.jpg

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_18524036.jpg毎年、4月中旬から5月上旬にかけて、野中さんの田んぼは、れんげの花畑となっています。
稲刈りを終えた冬の時期に、田んぼにれんげの種を蒔きれんげを育てているのです。

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_1855897.jpgれんげは、収穫を目的として育てているのではありません。
美味しいお米を作るための緑肥(有機肥料)とするためだけに、毎年種を蒔き栽培しているのです。
だからこそ、『砂田のこだわりれんげ米』なのです。

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_1859178.jpg花が咲き終わる5月中旬、れんげはその花も葉も茎も根も全て田んぼに鋤き込んで有機肥料にします。
野中さんは、この時期に鋤き込む“れんげ”と、収穫(稲刈り)の際に細かく裁断した“稲ワラ”のみを肥料として美味しいお米を育てています。
野中さんの『砂田のこだわりれんげ米』は、基本的には自分や家族、親せきや知人のために育てているお米で、一般流通はありません。

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_19102358.jpgこちらは昨年10月上旬の稲刈りの様子です。
野中さんは、「自分が食べるとだけん、やっぱぁ~安全で美味か米ば食べよごたるたい!」と、れんげにこだわりお米を育てています。

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_19185682.jpg熊本県七城町砂田地区の田んぼは、その名の通り、砂混じりの独特な土壌の田んぼです。
遠くには、阿蘇五岳の1つ“鞍岳”の雄大な姿を望むことができます。

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_1945238.jpg菊池川と迫間(はざま)川の間の地区で、砂の混ざったこの田んぼで育てられた七城町の『砂田米』は、東京で行われた料理新聞社のコンテストにおいて、“おいしいお米日本一”に輝いた実績があります。
その独特な土壌と、清らかな水により、美味しいお米ができるのです。
しかし、この地区でも、お米作りは農家さんによってそれぞれのやり方があるようです。

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_19565655.jpg最も多いのは、稲刈り後に裏作として“麦”を栽培する農家さんの様です。
その他には、水田ごぼう、たばこ、家畜の飼料となす牧草などを栽培する農家さんもあるようです。

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_2012929.jpgれんげを鋤き込む作業の途中で、野中さんにお話をうかがいました。
「今年もこの季節が来たばい!れんげを鋤き込んで、苗床の準備ば始めにゃんたいね!」
野中さんはそう医院がら笑顔でトラクターから降りてきました。

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_206466.jpg「この田んぼはね!今年から本格的に俺がするようにしたとたい。地主さんが手が回らんけんお願い出来んね?て言うけんね。だけん、それまでにこの時期まで育てていた資料用の牧草が残っとって、ところどころ生えとるたいね。」と野中さん。

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_20102757.jpg確かに、私が毎年見てきたこの時期の野中さんの田んぼの一面のれんげとは少し様子が違うみたいです。
「『俺に任せるなら、俺のやり方で米作り場するけど良かね?』って確認して、ここにもれんげば蒔いたとたいね。」

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_2016978.jpg「それぞれの農家さんのやり方で、どれが正解!なんてことはなかとたい。裏作で作物を作るもよし、何もせんともよし、それぞれで良いとたい。ただ、俺はれんげをこうして鋤き込んで肥料として米ば作り続けてきたわけたい。」

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_20194125.jpg「この2枚は、今年かられんげを撒き始めたとたい。その奥は麦の育ちよるでしょ!おもしろかとが、そのれんげの田んぼの左となりたいね!無農薬どころか、無肥料で米ば育てよるとたい。」

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_20301071.jpg「え?無農薬、無肥料でお米は育つんですか?」と尋ねると、
「育つよ!ただ、俺は食べたことなかけん、美味しいかどうかは知らんばい。もちろん、悪口とかでも何でもなくて、ただ、それぞれの農家さんのやり方があるって言う話したい。」と野中さん。

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_20345459.jpg「今年から始めた田んぼではなくて、今年も俺は俺のやり方でずっと育ててきた米ば、笠くんには出すけん心配せんで良かよ(笑)。だけん、今年も数量限定でよろしくね!」
野中さんはそう言って、また好き込み作業に戻りました。

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_20371763.jpg私はこうして、毎年の中さんのお米作りを取材しています。
れんげの咲く田んぼも、鋤き込む様子も、苗床も田植えも、お米の花も、もちろん稲刈りも!
そして、「FLCパートナーズストア」でネット独占販売しているのです。

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_20394598.jpg私は、野中さんのお米を、「ご飯がごちそうになるお米」と呼んでいます。
安全・安心にこだわりぬき、美味さを追求したお米です。
平成26年度の野中さんの『砂田のこだわりれんげ米』は、定期購入のお客様分を除くと、残りわずかとなりました。

砂田米 れんげを鋤き込み今年も『砂田のれんげ米』で育てます!!_a0254656_20442561.jpg白米と玄米で、それぞれ10kg~30kgで販売しています。
ただし、定数になり次第、予告なしで完売とさせて頂きますので、ご注文はお早めにお願いいたします。
平成27年度のお米作りは始まったばかりです。
これからも、苗床から収穫まで、現地取材にてその様子をご紹介していきます。
お楽しみに!!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2015-05-12 20:47 | 砂田米(熊本県七城町) | Trackback | Comments(0)
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