FLC日記 2015年5月5日(火) 晴れ
今日(5月5日)は子供の日ですよね。
ここ(株式会社旬援隊)でも、子供が誕生しました!!
と言っても、烏骨鶏のヒナなんですけどね(笑)

正確には、一昨日の5月3日に2羽、昨日の5月4日に3羽の誕生です。
3羽の親鳥に守られながら、とても元気です。

いやはやかわいいのなんのって、見て下さい!この愛くるしい目を!!
親鳥が警戒するので、急いで写真を撮って鳥小屋を出ましたが、1日中でも見ていられるほどのかわいさです。

株式会社旬援隊では、烏骨鶏を飼い、そのタマゴを弊社のネットショップ「FLCパートナーズストア」で販売しています。
烏骨鶏は、ニワトリに似た鳥で、別名“薬用鶏”とも呼ばれ、大変栄養価の高いタマゴを産みます。

そのタマゴは、古来中国では、食することで、「不老不死」になると言われ、大変重宝されていました。
しかし、1羽の雌鶏が年間40個ほどのタマゴしか産まないと言われています。
9日に1個つのペースです。

ここでは、こうして昼間は自由にゲージ内の庭に出し、雑草をついばみ、私が育てている野菜などを与えてしっかりかわいがっているおかげか、年間70個ほどはタマゴを産んでくれます。
それでも、大変貴重であることは変わりません。

ですから、「FLCパートナーズストア」でも、売り出しと同時にすぐに売り切れ、購入できるのは奇跡とさえ言われるほどの人気商品です。
しかし、計画的にこうして、その貴重なタマゴを親鳥に温めさせ、ヒナをかえしています。

親鳥は、その間ほとんど飲まず食わずでタマゴを温めます。
温め初めて21日目にヒナは誕生します。
途中からこの狭いタマゴを産む場所に、いつの間にか2羽の親鳥がタマゴを温めていました。
今回は、さらにもう1羽増え、3羽で温め5羽のヒナを返すことができました。

それではあまりにも狭いので、生まれてすぐに広い場所に移しました。
5羽のヒナに対し、3羽の親鳥が一生懸命世話をしながら育てています。

親たちは、もちろんヒナを区別することなくやさしく守り、ヒナも母鳥を区別することなくどの親鳥にも甘えています。
でも、3羽も親鳥になると、ヒナたちが一人前になるまでその親鳥はタマゴを産まないので、それも困ったものなのですが・・・。

困ったものと言えば、昨日、悲劇が起こりました。
敷地内の作業をしている途中で、鶏舎に近づいてみると、そこに大量の烏骨鶏の羽がありました。
まさか!と思い中に入ると・・・。

そこにはさらに大量の羽が散らばっています。
烏骨鶏たちもなんだかとてもおびえた様子なのです。
小屋の中にいる烏骨鶏たちを数えてみると、1羽いません。

どうやら、何らかの野生動物(おそらくイタチ)が、このフェンスを乗り越え中に入り、烏骨鶏をつかまえ、くわえてそのフェンスを上り逃げて行っているようです。
過去には、わずかな隙間から鶏舎に入り、夜中にイタチに襲われ田ことはありましたが、今回の様な白昼堂々の犯行は初めてでした。

残された羽の形跡から見て、その動物は鶏舎から道路へ進み、そのまま山の方へと烏骨鶏をくわえたまま逃げているようでした。
私は昨日近くにいたのですが、草刈りをしていてその音で烏骨鶏たちの異変に気づくことができず、とても悔しく申し訳ない気持ちでいっぱいです。

ここは、熊本県菊池市、菊池水源の山奥です。
これは、株式会社旬援隊の本社社屋で、この地で私は、自然と共に生き、自ら畑を耕し、13種類の果樹と原木しいたけを育て、烏骨鶏たちを飼育しながら、自給自足の生活を目指しています。

ここよりも山奥には、誰も住んでおらず、まわりは杉やヒノキの人工林もありますが、野生輪も多く、当然野生動物はたくさんいます。
イノシシ、タヌキ、キツネ、イタチ、テン、ハクビシン、アナグマ、鹿、野ウサギなどなどです。

一昨年は、畑や栗を荒らすイノシシに手をやき、猟師さんにお願いしてワナを仕掛けたところ、この敷地内で野生の猪を捕獲しました。
しかし、どれだけ自然の中だからと言っても、自分が飼育している烏骨鶏を野生動物にやられてはいけません。

このような悲劇を繰り返さないよう対策をとるとともに、追悼の意味を込め今日『ダリア』の球根を植えました。
そこには、落ちていた烏骨鶏の羽を1枚埋めました。

ダリアは、写真の『ヘアーメイク』と言う品種を含め、4種類植えました。
上手く育てれば、6月から霜の降りる11月位まで、何度も花を咲かせ長期に花を観賞できるとってもお得な花です。
もちろん、球根ができ、来年以降も同じように楽しむことができます。

「FLCパートナーズストア」でそれらのダリアの球根は販売していて、他では販売がない独占品種や大変貴重な品種ばかりです。
興味がある方は、「FLCパートナーズストア」のホームページをご覧ください。

本日は、ここ(株式会社旬援隊)の敷地内の様子を、烏骨鶏を中心にご紹介しましたが、弊社のネットショップ「FLCパートナーズストア」では、「食卓にいつも熊本の旬!わが家の専用農家さん」をコンセプトに、熊本の匠の農家さんが育てる“本物”と呼べる野菜、フルーツ、お米などなどの食材を販売しています。

現在は、柑橘王こと『デコポン(肥後ポン)』(写真)、熊本産朝採り『スイカ』が、最旬食材で5月10日の「母の日」のギフトとしても大好評販売中です。
これからも、黒小玉スイカ『ひとりじめbonbon』、高級マスクメロン『肥後グリーン』、『山あいの南高梅』など、旬の食材が目白押しです。
私が、すべて現地で見てきた“本物”の食材です!
ぜひ、下記「FLCパートナーズストア」のホームページもご覧くさい!
ご来店、お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
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