FLC日記 2015年4月30日(木) 雨時々くもり
『水田ごぼう』発祥の地、熊本県菊池市で、こだわり有機栽培の『水田ごぼう』を生産する、「牛島農園」さんの栽培地に伺ってきました。
まもなく、収穫、出荷を迎える『水田ごぼう』が、勢い良く成長していました!!
『水田ごぼう』とは、その名の通り、水田(田んぼ)で育てるごぼうです。
田んぼを深く掘り返し育てることで、まっすぐで、香りがきわだち、味も良いごぼうが育ちます。
熊本県菊池市は、その『水田ごぼう』発祥の地で、生産量も日本一です!!
その菊池市で、「牛島農園」さんは、有機栽培(無農薬、無化学肥料)で、こだわりの『水田ごぼう』を生産しています。
「牛島農園」代表の牛島武文さんです。
私は、牛島さんのごぼう作りを、年間を通して取材していきました。
これは、11月中旬に行われた、ゴボウの種まき時に撮影したものです。
「牛島農園」さんでは、40年ほど前から、安全な食を追い求めて、こだわりの有機栽培、減農薬栽培で様々な作物を育てています。
写真は、有機栽培で育てたキャベツです。
有機栽培では、本日ご紹介する『水田ごぼう』の他に、『キャベツ』、『白菜』も栽培しています。
また、減農薬栽培のイチゴ、『完熟紅ほっぺ』(写真)も、大好評で今シーズンは完売しました。
「イチゴは“減農薬”、キャベツやゴボウや白菜は“有機栽培”と、きちんとわかるようにお客様に伝えにゃんばい!!」
牛島さんは、いつもそうお話しされます。
さて、『水田ごぼう』の話を戻しましょう!
これは昨年8月中旬の様子です。
右のビニールハウスが『完熟紅ほっぺ』、真ん中の水たまりのようなところで、『キャベツ』『白菜』を秋口から栽培します。
さて、本日の主役の『水田ごぼう』は、まさしく水田(田んぼ)で育てられます。
『キャベツ』や『白菜』の栽培地にも水をはってありますが、そうすることで、地中の病気や害虫を夏の時期に駆除することができるのです。
稲刈り後の11月中旬、ゴボウの種まきが行われます。
水田でごぼうを育てることは、病気や害虫の駆除の他にも、美味しいごぼうが育つ大きなメリットがあるんです。
ここは田んぼなので、地中深くまで土があり、この専用の耕運機を使って、地中深く(約70cm)まで掘り返した、やわらかい土で『水田ごぼう』は育てられます。
5月中旬の収穫の様子です。
ご覧下さい!
深くまでやわらかい土で栽培された『水田ごぼう』は、ストレスなく育ちこんなにもまっすぐで大きな見事なゴボウになるのです。
牛島さんの息子さんの牛島修さんも、掘り上げ集めた『水田ごぼう』の出来栄えに、思わず笑みがこぼれます。
『水田ごぼう』は、大きくて真っ直ぐなだけでなく、香りが高くとてもやわらかいことでも人気なのです。
牛島さんの『水田ごぼう』を栽培する田んぼには、たくさんの“有機肥料”が使われています。
ゴボウの葉っぱや茎の部分、そして、稲刈り時に細かく裁断した“稲ワラ”です。
収穫(ごぼう掘り)の際のゴボウの葉っぱや茎も、稲刈り時の稲ワラも大切な大切な有機肥料です。
そしてこれが現在の様子。
夏の時期に田んぼとして使用しながら、水をはることで病気や害虫を駆除し、有機肥料をふんだんに使い育てた、「牛島農園」さんの有機栽培の『水田ごぼう』は、今年も元気に育ちました。
どれほどまで、「牛島農園」さんの有機栽培の『水田ごぼう』の1枚の葉っぱが大きいのか、想像つかないでしょ?
私がかぶっていた帽子と比べてみました。
葉っぱの方がはるかに大きいんですよ!!
雨もしのげるほどの大きさですね!(笑)
また、完全無農薬で育てているので、葉っぱにはこうして虫にかじられた跡がありました。
消毒をすると、虫もかじらないですものね!
これこそが、有機栽培の安全の証ですね!
「FLCパートナーズストア」では、「牛島農園」さんの、完全無農薬・完全無化学肥料の有機栽培で育てた『水田ごぼう』を、平成27年度からネット独占販売いたします。
朝採りの新鮮なごぼうを、あえて土つきのままで、美味しさを閉じ込めての発送です。
長いままの300g(写真)と、カットしたタイプの300g、さらには、箱入り5kgでの販売予定です。
朝掘りの新鮮そのものの『水田ごぼう』を発送るるため、数量限定の完全予約制での販売とさせて頂きます。
現在、ホームページのアップに向け、全力準備中です。
5月中旬より収穫および出荷いたします。
まっすぐで太く、香り高いやわらかい『水田ごぼう』をぜひ一度ご賞味ください!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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