FLC日記 2015年3月3日(火) 雨
今年も、スイカの匠「大山ファーム」さんの“夢スイカ”第一弾!小玉スイカ『ひとりじめEX』の初回発送日が決定しました!!
平成27年3月24日(火)、数量限定で今季初出荷予定です!!
→3月25日(水)に変更になりました。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「大山ファーム」さんの夢ブランドの「夢スイカ」をネット独占販売いたします。
小玉スイカ『ひとりじめEX』は、その第一弾です!!
こちらは、昨日(3月2日)の「大山ファーム」さんの小玉スイカ『ひとりじめEX』の様子です。
収穫の目印となる“着果棒”が立てられ、元気に成長中です。
熊本県合志市(こうしし)にある、「大山ファーム」さんでは、土壌微生物活性材『夢』を使って、元気で土壌バランスの良い土を作り、『夢』ブランドの「夢スイカ」、「夢キュウリ」、「夢白菜」などをハウス栽培で育てています。
とりわけ、「夢スイカ」は、最も人気が高く、昨年、初出荷した小玉スイカ『ひとりじめEX』の糖度が、なんと14.5度もあり、驚愕でした!!
そんな、“本物”と呼べるスイカですから、有名フルーツショップ「千疋屋」さんで最高級スイカとして販売された実績を持っています。
スイカは、糖度が10度を超えると“美味しいスイカ”、11度を超えると“すごく美味しいスイカ”と言われています。
そんな中、「大山ファーム」さんの「夢スイカ」は、糖度が13度を超えているので、“めちゃくちゃ美味しいスイカ”です。
まさにスイカの匠が育て上げた、“本物”と呼べるスイカなのです。
(写真は大玉スイカです)
「大山ファーム」さんでは、数ヵ所のこの様な連棟建てのハウスで、スイカを育てています。
今年は、3種類のスイカを栽培します。
小玉スイカ『ひとりじめEX』、大玉スイカ『春のだんらん』、そして小玉スイカ『ひとりじめHM』の3種類です。
許可を頂き、栽培ハウスの中に入らせて頂きました。
ハウスの中は、高温多湿の環境で、入った瞬間にカメラのレンズがくもっちゃいました。
しかし、この環境が成長している今のスイカたちにとっては、ベストな状態です。
カメラのレンズを何度も拭きつつ、取材(写真撮影)をつづけました。
「大山ファーム」さんの小玉スイカは、18節目に咲いた花に、着果(受粉)させて育てます。
着果を確認した“着果棒”がそれぞれのスイカに立てられていました。
5種類の色の着果棒を確認しました。
色分けをして、出荷のタイミングを計るための目印です。
2月中旬、「大山ファーム」代表の大山陽一さんと、スタッフの宮木さんがスイカの交配作業を行っています。
スイカは、雄花と雌花が別々に咲く雄雌異花の植物です。
これがスイカの花です。
自然界では、昆虫たちが雄花と雌花の間を飛び回り、受粉するのですが、美味しいスイカを育てるためには、手作業で受粉させる必要があります。
宮木さんが手にしてるスイカの雄花の花束(?)を見せて頂きました。
「この雄花を、一つ一つ雌花に受粉していくとたいね。」と宮木さん。
「雄花と雌花はすぐに見分けられるのですか?」と尋ねると、
「横から見たらすぐにわかるよ!ほら!!雌花には、スイカの赤ちゃんがついとるでしょ?」
「え?その雌花、取っちゃっていいんですか?」とまた尋ねると、
「ハハハッ!大丈夫×2!!これは、18節目より手前に咲いた雌花だけん、むしろ取ってあげにゃんとたい。」
そんなやり取りを聞いていた大山さんが、捕捉してお話しいただきました。
「うち(大山ファーム)では、小玉スイカは1株から3本つるを伸ばして2玉、大玉スイカは1株から2本つるを伸ばして1玉収穫するように育てるとたい。それぞれの株が、2玉、1玉のスイカに全精力をかけれるように、俺たちが手をかけてやるとたいね!」
「具体的言うと、不要な花、脇芽、つるなんかは全部取ってしまうわけたい。ほら、こぎゃんしてスイカはすぐに脇芽を伸ばそうとするけん、その脇芽を伸ばそうとする分、その株は体力ば使うわけでしょ?」
「不要な脇芽は全て摘んで、スイカの果実を美味しく育てるためだけに、その株が集中できるようにいかに手をかけて上げれるか?が美味しいスイカを育てる基本たいね!」大山さんは、そう言いながら脇芽を次々に摘んでいました。
大山さんは以前、こう話されました。
「農作物を作るって言うことは、足し算じゃなくて掛け算だと思うとたい。土、水、良い品種選び、苗作り、定植、交配作業・・・・。作業はたくさんって、それぞれのポイントを獲得しながら育てていくとたい。例えば土作りで10点満点の10点だったとするたいね。」
「仮に、交配作業で9点だったとしよう。足し算なら1点しか差のつかんばってん、掛け算ならそれはどうなるね?掛け算って考えると、大きく差が付くわけたい。それにどの作業も、もし0点だったらすべてのポイントが消えてしまうわけたい。だけん、俺は一切妥協せんとたい。」
「その“1点”を、俺は全力で取にいくとたい!!そうせんと、絶対に俺が求める最高のスイカにはならんけんね!そうして育てたスイカたちは、最終的には俺が全部選んで出荷するとたい。もちろん、俺が納得できんスイカは絶対に出さんけんね!」
その思いを形にしながら、今年も「大山ファーム」さんは、至高のスイカを育てています。
まもなく、小玉スイカには“フルーツパット”と呼ばれる座布団の様なものを敷き、万遍なく日を当てるために、何度も何度も玉返しをして、色付きも味も仕上げていきます。
もちろん、その作業も大山さんは全力で満点を取に行くことでしょう!
「FLCパートナーズストア」では、今年も「大山ファーム」さんの夢スイカ、小玉スイカ『ひとりじめEX』と、大玉スイカ『春のだんらん』をネット独占販売いたします。
そして今年はさらに、小玉スイカ『ひとりじめHM』の出荷も決定しました。
『ひとりじめHM』は、まだ定植間もなく、“キャップ”と呼ばれる紙でできた白いテントのようなもので守られながら、順調に成長していました。
大山さんすみません。
撮影のためにちょっとだけ“キャップ”をとっちゃいました!(笑)
『ひとりじめHM』については、また後日詳しくご紹介させて頂きます。
まずは、初回発送予定日が決定した『ひとりじめEX』からの販売です。
出荷予定数などを、大山さんとさらに詰めて、準備ができ次第「FLCパートナーズストア」のホームページにて、先行受付をスタートいたします。
これからも、このブログ、弊社のホームページをお見逃しなく!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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