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アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!

FLC日記 2015年2月7日(土) くもり時々雨
「アスパラたちは、今の冬の時期はまだゆっくりと眠っとるとたい。いわゆる冬眠状態ってやつたいね!来月になるとどんどん芽吹きだすけん、その前にこうしてしっかりと有機肥料ば与えとかにゃんとたい。」
「古川果樹園」さんのアスパラ畑で、古川孝人さんがそうお話しいただきました。
「古川果樹園」さんは、同じ畑でもう12年もの間、なごみの里の『朝採りグリーンアスパラ』を育てています。
アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_16543112.jpg
「FLCパートナーズストア」では、今年も「古川果樹園」さんの、なごみの里の朝採り『グリーンアスパラ』をネット独占販売いたします。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_1735356.jpg「古川果樹園」さんは、梨のような食感、ぶどうのような甘さの、匠が育てた『太秋柿プレミアム』(写真)や、無農薬で育てた『高級種なしかぼす』などを育てる匠の農家さんです。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_1781811.jpgまた、3月中旬からは、本日ご紹介する『なごみの里の朝採りグリーンアスパラ』、そして、5月下旬にはたけのこの王様とも呼ばれる『山竹たけのこ』(写真)を出荷いたします。
「FLCパートナーズストア」でネット独占販売していて、いずれも大人気商品です。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_17123721.jpgここは、熊本県玉名郡和水(なごみ)町三加和(みかわ)にある「古川果樹園」さんのアスパラの栽培ハウスです。
ご自宅や、他の作物は熊本県山鹿市鹿北町にありますが、アスパラの栽培ハウスは、ここ和水町にあります。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_1722258.jpgハウスと言えども、あくまで雨風からアスパラたちを守るためのもので、加温をして育ててるのではありません。
ハウスは、アスパラたちのための“屋根”とお考えいただいたほうがわかりやすいかもしれませんね。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_17231032.jpg「あらぁ!笠さん!!今日は、アスパラに堆肥(有機肥料)ば与えよったとこたい。こればピシャッとしとかんと絶対に良かアスパラはでけんけんな!」
古川さんはそう言いながら、一輪車を押して戻ってきました。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_17242510.jpg「古川果樹園」の古川孝人さんと奥様のアツ子さんです。
私が伺ったのはちょうどお昼前で、これからお昼休みに入るとのことでした。
仲良しご夫婦で、徹底的に手をかけて、様々な“本物”と呼べる食材を育てています。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_1733279.jpg「今年もこの時期に、こうして堆肥ばしっかり与えるとたい。」と古川さん。
「と言うことは、その前に石灰を与え、さらにその前にはガスバーナーで土の表面を焼いたってことですか?」と尋ねると、

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_17374376.jpg「そうそう!それらの管理ばせんなら、アスパラは連作障害で5年くらいしか持たんもん。ばってん、ここではもう12年もそだてよるけんな!」と古川さん。
これは、1月上旬の石灰を肥料として与えた時の写真です。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_17481012.jpgこれは、9月上旬のある農家さんのアスパラ栽培ハウスの様子です。
赤い実はアスパラの果実(種)です。
アスパラは、多年生の植物で、冬の間地中で冬眠し、春の訪れでまた芽吹いてきますが、当然種子も作ります。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_1752238.jpg同時期、「古川果樹園」さんのアスパラには全く赤い実がありません。
実がなった段階で、手作業で取り除いているのです。
種子を残して、それからでた新しい芽からは良いアスパラが育たないし、何より病気になる危険性があるからです。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_17584340.jpgその作業は徹底しています。
石灰散布をする頃に、見逃し地面に落ちた実は、奥様のアツ子さんがこうして一つ一つ集めて処分します。
それでも残っている可能性があるので、土の表面をガスバーナーで焼いて、病気の侵入を防いでいるのです。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_1821534.jpg「年明けからこの堆肥散布までが、一番大変たいね!ばってん、ここまで徹底的にするけん、うちでは連作障害どころか、こぎゃんして10年以上も同じところでアスパラば育て続けることのでくっとたい。」と古川さん。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_1843685.jpg「大変と言われましたけど、なんだかとても楽しそうですよ!」と言うと、
「そぎゃんかもしれんな!こぎゃんしてしっかり手ばかけた分は、必ず良か作物となって帰ってくるけん、それば考えると楽しかとたいね!(笑)」

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_1882274.jpg「今はまだこの土の下で、ゆっくり眠っているでしょうが、今年もアスパラが芽吹く“約束の春”を迎えることができそうですね!」と言うと、
「2月末には芽吹いてくるばい!今年も期待してよかばい!!」
古川さんは、自信の笑顔でお話しいただきました。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_18131070.jpg今年も毎年変わらぬように、2月下旬には、こうしてアスパラが芽吹いてくると思われます。
3月中旬あたりまでは、まだ十分な数がそろわないので、出荷はしません。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_18162242.jpg3月下旬から、5月中旬までは、アスパラ採り放題の時期です。
出てきたアスパラは、全て収穫し出荷します。
しかし、5月中旬から約3週間ほどは、収穫を制限していきます。
その時期は、次の年の“親”となるべくそのままアスパラを伸ばして育てる時期になるのです。
その作業を「立茎(りっけい)」と言います。
それらの様子も、今年もまた取材してご紹介していきます。

アスパラ 毎年変わらぬ徹底作業を繰り返し、12年同じ畑で育ててます!!_a0254656_18242232.jpg「なごみの里の朝採り『グリーンアスパラ』」は、古川さんご夫婦の愛情たっぷりに育て上げる“本物”と呼べる逸品です。
惜しまぬ手間ひまと、様々な工夫。有機肥料をふんだんに使った元気な土と清らかな水で育った、朝採りの新鮮アスパラは、甘味が強く柔らかいんです。
今年も、3月にはお二人のこの笑顔と共に“約束の春”を迎えることになると確信してます。
3月の初出荷が楽しみでなりません。

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2015-02-07 18:25 | 旬の食材 | Trackback | Comments(0)
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