FLC日記 2014年12月1日(月) 雨のちくもり
「FLCパートナーズストア」を運営する、株式会社旬援隊の本社所在地があり、私が住む熊本県菊池市伊牟田には、文殊菩薩様が祭られています。
「3人寄れば文殊の知恵」と言う、有名なことわざで知られる、“文殊”とは、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)様のことです。

この地に鎮座される、文殊菩薩様を、私たちは親しみをこめ、“文殊さん”と呼び、毎年11月に「文殊さん祭り」を行っています。
今年は、11月30日(日)に行いました。
まずは、村のみなさんと共に、私もお参りをしました。

文殊菩薩様は、智慧(知恵)を司る仏様です。
お釈迦様と同時代の実在の人物で、一説によると釈迦十大弟子とも親しく仏典結集にも関わったとされています。
こちらが、伊牟田地区に祭られている“文殊さん”です。

とても優しいお顔立ちで、とても心が癒される表情です。
この仏像は、約480年ほど前に、四国よりこの伊牟田地区に移ってこられたのだと伝わっています。
作られたのはおそらくもっと前で、その歴史がお顔にも出てきています。

「文殊さん祭り」は、この社を建築した11月29日を記念して定められました。
近年は、その日に近い日曜日に行うこととしています。
朝から集まり、敷地周辺の草刈りをして、社(やしろ)とその周りを清掃掃除します。
今年は、その日があいにくのお天気でしたので、天気が良かった前日の土曜に草刈りと掃除をしました。

平成25年2月7日に、この文殊菩薩堂が有形文化遺産として、“菊池遺産”に認定されました。
日本には、「文殊菩薩」の像は、この伊牟田の文殊さん以外には、3体しかないとのこと!!

奈良の興福寺東金堂の坐像(定慶作、国宝)や安倍文殊院の五尊像(快慶作、重要文化財)、高知の竹林寺の五尊像(重要文化財)の3体です。
もしかしたら、伊牟田の“文殊さん”も国宝級かもしれませんね!!

午前中に、村の婦人部の皆さんがお花を飾って頂いています。
その後、私たちがお参りする際にお神酒とお団子などのお供えををします。

今年も、温かく見守って下さった“文殊さん”に手を合わせ、感謝を申し上げ、しっかりとお参りをしました。

熊本県菊池市伊牟田地区は、九州熊本とはいえ、標高500mを超える高冷地で、霧深く朝夕の寒暖差が激しいところです。
しかし、すごく長寿の村で、「清らかな水のおかげで、癌を患う方は1人もいないのが自慢なのよ!」と村の方々もいつも自慢しています。

自慢と言えば、やはりこちら、ブランド茶の『菊池水源茶』発祥の地です。

寒暖差の激しいこの地を利用して育てられる『菊池水源茶』は、清涼感がありさっぱりとしていつつ、ほど良い渋みがあるということで、さらに人気も急上昇中です。
特に、『玉緑茶』と呼ばれている、お茶の葉がよれておらず、丸いぐりっとした形状に仕上がったお茶が有名です。
「FLCパートナーズストア」で、『菊池水源茶』の販売をしていますので、ぜひそちらもご覧ください。
FLCパートナーズストア 『菊池水源茶』

お参りの後は、恒例の「忘年会」です。
12戸ほどのとても小さな村ですが、それだからこそみんなとっても仲良しです。
楽しい忘年会の始まりです!!

今年のお料理は、婦人部の皆さんにご用意いただいた、メインの寄せ鍋に加え、サラダにおでん、自家製のスっ極美味しいお漬物もありましたよ。

忘れてはいけないのが、こちら!
「にぎっだごのあんくゎし」です。
伊牟田の郷土料理で、「握ったお団子にあんこをからませたお菓子」と言うことです!(笑)

“文殊さん”にお供えした、お神酒で乾杯です!
いやはや、昼間っから飲むお酒は実に美味い!!
美味しいお食事と、お酒、それにみなさんとの楽しい会話で、ついつい飲みすぎちゃいました。

写真を撮るのも忘れ、張り切って飲んで、たくさん食べて、大いにしゃべっていたので、私が「集合写真を撮りましょう!」と言い出した時には、すでにこの人数になっちゃてました(笑)。
そうそう!!忘年会初参加の新婚さんがいます!

2013年6月15日に結婚した、赤星秀明さん里美さんご夫妻です。
結婚式には私も出席させて頂き、写真を撮りましたが、今まで紹介する機会がなかったので、この際勝手に載せちゃいました!(笑)
『菊池水源茶』栽培農家の、赤星誠哉さんの娘さん里美さんと結婚して、この伊牟田に住んでいます。
秀明さんは、義父の誠也さんからお茶栽培を現在、猛勉強中です!!
とっても気さくな好青年で、これから私の飲み友達になること間違いなしですね!(笑)

この伊牟田地区を優しく見守る“文殊さん”の様に、村の皆様方もとても親切で優しい方ばかりで、いつも私は甘えっぱなしです。
私は、この伊牟田地区が大好きです。

お茶畑と茶工場があり、村のほとんどの方がこのあたりに住んでいます。
ここから、さらに山奥に登ったとこに、私は会社を作り暮らしています。
もともと、私のおじとおばが退職した後、田舎でのんびりと暮らそうと引っ越してきて25年暮らした土地です。
そのおじとおばは、おじの実家があった熊本県七城町(ここから車で30分くらい)のところに移り住んだので、その後を私が譲り受け会社(㈱旬援隊)を設立しました。

株式会社旬援隊の社屋です。
煙突から立ち上る煙は、エントランスにある薪之介(薪ストーブ)から出ているもので、とても寒さの厳しい山奥です。
菊池水源の山奥で、自然と共に生き、自ら畑を耕し、さまざまな果樹や原木しいたけを育て、烏骨鶏たちを飼育しながら、自給自足の生活を目指しています。

こちらは、先日行った『水源キウイ』収穫の様子です。
自らの農業体験を活かしながら、匠の農家さんが育てる“本物”と呼べる作物を消費者と生産者目線で紹介して、ネットショップ「FLCパートナーズストア」で販売しています。

「FLCパートナーズストア」では、契約農家さん(わが家の専用農家さん)の、とっておきの“最旬”食材をご案内しています。
ぜひ、下記「FLCパートナーズストア」のロゴをクリックして、ホームページものぞいてみてください!
ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
『FLC日記』は「にほんブログ村」のランキングサイトに参加してます。
下のバナーをクリックして、ランキングアップにぜひご協力下さい。
よろしくお願いします。
