FLC日記 2014年11月25日(火) 雨のちくもり
『原木(げんぼく)しいたけ』をご存知ですか?
主に、クヌギ、ナラの木を伐採し、乾燥させ、コマ(しいたけ菌)を打ち込み、菌を根付かせ、その原木からの栄養でしいたけを育てる!
それが『原木しいたけ』です。
「そんなの知ってるよ!当たり前じゃん!!」と、お思いの方も多いはず!!
しかし、現在スーパーなどで販売されているしいたけは、そのほとんどが「菌床しいたけ」です。
「菌床しいたけ」は、おがくず等と肥料を使い“菌庄”として栽培する方法です。
ハウスや建物の中で栽培され、温度や湿度管理をすることで、1年を通して収穫が可能です。
一方、『原木しいたけ』は、栽培のための原木の伐採から、2年もの歳月を要し収穫を迎えることと、その間の多くの手間ひまが必要なことで、現在国内で流通している「しいたけ」の約2割にまで減少している貴重なしいたけです。
さらに、『原木“生”しいたけ』となれば、一般流通している”生しいたけ”の中でわずかに1割ほどしかない、さらに貴重なしいたけなのです。
熊本県山鹿市鹿北町の「小春農園」さんは、『原木しいたけ』にこだわりぬき栽培する匠の農家さんです。
鹿北町の清らかな水と豊かな自然の中で、農薬や化学肥料などを一切使わない、天然に最も近い形で『原木しいたけ』を栽培しています。
「FLCパートナーズストア」では、「小春農園」さんの『原木しいたけ』をネット独占販売しています。
その安全性と、なにより旨さは、多くの方にご支持頂き、大変リピート率の高い人気商品です!!
↓ 今すぐ購入したい方はコチラ ↓
「FLCパートナーズストア」 『原木しいたけ』
ここは、熊本県山鹿市鹿北町のとあるクヌギの森です。
本日は、『原木しいたけ』を育てるための最初の作業の“原木の伐採”を現地取材してきましたので、ぜひご覧ください。
私が取材に伺ったのは、“原木伐採”作業の最終日。
伐採予定の約3分の2ほどはすでに作業が終わっていました。
伐採の様子を現地取材いたします。
ここまでは、「小春農園」専務の小原将輝さんの車に同乗させて頂きやってきました。
「待ち合わせをして一緒に乗ってこないと、現地集合は絶対に無理だったでしょ?」
将輝さんがそう話しています。
「笠さん!今年は実践しなくても良いですか?」と将輝さん。
そうなんです。
2年前の11月に初めて“伐採作業”を取材に伺った際に、「小春農園」代表の小原正宏さんにそう言っていただき、自らも伐採作業を初体験させて頂きました。
「小春農園」さんの『原木しいたけ』栽培をお手本として、あくまでも小規模の栽培ではありますが、現在、私も熊本県菊池市菊池水源の山奥で、『原木しいたけ』を栽培しています。
その時の様子も、もちろん以前のブログでご紹介していますので、興味のある方はご覧ください!
原木しいたけ 原木の伐採 その3(伐採初体験)
「まもなく父(代表の小原正宏さん)も来ると思いますが、今日中に終わらせないといけないので、1人でできる分は始めましょうかね!笠さん、危ないですから離れて撮影して下さいね!」
将輝さんはそう言うと、先ほどまでの笑顔から表情が一変し、チェーンソウをクヌギの原木に入れていきました。
ごう音と共におがくずが舞い上がりました。
「もう何度もご覧いただいているので、笠さんは御存じでしょうが、まずは、倒したい方向の幹を、こうして三角に切り込んでカットするんです。」
「それから、カットした部分の少し上を、今度は反対方向から垂直に切っていきます。笠さん!そっちは危ないから、上の方から撮影して下さい。」
次の瞬間、この大きなクヌギの木が、倒れていきました。
これは倒れていく瞬間の写真です。
伐採は、その後の作業効率を考え、このように同じ方向に倒していきます。
それにしても見事なものです。
この場で春までは“葉枯らし”と言って、水分を抜いて乾燥させるのです。
そうこうしていると、「小春農園」代表の小原正宏さんがやってきました。
「ここから見て右奥に、電柱があるとたい!電線ば切るといかんけん、用心のためにウインチば積んで上がってきたけん、遅くなってしまったね。」と小原さん。
「ここはね、ちょうど10年前に伐採したとたい。その時は将輝はまだおらんけん、母ちゃん(小原さんの奥様)と2人でしたばい。だけん、電線のことも知っとったとたい。」
「ほら!これば見て!!これが10年前に俺が伐採した跡たいね。そこから芽が伸びて、育ったとがこれたいね。根っこがある分成長も早かけん、だいたい10年くらいでベストの大きさに育つとたい。」
「こぎゃん“クヌギ山”がちょうど、10ヶ所あるけん、それらばローテーションで伐採して、毎年毎年『原木しいたけ』ば育てよるとたいね。」
「この切り株ば見てみなっせ!ちょうど年輪が10年分あるはずだけん。」
この切り株から、また新しい芽が伸び成長し、10年後に伐採するというサイクルを繰り返しているのです。
「皮がこぎゃんぶ厚かけん、この原木からは、かなり良かしいたけの立つばい!しいたけ菌はこの皮の部分にそって伸びていくけんね!」と小原さん。
「それじゃぁ、この原木からは『トリプル1』ができますかね?」と尋ねると、
「うん!この原木からは『トリプル1』ができる可能性は大いにあるね!ばってん、それはしっかり手ばかけて管理して、2年後になるばってんね!(笑)」
『原木しいたけ』の栽培には、2年もの歳月と多くの手間ひまを要するのです。
『原木しいたけ“トリプル1”』とは、3つの“1”を兼ね備えた特別な、肉厚のジャンボしいたけです。
その大きさ、この写真では分かりづらいと思いますので、こちらをご覧ください!!
弊社の男性スタッフの手に乗せて撮影しました。
『トリプル1』の3つの“1”とは・・・
“1番”最初(1年目)の原木から育ち・・・
“1割”しか採れない貴重な大きさ・・・
“1級品”の旨み、食感、味わい・・・
『原木しいたけ“トリプル1”』は、12月下旬か1月上旬よりの数量限定、期間限定での発売予定です。
伐採作業の様子は、まだまだたくさんご紹介したいのですが、本日は少々長くなりましたので、この続きはまた後日ご紹介させて頂きます。
「FLCパートナーズストア」では、「小春農園」さんの『原木しいたけ』を、現在好評発売中です!!
もちろん、2年前にこうして伐採をし、多くの手間ひまをかけ大切に育てあげ、この秋から収穫が始まった、最も自然に近い形で育てられた、完全無農薬・完全無化学肥料の安全な美味しい『原木しいたけ』です。
ぜひご賞味ください!!
ご注文(ご予約)は、下記「FLCパートナーズストア」のホームページより!
ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
『FLC日記』は「にほんブログ村」のランキングサイトに参加してます。
下のバナーをクリックして、ランキングアップにぜひご協力下さい。
よろしくお願いします。
スーパー・青果店情報をチェック!