FLC日記 2014年11月20日(木) 晴れ
早生みかん『興津(おきつ)』の販売をスタートしました!
甘味が強く、じょうのう膜(袋)がとても薄いので、
お子様からご年配の方まで大好評のみかんです。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「小春農園」さんの、匠が育てた『ザ・みかん』をネット独占販売しています。
そして、全国的にもまだ生産量の少ない、早生みかん『興津』を11月21日(金)より全国のお客様に向け発送致します!!
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「FLCパートナーズストア」 『ザ・みかん』
早生みかん『興津』は、紅葉のこの時期に完着(果実の色が完全に色付くこと)し、収穫時期を迎えます。
収穫時期が限られているため、全国的な生産量は少ないのですが、肌寒くなったこの時期に、甘みが乗ったみかんで、人気の高いみかんです。
生産農家の「小春農園」さんの、みかん畑に現地取材に行ってきました!
「小春農園」専務の小原将輝さんの車に乗せて頂き、現地へ向かいます。
「笠さん!ちょっと待ってくださいね。」
そう言って、将輝さんはイノシシを防ぐためのフェンスを開けました。
この道の左は、“たけのこ畑”、右には栗が植えてあります。
「小春農園」さんは、壮大な山の敷地を利用し、様々な作物を育てています。
「小春農園」さんでは、本日ご紹介する『ザ・みかん』の他にも、柑橘王『デコポン(肥後ポン)』、究極の柑橘『せとか』、幻の柑橘『麗紅』、『原木しいたけ』、『原木しいたけ“トリプル1”』、幻の白い『長生たけのこ』、『山あいの南高梅(青梅・完熟梅)』、『乾燥しいたけ』、『干したけのこ』、山あいの『甘熟いちじく』、などを育てていて、そのすべてが“本物”と呼べる逸品です。
山に登り、将輝さんに『興津』の栽培場を見せて頂きました。
「ここにまとめて『興津』を栽培しています。」と将輝さん。
敷地内の南東に位置する栽培場です。
そこには、たくさんの早生みかん『興津』が、収穫の時を待ち、色付いていました。
葉っぱも青々と元気で、樹勢の強さを感じます。
私は、将輝さんに、尋ねました。
「パイプを使って、紐で吊っていますよね?やはり風対策ですか?それから、果樹の足元に落ちているみかんは、摘果したものですか?」
「今年は、大型の台風が何度も上陸ってなったでしょ?強風で、果樹の枝が折れたり、果実が揺れてキズつくのを防ぐためです。落ちているみかんは摘果したものですよ!」
「以前も取材に来られてご存知のように、極早生みかん、早生みかん、中世みかんはそれぞれのタイミングを見計らって、実る果実を3分の1にまで落とすでしょ?その時、摘果したみかんたちです。基本、内成(果樹の内側に実ること)のみかんと、キズがあるみかんは全部落とします。そうすると、果樹の外側にだけ実るので、紐で吊って補強してあげないと枝が折れる可能性があるんです。」
これだけたくさんのみかんが実っていますが、これでも“匠の技”によって選び抜かれ、3分の1にまで摘果された選抜のみかんたちなのです。
多くのみかん農家さんは、果樹園全体にマルチビニールを敷き、みかんを栽培しますが、「小春農園」さんはその方法を採用していません。
みかんは、とても乾燥に強い果樹です。
水を極力与えずに育てると、そのストレスで果実は甘く育ちます。
マルチビニールを敷かずに、自由に水を与える「小春農園」さんでは、どうやってみかんを甘く育てているのでしょう?
その答えは、こうして無数に摘果されたみかんたちにあるのです。
みかんの種類によって、また果樹1本1本の成長の様子を見て、ベストなタイミングで摘果作業を行います。
これは、8月下旬の摘果作業の様子です。
小原将輝さんのお父さんで、「小春農園」代表の小原正宏さんが、匠の技でみかんの摘果を行っています。
「小春農園」さんでは、みかんに水を与えずにストレスをかけてみかんを甘くするのではなく、たくさんの果実を実らせ、「水が足りない!」とみかんがより元気に値を伸ばし、頑張る力を利用してみかんを甘く育てています。
その摘果作業は、まさに匠の技です!
内成のみかんはもとより、このようにわずかなみかんの果皮のキズも見逃さず、1つ1つのみかんを判断して、徹底した摘果作業を行います。
小原さんはお話しいただきました。
「水も有機肥料もたっぷり与えて、元気なみかんの果樹ば育てるとたいね。たくさん着果させて、この時期まで「水が無い!」じゃなくて、「水が足りない!」ってどんどん根を伸ばして、頑張るようにするとたい。根の張った元気な果樹だと、この時期に一気に摘果してあげれば、残ったみかんたちが大きく甘く育つとたいね。」
これこそが、「小春農園」さんの元気な果樹で育った、匠のみかんなのです。
匠の技によって、選び抜かれ残されたみかんたちは、夏から秋の太陽の日差しを浴びて、大きく甘く育っていきます。
水も有機肥料も存分に与えて育てた、元気な果樹から実るみかんです。
「それぞれの農家さんたちのやりかたなので、決して否定はしませんが、中にはホルモン剤を与えて、根っこを伸ばさないようにして、水を与えず育てる農家さんもあります。」
「でも、私たちは、みかんを自由により元気に育て、さらに甘くておいしいみかんを作り上げるんです。みかんの果樹が頑張る力を信じて育てています。そうすることで、元気な果樹は、毎年コンスタントに美味しいみかんを実らせてくれるのです。まだ、暑さの残る“極早生みかん”の時期には、酸味があるみかんを!そして、早生みかんの『興津』からは、より甘さを感じることのできる、みかんの果樹の特性を活かした『ザ・みかん』たちなんですよ。」将輝さんはそうお話しいただきました。
今回は、春の果樹の移植のお話や、みかんの花、草生栽培のお話などのご紹介は致しませんでしたが、私はもう何年もの間、年間を通じ「小春農園」さんのみかんの栽培の様子を現地取材していきました。
その私が、自信をもっておススメしているのが、今年も変わらぬ美味しさに育てられた、「小春農園」さんの『ザ・みかん』です。
『ザ・みかん』は、全く飾らずみかんそのものの本当の美味さを楽しんでいただきたく命名された名前です。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「小春農園」さんの匠が育てた『ザ・みかん』をネット独占販売しています。
大変リピート率の高い「FLCパートナーズストア」の人気商品です。
本日ご紹介した早生みかん『興津』に続き、今後も「中世みかん」の『ひのみらい』、そして「晩生(おくて)みかん」の『青島』、『金峯』と続きます。
ご注文(ご予約)は、下記「FLCパートナーズストア」のロゴをクリックしてお進みください。
みかんが持つ本来の力を信じ、元気な果樹と匠の技で育てられた『ザ・みかん』です。
ご来店、お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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