FLC日記 2014年9月23日(火) くもり
昨日、9月22日、烏骨鶏のヒナが7羽誕生しました!!

ここに写っているのは、6羽ですが、先ほど見に行くと、無事に生まれていました。
烏骨鶏のタマゴの孵化は、予定がほとんど狂いません。
温め始めて21日目の誕生です!!

親鳥の羽の隙間から、顔を出し初めてみる世界をのぞきこんでます。
まん丸の黒い眼と、ふわふわの産毛が何とも無条件に、とにかく、すっごくかわいいんです!!

さて、ここは熊本県菊池市、菊池水源の山奥です。
この地で、私は、この山奥で、自ら田畑を耕し、たくさんの果樹を育て、原木しいたけを栽培し、烏骨鶏を飼育しながら、匠の農家さんが育てる“本物”と呼べる、熊本の食材をインターネットで販売しています。

どれくらい山奥かと言うと・・・。
この道は、ここに登ってくるための、唯一の1本道!
敷地内の電柱が写ってると思いますが、ご覧の通りに電線はここまでしか来ていません。
電柱の果てなんです。

その道は、さらに山奥へと続いていますが、途中で舗装が終わり、砂利道となりいずれは行き止まりです。
もちろん、ここより山奥には誰も住んでいません。
ですから、電柱はここまで!
これより山奥には電気がありません。

敷地は1500坪ほどです。
エントランスには、薪ストーブがあり、家の中には囲炉裏があります。
道路を挟んでその奥の川の近くには、バーベキュー場もあるという、自分でもちょっと自慢できる良いとこなんです。
これからの季節の楽しみは、裏の高台から見る景色です。
1軒のお家がありますが、今は時々別荘として利用しているだけで、普段はだれも住んでいません。

今はもう引っ越しましたが、昨年4月までは、有働さんご夫妻が住んでいて、そのご主人が見事な庭園を造っていました。
「ここは、公園ですか?」と間違う方がいるほどの、見事な手入れをされていました。
現在は、娘さんご夫婦が、時々来ては手入れをしています。
このお庭を、私のとこの高台から望むのは、秋のなによりの楽しみです。
11月中旬が見ごろですね!

さて、話を戻して、今日の主役の「烏骨鶏」たちです。
「烏骨鶏」は、ニワトリに似た鳥で、別名“薬用鶏”とも呼ばれています。
栄養価の高いそのタマゴはもとより、肉、皮、骨、内臓にいたるまで、“薬用鶏”と呼ばれるほどの高栄養食材とされてきました。
古来中国では、食することで、「不老不死」になると言われ、大変貴重な鳥でした。

これが「烏骨鶏のタマゴ」です。
鶏のタマゴよりも、ちょっと小さめですが、とても栄養価は高いんです。
ただ、1羽の雌鶏が、年間約40個ほどのタマゴしか産みません。
ほぼ9日に1個の割合です。
私が運営する「株式会社旬援隊」のネットショップ「FLCパートナーズストア」で販売する人気商品です。

産卵数が少ないうえに、人気があり、まだまだ需要と供給のバランスが取れていません。
そこで、烏骨鶏たちを少しずつ増やしていこうとしています。
貴重なタマゴなので、1つも無駄にはできません。
実は、7月にも孵化させようと頑張ったのですが、大変なことがおきました。
大惨事と感動悲話を紹介していますので、ぜひ下記のブログをご覧ください。
FLC日記 2014年7月23日(水)
ヒナ誕生!しかし・・・大惨事!!そして残った命を守る話
FLC日記 2014年7月24日(木)
ヒナ誕生!の続き!! “母親鳥”誕生の感動のお話し!

ここでは、烏骨鶏たちに朝と夕方エサを与えています。
昨日の朝は、ちょっと早めに鶏舎に行きました。
烏骨鶏のタマゴが孵化する予定日だったからです。
そお~っと近づいてみると、とてもか細い「ピヨピヨ」と言う鳴き声が聞こえました。

それもそのはず!
その声は、まだタマゴの中から聞こえていたのです。
タマゴがほんのわずかにひび割れているのがわかりますか?
ここが、ちょうどヒナのくちばしのところです。

親鳥たちにエサを与えて戻ってくると、タマゴの中に小さな命を見ることができました。
ヒナのなく声に反応した親鳥が、優しくタマゴを割ってあげながら、孵化を促していたのです。

タマゴを取られたと、親鳥があまりにも警戒した声を出すので、すぐにそのタマゴを戻しました。
カメラをつつかれながらの撮影だったので、ピントがずれてることはお許しください。

まずは母鳥に任せて、しばらくたって見に行くと、無事に誕生していました。
まだ、産毛が乾ききっていないので、生まれて約30~40分と言ったとこでしょうか。
しっかりと立つことはまだできないようです。

母鳥の羽の中からは、たくさんの鳴き声が聞こえたので、ちょっと失礼してヒナたちの人数確認です。
1、2、3、4、5!
私にお手の中にいる子も含め、6羽のヒナが生まれていました。

今回、この母鳥には、8個のタマゴを温めさせ、6羽誕生しました。
もう1羽は、今孵化の途中です。
あと1つは、ちょっと様子を見ないといけません。
仮に、その1つがダメだったとしても、高確率で孵化したので、この母鳥をすごく誉めてあげたいと思っています。
みんな元気に育ってほしいものです。

私は、この地で自らの農業を営みながら、消費者であり生産者でもあるという目線で生産の過程や商品を紹介し、匠の農家さんが育てる“本物”と呼べる農作物、旬の食材を販売しています。
写真は、ここで育てている『水源キウイ』です。


熊本の採れたて新鮮野菜や、安心・安全なお米、最旬フルーツなど、匠の農家さんが育てた食材で、他では手に入らない貴重な商品ばかりです。
最旬食材は、写真の樹上完熟梨『ジャンボ梨新高』です。
もちろん、『菊池水源の烏骨鶏のタマゴ』も好評発売中です。
ただし、数に限りがあるので、売り切れになっていない時は、超ラッキー!!
数量限定の早い者勝ちですよ。
詳細は、下記「FLCパートナーズストア」のロゴをクリックして、ホームページをご覧下さい!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
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