FLC日記 2014年8月27日(水) 晴れ時々くもり
『菊池水源棚田米』のお米の花が咲きました。
青々と元気に育つ棚田(田んぼ)の様子を、取材してきました!!


ご覧ください!
これがお米の花です。
この白い糸くずのようなのがお米(稲)の花です。
でも正確には、開花後、数時間でもみは閉じてしまうので、閉じたあとに残された雄しべですね!!

ここは、熊本県菊池市、菊池水源にある棚田です。
1級河川「菊池川」の水の源(みなもと)にあるこの田んぼは、清らかな水の恵みで美味しいお米が育ちます。

「FLCパートナーズストア」で契約している“わが家の専用農家さん”である後藤武臣さんの田んぼは、この棚田の中の最も南に位置しています。
私が立っているところも含め、計5枚。
どの棚田(田んぼ)も一様にそろって元気に成長中です。

本日のブログの3枚目の写真の全体を見下ろした高台は、この写真の中央部分あたりです。
これは、後藤さんの一番上の田んぼです。
ご覧の通り、どの田んぼも曲がりくねっています。

棚田でのお米作りは、通常の平地の四角い田んぼに比べ、その労力は5倍とも10倍とも言われています。
では、なぜこの手のかかる棚田で、後藤さんはお米を育てるのか?

ここには、水の源、菊池水源から流れ込む、新鮮で清らかな水があるからです。
美味しいお米作りに欠かせない、水、土、太陽の光。
その中で、水にこだわり、この手のかかる棚田で、『菊池水源棚田米』を育てています。

『菊池水源棚田米』生産農家の後藤武臣さんです。
「この稲の花の咲くころは、1日2回田廻りばするとたい。ピシャッと水の管理ばせんと良か米はできんけんな!」

「今年からは、『菊池水源棚田の“れんげ米”』ばい!」
これは、4月下旬の後藤さんの棚田の様子です。
後藤さんの棚田は、一面れんげの花畑のようです。
水にこだわる後藤さんが、今年からさらに土作りにもこだわり、れんげを緑肥として育て、れんげ米を育て始めました。
このれんげは、れんげの花が咲き終わる頃、花も葉も茎も根も全てを田んぼに鋤き込み、そのまま有機肥料として土を作り上げるのです。

中央の建物は、後藤さんの田んぼのすぐそばにある、「堆肥センター」です。
後藤さんが発起人の一人となり、水源地区の田んぼや畑にまく有機肥料の堆肥を作っています。
もちろん、後藤さんの田んぼにも堆肥を入れています。
れんげと堆肥のダブル肥料で、元気な土を育て、ごらんの通り、今日の強い風になびいても、すぐに立ち上がるほど強い稲が育っています。

「水は文句なしに良かでしょうが!あとはどれだけ俺が手ばかけきるかたいね!今年から、堆肥に加えて、れんげで土ば作ってきたけん。今まで以上に良か穂のでよるばい!!」

後藤さんの田んぼを写真に収めた後、後藤さんのご自宅に伺いお話を聞くと、後藤さんは嬉しそうに話されました。
後藤さんのお話し通り、今年の稲穂は、なんだかとても力強く見えました。
この稲穂が、ふくらみこうべを垂れ、黄金色に輝き、収穫(稲刈り)を迎えるのは、今年も10月初旬のこととなるでしょう。

そして今年も、『菊池水源棚田米“もち米”』も販売いたします。
数量限定の商品です。
昨年は、販売と同時に完売したので、今年は入荷量を増やして対応する予定です。
こちらもぜひ楽しみにしていてください。

「FLCパートナーズストア」では、今年も後藤さんが育てる『菊池水源棚田米』改め、『菊池水源棚田の“れんげ米”』と、『菊池水源棚田米“もち米”』をネット独占販売いたします。
一般流通のない、大変貴重なお米で、数量限定の完全予約販売です。
9月上旬から、今年も先行予約の受付をスタートいたします。
これからも、稲穂が実る様子や、稲刈りなど現地取材をしてご紹介していきます。
お見逃しなく!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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