FLC日記 2014年8月17日(日) 晴れのち雨(夕立)
『砂田のこだわりれんげ米』生産農家の、野中逸雄さんの田んぼに取材に行ってきました!!
今年も、稲ワラと緑肥の“れんげ”で作り上げた元気な土と、清らかな水で『砂田のこだわりれんげ米』は、順調に成長しています。
ここは、熊本県菊池市七城町砂田地区。
七城町は、日本有数の米どころです。
とりわけ、“砂田地区”は、田んぼに砂が混ざった独特な土壌で、水はけがよく肥料が効きすぎない、お米作りに適した土壌です。
その地で育つ『砂田米』は、“天下第一の米”と称されて将軍家や皇室への献上米としての歴史があります。
そんな中、野中さんは、『砂田のこだわりれんげ米』を作っています。
米作りにいずれも欠かせない、“水”、“土”、そして“太陽の恵み”。
供給される水は、「竜門ダム」から来る清らかな水です。
菊池川水系の迫間(はざま)川上流の日本で有数のダムです。
高さが約100mあります。
重力式コンクリート・フィル複合ダムの中では、高さ(堤高順)が日本で一番高いのが竜門ダムです。
「竜門ダム」からの清らかで豊かな水も、日本有数の米どころを支える大切な要因です!
これは、4月下旬の野中さんの田んぼです。
野中さんは、元気な土を作るために、冬の間に田んぼにれんげの種を蒔きます。
れんげを“緑肥”として、田んぼに鋤き込み有機肥料としています。
れんげは、花が咲き終わる、5月上旬にその花も、葉も、茎も、根も全てを鋤き込むのです。
れんげは、肥料とするためだけに育てられます。
こだわりの土作りです。
『砂田のこだわりれんげ米』生産農家の野中逸雄さんです。
「このあたりの田んぼでも、それぞれの農家さんが、それぞれのやり方で“米”ば育てよるたいね。」
「道1本はさんだ、後ろの田んぼは、冬には飼料用の草を育てて、この時期にこうして刈り取りよらすたい。もちろん、それぞれのやり方を否定する気は全くなかばってん、俺はこの田んぼを米作りだけのために使いたかとたい。」
「稲刈りの時に、細かく砕いてまいておいた稲ワラと、このれんげばしっかり田んぼに鋤き込んで、有機肥料とするでしょ、そうして作り上げた元気な土は、全てお米作りにだけ使いたかわけよ!」
「稲ワラとれんげだけ!!それで作り上げた元気な土で、安全で美味い米ば育てるとたい。」
野中さんは、自分や家族、親せきや知人のためだけに、お米を育てています。
ですから、安全で美味しいにとことんこだわりぬいているのです。
1ヶ月ほど前の、7月中旬の写真です。
強い風になびきながらも、元気な土と清らかな水で、稲たちは強く成長していました。
でも、その後、稲たちは試練の時を迎えます。
7月下旬から8月上旬のころ、田んぼへの給水を止めます。
田んぼの土はひび割れるほど乾燥します。
稲は、水を求めて地中深くまでしっかりと根を伸ばします。
稲たちにとっては試練の時ですが、これでその後元気な苗が育つのです。
試練を乗り越えた稲に、その後再び、たっぷりと水を与え、こうして元気な稲が育つのです。
野中さんが作り上げた有機肥料をふんだんに使った元気な土が、強い稲を育てています。
そして、間もなく稲の花が咲きます。
8月下旬から、9月上旬にかけてのことです。
その後、稲穂が膨らみ、こうべを垂れて10月上旬には収穫(稲刈り)です。
もちろん、それらの様子も全て現地取材をして、このブログでご紹介していきます。
野中さんの「七城砂田のこだわりのお米」は、以前は、有名デパートにも卸していました。
しかし現在は、自分や家族のためだけに育てています。
私は、かなりの無理を言って、野中さんの『砂田のこだわりれんげ米』を、「FLCパートナーズストア」でネット独占販売させて頂いています。
数量限定の大変希少なお米です。
「FLCパートナーズストア」で、まもなく予約販売の受付をスタートいたします。
これからも、このブログ(FLC日記)と、下記、弊社ホームページをお見逃しなく!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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