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七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)

FLC日記 2014年6月27日(金) 雨のちくもり
熊本県菊池市七城町は、日本を代表するお米の産地です!!
この地で育つ、『七城米』は、「七城のこめ」と言う名前で、“おいしいお米日本一”に輝いた実績を持っています。
七城町で、『こだわりのお米(ひのひかり)』を育てる、「長尾農園」さんの田植えの様子を密着取材してきました。
七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_18164377.jpg

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_18232588.jpg「長尾農園」さんの、『長尾さんこだわりのお米(ひのひかり)』は、「FLCパートナーズストア」の大人気商品です。
ばらつきがなく、ふっくらとして甘く、お米の香りも際立つ最高のお米です。

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_18283350.jpg「長尾農園」さんが、惜しまぬ手間ひまと、徹底管理で育て上げたお米は、冷えても美味しいと評判で、平成25年度の「長尾農園」さんの『長尾さんこだわりのお米(ひのひかり)』は、すでに完売いたしました。
私は長尾さんのお米の味に惚れ込み、2年がかりでお願いして、「FLCパートナーズストア」でネット独占販売をさせて頂いています。

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_18314978.jpg「長尾さん!田植え機が新品じゃないですか!すっごくかっこいいですよ!!」と言うと、
「そうだろ?かっこも良かし、とにかく早かばい!笠さんはもう少し遅く来たなら、田植えの終わとったばい!(笑)」

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_1835204.jpg「長尾農園」さんでは、代表の長尾千行さんと、奥様のとも子さんの、仲良しご夫婦の二人三脚で、『長尾さんこだわりのお米(ひのひかり)』、『大根』、『ニンジン』、『ジャガイモ』、『ほうれん草』などを育てる匠の農家さんです。
お米はもとより、長尾さんが育てる野菜たちは、“長尾ブランド”と言われ、直売所などでは、「長尾農園」さんのの前が入った長尾ブランドの野菜たちから売れていくと言うほど大人気なのです。

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_191432.jpg私は、「長尾農園」さんの田んぼを、“美しすぎる田んぼ”と呼んでいます。
真っ直ぐに植えられた苗もそうですが、これからこの苗たちが、本当に同じように成長していくからです。

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_193253.jpg長尾さんはいつもこう話されます。
「大根やニンジン、ほうれん草などは、その成長ば見て収穫のタイミングば見極められるたい。でも、お米はそういうわけにはいかんでしょ?収穫(稲刈り)はいっぺんにせにゃんとだけん、同じように育って、同じように実らんと、ばらつきの無い美味しいお米にはならんとたいね!そのためには、元気な土のきれいな田んぼば用意して、一様に成長した苗ば育てて今日の田植えば迎えたとたい。」
稲刈りの後から、田植えまでの様子を簡単にご紹介します。

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_192174.jpg1月下旬、長尾さんは、田んぼに肥料を与えます。
鶏糞を原料とした有機肥料です。
稲刈り時に細かく砕いて田んぼにまいた「稲ワラ」と「鶏糞」の2つの有機肥料で、元気な土を作るのです。

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_19253526.jpg「とにかく、肥料の偏ると良か米は育たんとたい。そのためには、こぎゃんして目印ば立てて、それに向かってまっすぐ進みながら、まんべんなく肥料ばまくとたいね。それも田んぼの隅々までピシャッと一様にするとたい。」
その後、田んぼの土を耕運していくのですが、「長尾農園」さんでは、そこにもうひと手間をかけるのです。

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_19323532.jpg肥料を与え終わった3月上旬には、「天地返し」と言う作業をします。
その名の通り、田んぼの土の天地を入れ替えるように、深く深く耕運するのです。

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_19335828.jpgその深さは、40cm以上もありました。
昔からこの時期に田んぼを深く耕すことは、美味しいお米を育てることだと言われていました。
稲ワラも土と共にひっくり返され、乾燥と保湿を繰り返しより早く肥料となるのです。

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_1940159.jpg左は、「長尾農園」さんのこの時期の田んぼで、右は別の農家さんの田んぼです。
「長尾農園」さん以外にはあまり「天地返し」のひと手間をかけてはいません。
しかも、「長尾農園」さんでは、1枚の田んぼを3回も「天地返し」をするのです。

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_19514378.jpg惜しまぬひと手間をかけて、深く深く田んぼを掘り返します。
毎年決まって、この時期に繰り返してきたこの作業で、大切な田んぼの土を作り上げてきました。
3回の「天地返し」で、田んぼの奥深くまで、しっかりと稲の根っこが強く伸びる田んぼの環境が、美味しいお米を育てる“匠の技”なのですね!

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_2053040.jpg6月中旬、耕運しならされた田んぼには水をはり、「代かき」をしていきます。
「代かき」とは、田植えをする前の作業で、田んぼの土を平らにならす作業です。

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_20902.jpg田んぼの土が一律に平らになっていないと、田植え後どんなに水をきちんと管理していっても、同じように稲が育ちません。
ですから、「長尾農園」さんでは、このようにあぜ道のとことんギリギリまで、きれいにならしていきます。
1度や2度ではなく、「代かき」は、長尾さんが納得いくまで徹底的に繰り返されるのです。
そうして準備してきた美しすぎる田んぼに田植えが行われました。

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_20155791.jpg「笠さん!今年もこれからがお米作りの本番ばってん、ピシャッと一切の妥協をせずにお米の育つ田んぼば作ってきたけん、うまか米ば育て上げるばい!!」
長尾さんご夫婦は、笑顔でそうお話しいただきました。

七城米 長尾農園 平成26年度の田植えに密着取材!!その1(田植えまでの田んぼ作り)_a0254656_2019016.jpg少々長くなりましたので、この続きはまた後日!
「FLCパートナーズストア」では、今年も「長尾農園」さんの『長尾さんのこだわりのお米(ひのひかり)』をネット独占販売いたします。
今年も、これからの成長の様子や、惜しまぬ手間ひまなどなど、すべて取材してご紹介していきます。
お楽しみに!!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2014-06-27 20:26 | 七城米(長尾さんちのお米) | Trackback | Comments(0)
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