FLC日記 2014年6月10日(火) くもりのち雨
「棚田」でのお米作りは、通常の四角い田んぼに比べて、労力が5倍とも10倍とも言われています。
匠の農家さん後藤武臣さんは、その手のかかる「棚田」で『菊池水源棚田のれんげ米』を育てています。
なぜ、そんなに手のかかる田んぼでお米を育てるのか?
それは、ここに水の源(みなもと)から来る、“新鮮で清らかな水”があるからなのです・・・。


『菊池水源棚田のれんげ米』生産農家の、後藤武臣さんの田植えの様子を、一昨日、昨日に続きご紹介します。
後藤さんは、米作りの命ともいえる、この地に流れ込む、新鮮で清らかな水に惚れ込み、こだわりのお米作りをしています。

4月下旬の後藤さんの棚田です。
後藤さんは、田んぼにれんげの種を蒔いて、花が咲き終わる頃、花も葉も茎も根も全て田んぼに鋤き込んで、緑肥(有機肥料)とします。
奥にそびえる雄大な山は、阿蘇五岳の一つ「鞍岳」です。
後藤さんはお話しいただきました。
「米作りは、まずは“水”。そして元気な“土”と太陽の“光”。それから、どれだけ手間ひまばかけてあげるかによるわけたい。」

「お天道さんのご機嫌は毎年変わるわけだけんしょんなか(仕方ない)たい。ばってん、ここには菊池水源の良かぁ~水はあるわけだけん、あとは俺がどれだけ良か土ば作るか?どれだけ手ばかけきるかによるとたい。」

後藤さんの棚田(田んぼ)は、5枚です。
写真に見える4枚とその左にもう一枚の田んぼがありますが、もともと19枚あった小さな棚田を基盤整備で5枚にしています。
昨日の続き、一番下のもっとも曲がりくねった田んぼの田植えの様子をご紹介します。

ここは、入り口から最も離れた場所です。
この田んぼは、入り口から左に曲がる三日月形の田んぼ、中央の広い場所の田んぼ、その奥に今度は右に曲がる三日月形の田んぼを1枚にした田んぼです。
右に曲がる田んぼの三日月の頂点に今後藤さんはいます。
新たに苗を田植え機にセットし、いざスタートです。

三日月形の田んぼのの頂点はこの狭さです!
後藤さんは、最小限の半径で田植え機を反転させています。
「この先っちょ(先端)の部分は後で手植えせんとしょんなかとたい(仕方ないとたい)。」と後藤さん。

往路は、曲がりくねったあぜ道に沿って植えてきました。
今度(復路)は、その植えた苗に平行に田植え機は進んでいきます。

三日月形の田んぼの中腹は、こんなにも広くなっていますね!
ちなみに、左に立ててある“竹”は、後藤さんがマムシを捕まえるために立てているのです。
捕まえたら、焼いて食べるのだそうです!(笑)

三日月形の田んぼを田植えをしながら往復して、スタート地点まで戻ってきました。
この辺りに波畦(なみあぜ)で田んぼを仕切り、2枚の田んぼとして管理していきます。

反転して、三日月形の田んぼの頂点にむかって進みます。
後藤さんの田植え機は、4列づつ植えていくので、現在4×3の12列が植えられていますね。

頂点に近づき、田んぼの幅が狭くなると、後藤さんは、左の2列の田植えを止めて、右に2列だけを植えながら進みました。

この場所では、あえて2列だけにして、最後の仕上げの時に植えるのです。
なんだか、曲がりくねった田んぼを田植えで埋めていくパズルを見ているかのようでした。

先ほどの頂点までは進まずに、途中で反転してまた田植えを進めていきます。

広いところを、時には、2列だけ植えながら、何度も何度も反転を繰り返し田植えをしていきます。

スタート地点あたりは、ご覧の通り反転した跡だらけです。
とても器用に田植えのパズルを埋めていくのがわかりました。
いよいよ、最後の仕上げに入ります。

順番に植えていきましたが、最後の往路は、最も端を進んでいきます。
何度も何度も往復を繰り返しながら、最後の復路の4列分は、きちんと確保していたのです。

端を進みながら、三日月形の田んぼの頂点まで植えていき、反転して、最後に残しておいた4列分をきれいに植えながら戻るのです。
いやはや、計算しつくされた見事な田植えです!!

残り半分は、三日月形の頂点の入り口付近からスタートです。

左端をまっすぐ進み、先ほど何度も反転を繰り返した地点の上を進んで稲を植えていきます。

前半同様、広いところは何度も往復を繰り返し、狭いところでは、2列だけ植えて調節して、きれいに植え進んでいきました。
全く無駄のない、棚田ならではの見事な田植えを今年も見せて頂くことができました。

「後藤さん!お疲れさんでした。今年もお見事でした!」と言うと、
「笠さんに写真ば撮られながらする田植えにも、もうすっかり慣れたばい!今年も上手くでけたばい!!」
肥後もっこす(頑固者)の匠が見せる笑顔が、田植えの出来を物語っているようです。

今年も、匠の技による見事な田植えで、『菊池水源棚田のれんげ米』作りはスタートしました。
秋には、このような黄金色に輝く稲穂の景色が見れることでしょう!!
「FLCパートナーズストア」では、今年も後藤さんが育てる『菊池水源棚田のれんげ米』をネット独占販売いたします。
これからも、稲の成長、稲の花、稲穂のふくらみや、収穫(稲刈り)まで、全て現地取材してご紹介していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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