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菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み

FLC日記 2014年6月2日(月) くもりのち雨(梅雨入り)
「この茶畑は、完全無農薬・完全無化学肥料の『有機栽培』の茶畑たいね!このお茶は、全部“碾茶(てんちゃ)”用のお茶たいね。碾茶用は、解りやすく言うと“抹茶”の原料になるってことたい。今日は、有機抹茶『雲上の白』 用のお茶の茶摘みたい!!」
ブランド茶の『菊池水源茶』生産農家の赤星武利さんがお話しいただきました。
菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_1843770.jpg
朝日に照らされた、『菊池水源茶』は、キラキラと輝いていました。
茶摘機を操作し茶摘みをしているのは、共同経営者の川口荘一さんです。
青々としたお茶の大海原を進む姿は、実に美しく見えました。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_18121275.jpgここは、熊本県菊池市菊池水源の伊牟田地区です。
伊牟田地区は、ブランド茶『菊池水源茶』発祥の地です。
この地は、九州熊本と言えども、標高500mを越える高冷地です。
朝夕の寒暖差が非常に激しく、霧深いこの地は、お茶の栽培に適していて、山間部の土地を利用して、『菊池水源茶』を生産しています。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_18152193.jpg菊池水源は、まさに水の源(みなもと)の地区です。
1級河川の「菊池川」の源流で、ここよりほど近い『菊池渓谷』は、日本森林浴の森百選や日本名水百選に選ばれるなど、 阿蘇外輪山の豊な自然に恵まれ、澄んだ空気ときれいな水、肥沃な大地のこの地で、『菊池水源茶』は育ちます。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_18255710.jpg5月31日の早朝、お茶にかけられていた“寒冷紗(黒い幕)”が外されていきます。
茶摘み作業のスタートです。
この寒冷紗は、茶摘み予定日の2週間ほど前から、お茶の葉をより濃い緑に育て上げるためにかけられていたものです。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_18275761.jpgそのころは、新芽が元気に芽吹いていますが、茶摘みのころのような濃い緑色はしていません。
色の違いは一目瞭然ですね!
子の新芽に、黒い布をかぶせ最後の仕上げをするのです。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_18343879.jpg寒冷紗をかける作業中の赤星武利さんに、「お茶の新芽が実に美しいですね!」と言うと、
「茶摘みの時になると、きれいな濃い緑のお茶に仕上がるばい!また、その時も取材にきなっせ!」と、満面の笑みで答えて頂きました。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_1840354.jpgこの日はまさに茶摘み日和です。
澄み渡る青空と、青々としたお茶の葉がとてもすがすがしい気持ちにしてくれます。
武利さんの言葉通りの、濃い緑のお茶に仕上がっていました。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_18462363.jpg全ての寒冷紗が取り外されると、いよいよ茶摘みのスタートです。
生茶のとても爽やかな、香りが漂ってきました。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_18541451.jpg摘み取られた生茶は、まるで滝のように茶摘機の後ろの部分に流れ出てきていました。
お茶好きの私は、夢心地です。
茶摘機の後ろを、このままずっとついて行きたいほど、何ともたまらない良い香りなんです(笑)。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_18591151.jpgでも、そんなゆう著なことは言ってられません。
茶摘みはスピードが大事です。
摘み取られた生茶は、できるだけ早く加工場に届けなければいけないのです。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_1955532.jpg茶摘機から、すぐさま摘み取ったお茶を取り出し、専用の袋に入れます。
摘んだお茶を取り出し終わるのを確認すると、荘一さんはすぐに茶摘みをスタートします。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_19115244.jpg生茶を入れた袋は、専用のトラックへと運ばれていきます。
生茶だけあり、見かけよりもずいぶん、ずっしりと重いので、かなりの重労働です。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_1912546.jpgこの専用のトラックは、お茶の新鮮さを保つため、ファンが取り付けられていて、お茶工場に下ろすまで、常に新鮮な空気を下から送り込んでいます。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_1916076.jpg茶畑の両サイドでその作業が繰り返されています。
それにしても、みなさん全く無駄のない、かなり効率良い動きで作業を進めています。
私は、お茶の入った袋をトラックまで運ぶ作業を少しだけお手伝いさせて頂きました。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_19223147.jpgこの日の茶摘みは、同じ列を2度摘んでいるようでした。
まずは、浅めに1度摘みながら進み、その後に仕上げに深く摘んでいくのです。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_1927072.jpgこの写真の、1番手前が浅く摘んだ列で、手前から2番目が仕上げの茶摘みまで終わった列です。
まだ一度も摘んでいない、3列目との違いがはっきりと分かりますよね!

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_19403914.jpgさぁ、いよいよこの茶畑の茶摘みも終わりに近づきました。
最後の1列を川口荘一さんが運転する茶摘機が進んでいます。
この列で摘んだお茶をトラックに積み終わると、すぐさま生茶は工場に運ばれていきます。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_19434221.jpgしっかりとシートをかけ、すぐに出発です。
福岡県八女郡黒木町のお茶の工場に運ばれるのです。
トラックの出発を見送り、川口荘一さんにお話をうかがいました。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_19472266.jpg「この碾茶は、専用の工場でないと「有機栽培の抹茶」にできんとたい。俺たちは有機栽培でお茶を育て収穫まで!ここから先は、お任せするとたいね!そこが、以前笠さんが取材に来たうちの工場で加工する煎茶との違いたいね!いずれにしても、今年も自信持ってお勧めできる良いお茶ができたと思うよ!」
荘一さんたちのお茶工場の様子を取材したブログです。
興味のある方はぜひご覧ください!!
菊池水源茶 生茶から荒茶へ(製茶工場)

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_1959415.jpgこの日に茶摘みをした碾茶用の生茶は、幻の一品、菊池水源有機抹茶『雲上の白』へと加工されるのです。
有機栽培(無農薬、無化学肥料)で大切に育てられた生茶から作られた抹茶です。

菊池水源茶 碾茶(てんちゃ)の茶摘み_a0254656_2033372.jpg「FLCパートナーズストア」では、幻の一品、菊池水源有機抹茶『雲上の白』、人気ナンバーワンの菊池水源茶『玉緑茶』を含めた、4種類の『菊池水源茶』を販売中です。
平成26年の新茶は、間もなく販売スタートです。
お得な3本セットや選べる3本セットもございますのでぜひ下記ホームページもご覧下さい。

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by flcps | 2014-06-02 20:05 | 菊池水源茶 | Trackback | Comments(0)
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