FLC日記 2014年5月30日(金) 晴れ
今年も、「小春農園」さんのみかん畑には、元気なみかんの花が咲きました。
純白のかわいらしい花で、あたりには爽やかな香りが漂っていました。
ここは、熊本県山鹿市鹿北町にある、「小春農園」さんのみかん畑です。
とにかく広いんです!!
日の当たる山の斜面を利用して、みかんの果樹が栽培されています。
自然豊かなこの地で、たくさんの愛情と惜しまぬ手間ひまで育てられる「小春農園」さんのみかんは、『ザ・みかん』と命名され、ネット独占販売する「FLCパートナーズストア」の人気商品です!
「小春農園」専務の小原将輝さんに、案内して頂きました。
「将輝さん!ここはいつ来ても、この自然の大パノラマがホント良いですよね!みかん畑と言うより、「みかん山」ですよね!」と言うと、
「ハハハ!そうですね!!私たちも「みかん山」と呼んでますよ!」
「笠さん!ほら!このあたりが、果樹の移植の取材に来られた時の、果樹を抜いたところですよ!」
とにかく、将輝さんの後ろをきちんと着いて行かないと、迷子になりそうなので、私も必死です!(笑)
約2か月ほど前、この場所では、大工事が行われていました。
みかんの果樹の移植(引っ越し)です。
本日は、その時の取材の様子をご紹介したいと思います。
4月3日のことでした。
「みかんの移植ばするばってん、取材に来る?」と連絡を頂き、「小春農園」さんのみかん山に伺いました。
私は軽い気持ちで伺ったのですが、ユンボ(パワーショベル)を使った大掛かりな移植作業でした!!
「こおはようございます!すっごいことになってますね!」と声をかけると、
「笠さん!おはよう!!ちょっと今、大事なとこだけん、話はちょっと待って!!」
ユンボを操作しながら、「小春農園」代表の小原正宏さんがお話しされました。
近づいて、様子を見ると、ちょうどみかんの果樹を引き抜いているところでした。
「大丈夫?キズつけとらんかなぁ?」と小原さん。
「大丈夫×2!土を落とすけん、そのままちょっと待って!」と将輝さんが答えています。
みかんの果樹は、ユンボで吊られたまま、将輝さんとおじいさんの正法さんが、手際よく根元の土を落としています。
その間、小原さんがちょっとお話しいただきました。
「あとでゆっくり話すばってん、移植はとにかくスピードが大事とたい!良かごたるね!なら下ろすよ!!」
根元の土を落としたみかんの果樹は、ゆっくりと大事に下ろされました。
すぐさま、将輝さんが、根っこを切りはじめました。
「植え替えるところで、新しい根っこがちゃんと出るように、土を落として、根っこを切ってやらにゃんとたい。」と小原さん。
驚いたのは、次の瞬間でした!!
「これは俺が行こう!」
そう言って、おじいちゃんの正法さんが、1人でみかんの果樹をかたげて運び始めました!!
力強い足取りで、どんどんと進んでいきます。
私はただただ、あっけにとられて見ているだけでした。
「ハハハッ!笠さん!ビックリしたろ?さっきはごめんごめん。ちょうど大事な時だったけんね!ここで、苗木から育てて、この大きさまで成長したけん、その間に植えとったとば抜いて、植え替えるとたい。もう1本抜くけん、見よきなっせ!」と小原さん。
ここからは、小原さんの説明をもとに、写真メインでご紹介します。
まず、みかんの果樹の剪定をします。
一度ハサミを入れたら取り返しはきかないので、小原さんも真剣な眼差しです。
次に、スコップを使って、根っこを切りながら、果樹のまわりを丸く掘ります。
果樹の幹に傷つけないようにタオルを巻き、ロープを固定します。
ロープをユンボとつなぎ、ゆっくりと引き上げていきます。
かなり慎重な作業です。
上手く抜くことができました。
私は先ほど、ちょうどこのタイミングで、声をかけたようです。
「話は、作業しながらで良かね?抜くだけじゃなくて、これば移し替えにゃんとたい!その間、どんなに遅くとも30分以内で終わらせんと、元気に移植させることができんとたいね!良し!行こう!!」
今度は、将輝さんが、1人でみかんの果樹をかたげて運んでいます。
軽トラック2台に2本と3本!
見事な手際で、この短時間に、5本のみかんの果樹が抜かれました。
とにかく、「小春農園」さんの手際の良いチームワークが光っていました。
これから、軽トラックで、移植地近くまで運び、いよいよ移植作業ですが、少々長くなりましたので、この続きはまた後日!
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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