FLC日記 2014年5月3日(土) 晴れ
「毎年、藤の花の咲くころに、『干したけのこ』ば作るたとたいね!海棠(かいどう)の花が咲く頃がたけのこの最盛期で、藤の花のころには、親竹ば立てながら、『干したけのこ』作りたい!!」
「小春農園」代表の小原正宏さんが、“たけのこ畑”から収穫した、『干したけのこ』用のたけのこを前に、そうお話しいただきました。
昨日に続き、熊本県山鹿市鹿北町の「小春農園」さんの、『干したけのこ』の取材日記です。
昨日のブログで、収穫の様子をご紹介していますので、興味のある方は下記のタグをクリックしてください。
干したけのこ 平成26年度無農薬・有機栽培で育てた「干したけのこ」販売開始!!人気の秘密その1
これが、『干したけのこ』です。
九州では、割と食される食材ですが、ご存じない方も多いと思います。
「メンマ」や「シナチク」と言えばピンときますかね!
生のたけのこの皮をむき、カットして、茹でて、乾燥させたものです。
それを水またはぬるま湯でもどし、調理や加工して食べるんです。
『干したけのこ』は、食物繊維の塊のようなもの!!
低カロリーな食材で、便秘の改善や大腸がんの予防にも効果的だと言われています。
近年の健康ブームにも後押しされ、ネット独占販売する「FLCパートナーズストア」の大人気商品です。
さて、本日は、収穫したたけのこの皮むきからのお話です。
まずは、タテに半分に切ります。
そうすることで、皮むきがしやすいのですね。
「小春農園」代表の小原正宏さんが半分にして、奥さまの美子さんが皮をむいています。
タテに半分にすることで、こうして割と簡単にたけのこの皮をむくことができるんです。
皮をむいたたけのこは、コンテナに集めていきます。
たけのこは、新鮮さが第一!朝一で収穫したたけのこは、、その日のうちに加工されていくんです。
「笠さん!ほら、藤の花がきれいやろ?藤の花をめでながら、毎年『干したけのこ』作りをしよるとたい!」小原さんが、藤の花が咲き誇る様子を見せて頂きました。
藤の花を見て戻ると、選手交代が行われていました。
小原さんのお父さんがたけのこを半分に切る作業担当。
息子さんで「小春農園」専務の小原将輝さんが、皮むき担当。
奥様の美子さんがカット担当です。
「将輝さん!それにしても、この自然の色合い!このグラデーションは本当にきれいですよね!」と言うと、
「ホントそうですよね!まぁ、笠さんがそう言うので、このグラデーションを楽しんでますが、そんな楽しんでいる場合じゃないですね!(笑)」
「えぇ!?そうなんですか、だったらせっかくなんで、記念撮影でもしますか!」と無理なお願いをして、撮ったのがこの写真です。
「今年も最高の『干したけのこ』ができますかね?」と尋ねると、「最高級のたけのこを育てたんで、お任せください!」と、匠による力強い答えが返ってきました。
おぉっと、ここで、匠の技を見せて頂きました。
「笠さん!ほら、こうしてたけのこの皮がついていた部分を削いであげるとたい。そうすると平らな『干したけのこ』になるし、とてもきれいな黄金色になるとよ!」と奥さんの美子さんが教えてくれました。
「そうしたら、たけのこの節の部分に切り込みをちょと入れるとたい。」
美子さんは、たけのこの節の部分に両サイド切込みを入れました。
そして次の瞬間!
包丁の柄の部分を使って、下から上に節の部分を、ダダダダダァっと落としていきました。
節を落としたたけのこを、さらに半分にして、下準備は完了です。
半分にして、皮をむいて、節を落とし、さらにもう半分にされたたけのこ達です。
これからすぐに茹でて、茹で終えたらすぐに乾燥作業に入ります。
「どうせするなら、仕事は楽しくした方が良かもんなぁ!」
みなさん笑顔で、楽しく作業を進めています。
この笑顔も、美味しい『干したけのこ』の大事な要素なのかもしれません。
こうして、大事に作られた「小春農園」さんの『干したけのこ』を、「FLCパートナーズストア」では、ネット独占販売しています。
平成26年度の『干したけのこ』の初回出荷は、5月9日です!
最後の仕上げの“天日干し”が終わってからの出荷となります。
黄金色の『干したけのこ』になるまで、今日ご紹介した作業の後に、茹でて乾燥作業がります。
その様子は、また後日ご紹介いたします。
お楽しみにしていてください!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
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