FLC日記 2014年3月14日(金) 雪のち曇り時々雪
さて問題です!
この白い花は、いったい何の花でしょうか?

<ヒント>
さっと塩茹でしたら最高です!!
ビールによく合う、私も大好きな野菜の花です!

正解は、こちら!!
「スナップエンドウ」の花でした!!
でも・・・、
これはただのスナップエンドウではありません!
シャキッとした食感と共に、スナップエンドウ本来の甘さが口いっぱいに広がる、「稲田農園」さんが育てる、スナップエンドウ『シャキ甘“菊光”』なんですよ~!

取材に伺ったこの日は、よく晴れた朝なのですが、ご覧のように霧が立ち込めていました。
「稲田農園」さんのスナップエンドウの栽培ハウスが、朝日と霧とでとても輝いて見えました。
ハウスの中からは、心地よい小刻みなハサミの音が聞こえてきます。

ハウスに入ると、元気に成長中のスナップエンドウたちが出迎えてくれました。
「うわぁ!ずいぶんと大きくなりましたね!」と言うと、
「そうね!!俺は毎日見よるけん、そんなにはわからんね・・・。今日は取材だったね!」と、「稲田農園」の稲田光児さんが答えてくれました。

これは、2月の中旬、15日ほど前の写真です。
このころはまだ、苗がずいぶんと幼い感じがしますよね。
このころはまだ、花は全く咲いていませんでした。

「稲田さん!まだ、毎日の3時起きの気温のチェックはしてるんですか?」と尋ねると、
「毎日3時に起きてチェックしよるよ!この時期になって、もう大丈夫かとは思うけど、もしもの時があるけんね!-3℃になるようなら、そのままここにきてストーブに火を入れるとたい!」

「もしも、寒にあったり、霜にやられるなら、全てが終わりになるとたいね。それに、ここまで元気に育ってくれたこいつらに悪かたい!そうなることは、完全に俺の管理ミスになるとだけん、絶対にそれだけはしたらいかんよね!」

「随分と花も咲き始めましたが、いよいよこの花には実らせるのですか?」と尋ねると、
「この高さで、今咲いている花は、ほとんど摘花するかなぁ・・・。その次の節に咲いてる花や、蕾の分からは実らせていこうと思いよるとたい。」

「この下から2番目のひもがあるでしょ?これを目安にしとるけん、この花も落とさにゃんよね!」そう言って、稲田さんは咲き誇った花を“パチン”と切り落としました。

このひもは、こうしてスナップエンドウの苗たちをはさみ込んで、上に成長させるために用意されたものです。
これから、3段目、4段目と増やしていきます。

「今はまだまだ、足元をスッキリさせる芽カギばしよるとたい。今ちょうどこのラインをしていて、終わったら裏側に回ってまた同じように芽カギばするとよ。」
稲田さんは、サラリとお話しいただきましたが、これはかなり根気のいる、手間暇のかかる作業です。

足元スッキリの芽カギ作業をする前は、こんな感じです。
これらの脇芽をすべて摘み取り、足元をスッキリすることで、風通しを良くして、病気や害虫の被害を防ぐのです。

芽カギ作業を終わらせると、いよいよ収穫がスタートします。
目安にしている2番目のひもよりも上に、たくさんの花が咲いていますし、蕾も見ることができました。
スナップエンドウは開花後25日を超えるあたりで収穫です。

昨年の収穫前の様子です。
2番目のひもよりも上に、たくさんのスナップエンドウが実っています。
実る際に残る花びらは、全て手作業で取り除いていきます。
花びらを残しておくと、そこに水分がたまり病気や品質低下の原因になるのです。
「稲田農園」さんのスナップエンドウは、こうした惜しまぬ手間ひまをかけ、『シャキ甘“菊光”』と成長していくのです。

稲田さんはお話しいただきました。
「今年もとにかく、徹底的に手ばかけてスナップエンドウば作りよるけん、昨年に負けん美味さに育つと思うよ!3月下旬から収穫スタートなのでよろしく!」

「FLCパートナーズストア」では、今年も「稲田農園」さんのスナップエンドウ『シャキ甘“菊光”』をネット独占販売いたします。
稲田さんが、惜しまぬ手間ひまと愛情たっぷりに育て上げたスナップエンドウを、朝採り、即日発送でお届けいたします。
初回発送は、3月21日(金)の予定です。
先行予約の受付をスタートしました。
ご注文(ご予約)は、下記「FLCパートナーズストア」のホームページより!
お待ちしてます!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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