FLC日記 2014年3月3日(月) 晴れ
今年も、完全無農薬・完全無化学肥料で栽培中の『水源キウイ』の新芽が膨らんできました。
これから芽吹き、4月末か5月上旬に開花を迎えます。


ここは、熊本県菊池市、菊池水源の山奥、株式会社旬援隊の本社所在地です。
九州の熊本県と言えども、標高550mの高冷地で、この冬は5回もの積雪を数えました。

弊社のネットショップ「FLCパートナーズストア」では、匠の農家さんが育てる“本物”と言える農作物を販売しています。
さらには、豊かな自然と、きれいな水のこの地で育つ農作物も生産・販売しています。

『水源キウイ』は、弊社(株式会社旬援隊)のオリジナルブランド第3弾の商品です。
その他に、『菊池水源の烏骨鶏の新鮮タマゴ』、『自然栽培で育てた利平栗』、『春の山菜』などがあります。

これは、昨年11月中旬の収穫時の様子。
私は、この地で自然と共に生き、自ら畑を耕し、さまざまな果樹や原木しいたけを育て、烏骨鶏たちを飼育しながら、自給自足の生活を目指しています。ここでは全て完全無農薬・完全無化学肥料で、農作物を育てています。

その分、しっかりと手をかけ育てなければなりません。
これは、キウイの剪定をした時の写真です。
徒長子と古い枝を切り落としながら、キウイ棚にバランスよく配置できるように枝を調整します。
ここには、ここには、キウイ棚は4ヵ所あって、メスの木が8本と、オスの木が3本あります。
1本のキウイの木で剪定するのは、この写真の枝の約5倍ほどです。
剪定を終えた2月13日から、近年まれにみる積雪に襲われました。

2月14日早朝の写真です。
積雪は、なんと35cm!!
剪定用の台として使用している、ビールケースもほぼ雪に覆われています。

当然、キウイの枝の上にもこんなに雪が積もりました。
やっと、キウイの新芽が芽吹き始めたころだったので、大丈夫か?ととても心配しました。

裏の敷地のキウイ棚もご覧の様子!
一面の銀世界です!!
ここまで積もると、長靴が役に立ちません。雪の中を歩けば、長靴の上からジャンジャン雪が入ってきました。

その後も、融けはじめた雪の上にさらに4日後5cmの雪が積り、日陰の雪が完全に溶け終わるまでには、2週間もかかったのです。
35cmもの積雪の中、じっと寒さを耐え忍んだキウイたちは、しっかりと春に備えていたのです。

ご覧のように、今年も新芽が順調に膨らんできました。
「やったぁ~!!」って感じで、本当に安心しました。
この膨らんだところから、葉っぱや花芽が芽吹いてくるのです。

4月末か5月の初旬、キウイたちはたくさんの花を咲かせます。
白くてとても香りの良い花たちです。
このころになると、ハナアブやミツバチたちが蜜を求めてたくさん集まってきます。ちなみにこれは雌の花です。

こちらは雄の花です。
雌花と違い、真ん中の子房がありません。
キウイは雄花と雌花を別の株につける雌雄異株の植物です。

ただここでは困ったことに、毎年決まって、1本の雌の木から開花し、雄花は1週間ほど遅れて咲くのです。
ここより平地でキウイを育てている知り合いにお願いし、雄花を頂いて受粉をさせなければなりません。
それらの様子は、またその時期に詳しくご紹介いたします。

キウイは、開花から収穫まで約半年もの時間を要します。
その間、摘花や摘果作業、夏の剪定、肥料の散布など、様々な作業をしていかねばなりません。

熊本県菊池市、菊池水源のきれいな空気と、清らかな水、元気な太陽の光によって育つ、『水源キウイ』は、安心・安全な完全無農薬、無化学肥料で育てます。
今年も、「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売致します。
その成長の様子や、様々な作業もこれからもご紹介していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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