FLC日記 2014年2月5日(水) くもり
「この時期にピシャッと正しい剪定ばして、手をかけてやらんと、うまかぁ『太秋柿』はでけんとたい。20年やってきて、やっと自信を持って剪定のできるごつなったばい!(笑)。それだけ、『太秋柿』の剪定は難しかって言うことたいね・・・。」
『太秋柿』の匠、「古川果樹園」の古川孝人さんがお話いただきました。
熊本県山鹿市鹿北町岩野の柏ノ木の「古川果樹園」さんは、『太秋柿』を育てて、20年以上にもなる、まさに“太秋柿の匠”です。
『太秋柿』は、梨のようなサクサクっとした食感!ぶどうのような糖度18度をも超える甘さ!で、秋のフルーツの王様と呼ばれています。
「FLCパートナーズストア」では、「古川果樹園」さんの『太秋柿プレミアム』を、昨年もネット独占販売いたしました。
「古川果樹園」さんの『太秋柿プレミアム』は、糖度が20度を超えるものもあり、全国のお客様にお届けし、大変ご好評頂いた人気商品です!!
匠が育てた『太秋柿』の中から、さらに選びぬかれた“極選”の『太秋柿プレミアム』の味わいは、まさに絶品!!
昨年ご購入頂いたお客様には、今年の予約をすでにたくさん頂戴しています。
写真は、その中から大玉を選びぬいた『太秋柿プレミアム“極(きわみ)”』です。
「古川果樹園」さんの柿園は、いつもとてもきれいに整備されています。
きちんと手をかけて育てているのが一目でわかるきれいな柿園です。
柿園の中央から撮った写真なので、この柿園はこの倍の広さがあり、さらに別の場所にも柿園があるのです。
いずれの柿園も、全体をネットで覆ってあります。
ここは、自然豊かな里山です。
野生の動物や野鳥がたくさん生息しています。
それらは、「古川果樹園」さんの『太秋柿』の美味さを知っていて、まだ青いうちから放っておかないのです。また、このネットは台風などの強風対策としても効果的です。
「笠さん!とにかく今日は風の冷たかけん、カッパば防寒具として着とるとたい!(笑)。ばってん、この寒か時期に、正しい剪定ばしてやらんと、美味か『太秋柿』はでけんとたいね!!」
「『太秋柿』の剪定は、強く詰めすぎるともいかんとたい!ばってん、時には大きな枝も切って、日当たりと風と通しば良くせにゃんとたいね。数多く実らせても意味はなかとたい。これは、美味しか『太秋柿』ば育てるための剪定たいね!!」
「古川さん!『太秋柿』は、最終的にどこに実るのですか?今ある枝に直接実るのですか?」とたずねると、
「なんの!そうじゃなかとたい。こぎゃんして芽の出よるでしょうが!ここから芽の出て花が咲いてそこに実るとたいね。だけん、それぞれの果樹にあった数を実らせるように見越して、剪定ば進めてやらにゃんとたい。もちろん、約6割は摘果するとばってん、無駄に着果せんごつ、ピシャッと手ばかけてやると、必ずこの子たちは、美味しい『太秋柿』としてこたえてくれるとたいね!」
「ほら、これは徒長子たいね!こぎゃん強かとの出るとだけん、果樹の元気はとてもあるとよ!ばってん、こぎゃんならんごつ、本当はせにゃんだったとたいね。この果樹の剪定ば昨年ちょっと失敗したけん、こうなっとるとよ。」
果樹の中央方向に向き、強い徒長子が伸びる枝があったので、その枝ごと切ったのです。
強く剪定しすぎてもいけないし、剪定をしないと適正な数の果実を実らせることはできないのです。
私にはまだまだわからない、『太秋柿』の剪定の奥深さがあるようです。
「古川さん!今日は奥様は一緒じゃないんですか?」とたずねると、
「一緒に来とるよ!あっちで皮ば剥きよるけん、行って見てみなっせ!!」とのこと。
「皮を剥いてる?」全く何のことかわかりません。
行ってみることにしました。
でも、少々長くなりましたので、その様子はまた後日・・・。
これは11月の収穫の様子です。
「古川果樹園」さんは、古川孝人さん、アツ子さんの仲良しご夫婦で、毎年最高級の『太秋柿』を育てています。
それは、お2人による徹底管理と惜しまぬ手間ひま、匠の技によるものなんです。
「古川果樹園」さんの『太秋柿』を、「FLCパートナーズストア」では、今年もネット独占販売いたします。
シャキシャキした食感で、糖度20度にもなる最高級の『太秋柿』です。
成長の様子や、匠の技など、現地取材をしてこれからもご紹介していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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