FLC日記 2013年10月27日(日) 晴れ
「小春農園」さんの、熊本限定栽培品種、樹上完熟デコポン(肥後ポン)の『ひのゆたか』が、今年も順調に育っています。
本日は、昨日に続き、現在の成長の様子をご紹介いたします。

熊本県山鹿市鹿北町にある、「小春農園」さんのデコポン(肥後ポン)の栽培ハウスです。
1月に収穫、出荷を迎える、樹上完熟デコポン(肥後ポン)の『ひのゆたか』の果実が、大きくふくらみました。

「デコポン」は、熊本県が発祥の地の果実です。
その糖度と酸味のベストバランスの美味しさから、“柑橘王”と呼ばれています。
流通果実としての「デコポン」は熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標です。
※「デコポン」は熊本果実連の商標登録のため「FLCパートナーズストア」では、『肥後ポン』での販売となります。

皮を手でむくことができ、果実に種がなく、芳醇な香りと、何よりその美味しさで、子供からお年寄りの方まで、幅広いそうで人気の柑橘類です。
その中でも、「小春農園」さんのデコポン(肥後ポン)は、その味の濃さで、ネット独占販売する「FLCパートナーズストア」で、リピート率ダントツナンバー1の大人気商品です。

4月末に花が咲き、着果し、順調に大きく成長したデコポンの果実たちが、色付いてきました。
正確には、色付くというよりまずは色が抜けていると言う表現が正しいと、「小春農園」専務の小原将輝さんに教えていただきました。
「笠さん!ご存知の通り、作物はその1本1本でも成長の仕方が異なるし、こうして果樹の中でも果実の熟し方が違うんですよ。私たちは、1本1本異なる果樹の特徴を見極め、同じように実るよう育て、最後は収穫のときに、最終見極めをして出荷するんです。」

「ちなみに、もうこの段階で美味しいデコポンはわかるんですよ!デコポンは「有葉果」と言って、花が新葉を伴った新しょうにつくんです。このように、よく充実した結果母枝には、葉っぱが多く付き美味しいデコポンになるんです。これはこんなにも葉っぱがありますからね!絶対に美味しくなりますよ!!」

「それじゃ、そのデコポンは私にキープさせてください!!今すぐキープ札を持ってきますから!」と冗談を言うと、
「キープ札?ハハハッ!!了解です。これは笠さんに収穫してもらいますね!!」と笑顔です。

「デコポンは開花から収穫まで、約9ヶ月かかります。その間に、実っている枝が折れたり、果実にキズがついたりしないように、全ての果実1玉1玉をこうしてひもで吊るして栽培します。」

これは、7月の“玉吊り”作業の様子です。
「小春農園」さんでは、それぞれの果樹に適正な数のデコポンを実らせるため、花芽剪定や摘果をして、その果樹が最大限の力を注げる良いものだけを育てます。
ですから、その1玉1玉を大事にひもで吊っているのです。

「小春農園」さんの美味しいデコポンつくりの秘密は、大切に作り上げた土にもありました。
果樹は良い土で育つことで、美味しい果実を実らせます。
有機肥料をふんだんに与え、作り上げた土です。

「こうして触るとわかるんですが、ふわふわの土ですよ!最後に与えたのは、“ピートモス”という、主にミズゴケ類などの植物が堆積し、腐植化した土を脱水、粉砕、選別した有機肥料です。その前にも、たくさんの有機肥料を与え、微生物が活発に働いています。さらには、竹炭も与えています。」
この竹炭も土作りには欠かせないアイテムです。「小春農園」さんの竹林の竹を切り出して、自社の窯で炭にして与えています。

「今年も、しっかり手をかけて育ててきました。ここまで成長すれば、まずは一安心です。約2ヶ月ほどで収穫です!笠さん今年も美味しいデコポンを食べれますよ!!」と、自信に満ちた笑顔でお話いただきました。

「小春農園」さんの、熊本限定品種、樹上完熟デコポン(肥後ポン)は、1月10日より発送予定です。
これからも、その成長の様子や匠の技、惜しまぬ手間ひまなどを取材しながら、今年も「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売いたします。

「デコポン」の美味さは、果実の糖度と酸味のベストバランスにあります。
「糖度13度以上、酸味が1.0~1.2」これこそが、まさに黄金比率!!
“本物”と呼べる、「小春農園」さんの柑橘王『デコポン(肥後ポン)』です。
12月より先行予約受付をスタートいたします。
私も待ち遠しくてなりませんが、販売開始まで、もう少々お待ち下さい!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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