FLC日記 2013年9月25日(水) 晴れ
私も生まれて初めて見ました!!
この花、いったいなんの花でしょう?
みなさん、よくご存知のフルーツの花ですよ
正確には、これは蕾(つぼみ)です。
これからさらに成長し、花を付けます。
その花がこちら!!
ちょうど指差していただいている、紫色のところこそが、実は花なんです。
ですから、最初の写真はまだ蕾と言うことですね。
この形から、お解かりになられた方もいますか?
正解は・・・。
パイナップルの花でした!!
ここは、熊本県山鹿市菊鹿町にある、農業生産法人「有限会社チヒロ産業」さんのパイナップル畑です。
「え?熊本県でパイナップル?」と思われた方も多いはず!
驚きでしょ?熊本県でパイナップルですよ!!!
私も、今回の取材でパイナップルを熊本県で育てている方がいること、初めて知りました!
日本国内で流通しているほとんどのパイナップルは、外国からの輸入品です。
国産パイナップルは、ほんの約3.6%です。そのほとんど(約99.5%)が、もちろん沖縄県産です。
でも、これは、正真正銘、熊本県で育てられたパイナップルです!
生産者はこのお2人。
今回パイナップル園に伺った、「有限会社チヒロ産業」代表取締役の木庭徹成さん(左)と、「木庭健康畜産」の木庭泰文さん(右)です。
今回お会いしたのは、熊本ぶどうの匠、「社方園」さんの直売所です。
そして、この左の方が、社方さんのご友人で、お2人の木庭さんを紹介していただいた、高橋さんです。
詳しいお話と、試食会と言うことで、「社方園」さんの直売所をお借りしてお会いしました。
「社方園」園主の社方武路さんが、手際よく持ち込んでいただいたパイナップルを切っています。
切った瞬間、パイナップルの甘い香りが押しよせて来ます。
私のカメラのレンズを乗り越えて来るかのようです!笑
「まずは、なんさま(とりあえず)食べてみてください!」と木庭徹成さんが、笑顔でお話されました。
「この芯の所は切るんでしょ?」と社方さん。
「いえいえい、良かならぜひ、芯も含めてそのまま食べてみてください!」と、木庭徹成さんが答えています。
もちろんこの中央の芯の部分は、少し食味が違います。
でも、その芯までもが甘い!爽やかな甘さと芳醇な香りが口いっぱいに広がり、とろけそうです!
高橋さんが、「パイナップル特有の口の中のジカジカって言うか、舌がヒリヒリって言うか、なんか刺さる感じがあるけど、このパイナップルは全く無いね!!」と驚きの表情を見せていました。
それを聞いて、木庭徹成さんも思わずこの表情!
「そうなんです!ここで育つパイナップルには、あのジカジカした感じが無かとですよね!なぜか?と言う解明は出来とらんとばってん、それも1つの大きな売りですね!」と満面の笑みです。
しかし、まだまだ生産研究の半ばなんです。
今回ご用意いただいたパイナップルの中の、この最も青いパイナップルが、実は切ってみると熟成が一番進んでいて、食べごろを少し過ぎたような感じでした。
お2人の木庭さんがお話いただきました。
「今、安定供給と高品質の維持を目指しています。パイナップルの株を育てし、作付け地も徐々に増やしています。でも、収穫と出荷のタイミングの見極めがとても難しいんです。こうして日々研究しながら、絶対に熊本産の美味しいパイナップルを育てますよ!」
今回の試食会で、いろんなお話をうかがいました。
パイナップルの花のこと、収穫の様子、どうやって株を増やすのか?、パイナップルジャムのお話、などなど。
驚いたのは、この写真!まるでパイナップルを何かで突き刺したかのような持ち方です。もちろんそんなことはしません。パイナップルの茎を持っていたのです。
「良かったら、この後パイナップル園を見に来ますか?」と、木庭徹成さんにお声をかけていただき、さっそく伺いました。
“百聞は一見にしかず”
パイナップル園での取材に様子は、また明日のこのブログでご紹介いたします。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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