FLC日記 2013年5月24日(金) 晴れ
みかんの花が咲きました!!!
ほのかな柑橘系の香りと、純白の花が、とても心を和ませてくれます。

ここは、熊本県山鹿市鹿北町の「小春農園」さんのみかん畑(みかん山)です。
日当たりのいい斜面を利用して、極早生みかん、早生みかん、温州みかんなどを育てています。

これは昨年11月上旬の写真です。
この写真も上の写真もそうですが、みかん畑は1枚の写真では全体像なんて写しきれないほど広大な広さです。

たくさんのみかんの蕾たちです。
「小春農園」さんでは、有機肥料を与え、水分も十分に与えて、たくさんの元気な花を咲かせます。
現在、多くのみかん農家さんでは、みかんの果樹に水分を、極力与えないようにして育てます。マルチビニールシートを全面に張って、水分を制限する方法です。

しかし、「小春農園」さんでは、地面にマルチビニールシートを一切敷きません。
ですから、この広大なみかん畑には、元気な雑草がたくさん生えるのです。
でもこの写真でお解かりいただけるように、きれいに草刈をしてありますよね!雑草は大切な有機肥料とするため、全て草刈機で刈り上げるのです。
もちろん、除草剤なんて一切使いません。

「小春農園」専務の小原将輝さんにお話をうかがいました。
「今の主流のやり方は、みかん畑にマルチビニールを敷いて、極力みかんに水を与えないようにして育てる方法が多いですね。以前はそのような方法を試した時期もありましたが、今はむしろ逆です。たくさん有機肥料も与え、水も与え、元気な花をいっぱい咲かせます。」

「この花たちを、それぞれたくさん着果させます。そうして、『水がない』と言うストレスを与えるのではなく、『水が足りない』と言うことから、みかんの果樹が元気にがんばろうとするのです。」

これは、昨年8月の写真です。
「たくさん着果した果実を、元気に育てようとがんばる果樹に対し、ころあいを見て、みかんを約3分の1ほどに摘果するのです。果実が3分の1になったことで、残された果実を、より大きく、さらに美味しく育てようと、元気いっぱいに全力で、果実に栄養を注いでいきます。そうして大きくてうま味の凝縮されたみかんを育てています。」

水分の摂取を抑制させるため、もちろん、認可されたホルモン剤ですが、根っこを伸ばさないようにするホルモン剤を投与する方法もあるそうです。
「小春農園」さんの『ザ・みかん』は、水分と栄養をいっぱいに受けた、元気いっぱいの果樹が育てるみかんです。

この日は、春草の草刈の真っ最中でした。この広いみかん畑全体を刈るのですから、のべ10日間はかかるのだそうです。
「かなりハードな作業ですよね・・・」と声をかけると、
「確かに、労力も時間もかかりますし、正直すごく大変ですね・・・。でも、みかん畑がきれいになっていくのと、何より、こうして刈った草達がそのまま大切な有機肥料になり、美味しいみかんが実るのですから、そう思うと楽しいですよ!!」と笑顔で答えていただきました。

「小春農園」さんの『ザ・みかん』を、今年も「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売いたします。
水と有機肥料をふんだんに与えた元気な果樹から実る『ザ・みかん』は、飾ることなく味で勝負できると、ストレートにつけられた名前です。
これからも、「小春農園」さんの『ザ・みかん』の成長の様子、匠のこだわり、惜しまぬ手間ひまなどなど、取材してこのブログでご紹介していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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