FLC日記 2013年5月23日(木) 晴れ
「マンゴーはね、糖度が高ければ良いってもんじゃなかとたい。ここのマンゴーは糖度が18度くらいあって、最高レベルだけど、食べていただいて、『またすぐに食べたい』と思ってもらえる・・・。そんなマンゴーを育てたいとたい!!」
大きく成長したアップルマンゴーを前に、匠の農家さん上野幸伸さんがお話いただきました。
熊本県合志市にある「上野マンゴー園」さんのハウスに伺いました。
1本1本マンゴーを吊るしてあります。
思い切って摘果して、残した果実を大切に大切に育て上げます。
新芽もたくさん芽吹いています。
でも、この時期、マンゴーの果実に果樹の全精力を注がせるように、新芽を伸ばすわけにはいきません。だから、しっかりと手入れをしていきます。
「上野さん!マンゴーたちの足元(地面)は、すっごくすっきりしてますよ!」そう言うと、
「笠さんは、良かタイミングで来たもんな!ハウスの外ば見てみなっせ!ちょうど2日ばかり前に片付けたけん、落とした枝やら葉やらが山積みになっとるたい!笑」
大量の枝葉が積んでありました。
マンゴーの栽培は、選定作業と枝葉の片付け無しでは語れません!このような大変手間ひまのかかる作業をがあってこその、あの最高の味のマンゴーを実らせることができるのですね!
「あの山積みの枝葉も写して、ブログに載すっとかい?」上のさんがおっしゃいましたので、
「はい!!こうしたたくさんの努力、苦労、手間ひまがあるからこそ、あの美味しいマンゴーができるのだと、私はちゃんと伝えたいんです!」そう言うと、
「ハハハ!確かにそうね!!この吊り下げてるマンゴーも、果実が絶対に他の何かに触れないように神経を使って作業せにゃんとたい!しかも、ちゃんと太陽の光が当たるように配置してね!なんでもそうだろうけど、ホント、マンゴー作りっちゃぁ難しかねぇ・・・。」
「え~?!マンゴー作り18年の、匠の上野さんでも、難しいと思うんですか?」とたずねると、
「そらぁそぎゃんたい!!毎年勉強、毎年工夫、毎年進歩させて、作り続けてきたとたい!もっと美味かとのできるはず!もっと良かとのできるはず!ってね!!だけん、今でもとてん(とっても)難しかと思うよ。」
そういいながら上野さんは、マンゴーの果樹たちをとても優しい眼差しで見つめていました。
「さっきも話したごつ、“美味か~”と“甘か~”は違うとたい!糖度が24度もあるようなマンゴーを作ったこともあるばってん、ならそれが“美味か~”になるかたいね!マンゴーとしてのベストな糖度、食味、そのバランスが大切になるとたい。それを考えて、今年もがんばりよるとたい!」
上野幸伸さんは、やはりこだわりぬいた“匠”だと強く感じました。
上野マンゴー園さんの『完熟アップルマンゴー』は、まもなく販売をスタートします。
(写真はイメージです)
現在、「FLCパートナーズストア」でも予約販売の準備を全力で行っています。
「もうすぐ収穫はするけど、もっと美味くなる6月からの販売ってことにしようか?」
上野さんのより良い物を届けたいと言う、匠のこだわりです。
「FLCパートナーズストア」では、「上野マンゴー園」さんの、あふれ出る向上心と、それを成し遂げるための惜しみない手間ひまによって育て上げられた『完熟アップルマンゴー』を販売いたします。
これからも、匠の作業の様子、マンゴーの完熟までを取材し、ご紹介していきます。
ブログもホームページもお見逃しなく!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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