FLC日記 2015年5月18日(土) 晴れ
さて問題です!
なんの花でしょうか?
葉っぱを見てピンと来た方もあるかもしれませんね!
これは、『太秋柿』の花です!
『太秋柿』は、「梨のような食感、ぶどうのような甘さ」と称される、秋の果実の王様です。
熊本県山鹿市鹿北町岩野の柏ノ木の「古川果樹園」さんの『太秋柿』は、糖度がなんと、驚きの18~20度!!最高級です!!
スイーツのような甘さと、シャリシャリの食感がたまりません!!
これは、昨年11月の収穫の時期の写真です。
「古川果樹園」さんは、まさに匠の農家さん!「古川果樹園」さんの代表の古川孝人さんと奥様のアツ子さんは、とっても素敵なご夫婦です。仲良しの二人三脚で、“本物”と呼べる『太秋柿』を作り出す名人です。
その名人の柿園は、いつ伺っても本当にきれいに管理されています。
「古川果樹園」さんでは、このように柿園を全てをネットで覆っています。
理由は2つあります。
1つ目は、野生の鳥や動物達がその美味さを知っていて、放っておかないからです。
もう1つは、台風対策!『太秋柿』の収穫前は、台風のシーズンなので、ネットを張り巡らすことで、強風から『太秋柿』を守ると言う役割も果たすんです。
5月1日に伺った際は、まだまだこうして蕾(つぼみ)でした。
『太秋柿』の花も見る機会はなかなかありませんが、その前の蕾も初めて見ました。
『太秋柿』は、この蕾からもわかるように、たくさんの花を付けます。
そして、開花後、こうしてたくさんの花を落とします。
満開が過ぎた頃には、柿園の中は、『太秋柿』の花のじゅうたんを敷き詰めたほどに、たくさんの花が散るのだそうです。
「笠さん!こっちこっち!!このあたりは満開に近いかなぁ・・・。」
古川孝人さんに、そう案内され、見上げるとたくさんの『太秋柿』の花が咲いていました。
「もうこうして、20年以上も『太秋柿』を作り続けているでしょ?1本1本果樹の特性があるとよね。だから、この子達が、どの果樹が早く花を咲かせ、どの果樹が遅いのか全部わかるとたい!」
そう笑顔でお話いただきました。
「古川さん!今はどんな作業をしてるんですか?」そう問いかけると、
「今はね、ネットの補強作業をしてるとたい!どんなに大事に育てても、台風が1番怖かとたいね!自然相手の作物だから、台風でホントダメになることもあるけん、その対策として、ネットの間にもう1本補強用の支柱を立てよるとたい!」とお話いただきました。
また、「古川果樹園」さんでは、こうしてネットのワイヤーからメインの幹をひもで吊るしています。これももちろん台風対策です。
さらに、『太秋柿』が実をつけ始めると、その枝1本1本をさらに吊るしていくのです。
「花が咲き終わり、着果したら、約6割は摘果するとたい。その残りのわずか4割を大きく、美味しく育てるわけだから、大切に育て上げんとね・・・。」と古川さん。
7月から8月にかけての最も暑い時期に、はしごを上り降りしながら、1本1本の枝を吊るす作業を毎年毎年繰り返しています。
まさにこだわりの匠の技です。とてつもない手作業を繰り返しているのです。摘果の様子、枝つりの様子はまた後日取材してこのブログでご紹介いたします。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「古川果樹園」さんの『太秋柿』をネット独占販売いたします。
大切に大切に育て上げた『太秋柿』から、さらに選びぬかれた『太秋柿プレミアム』と、その中でもさらに大きいものだけを厳選した『太秋柿プレミアム“極(きわみ)”』です。
いずれも数量限定・完全予約販売の商品となります。
10月末からの出荷予定です。
これからも、成長の様子や、匠の技、惜しまぬ手間ひまを取材していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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