FLC日記 2013年4月28日(日) 晴れ
「FLCパートナーズストア」では、様々な農作物を販売しています。
最旬の食材を販売しているので、現在販売中のものや、完売、入荷待ちの商品もありますが、それらの農作物を作る上で、ミツバチが大活躍していることをご存知ですか?
イチゴ、メロン、梨、マンゴー、梅、スイカなどなど、これらの農作物は、受粉をミツバチが行っています。
美味しく、美しい果物を生産するのにミツバチが大いに働いていることを、意識している方は少ないと思いますので、その一部をご紹介します。
イチゴの花とミツバチです。
「杉本農園」さんの熊本産高級イチゴ『紅ほっぺ』を栽培するハウスで撮影しました。
4月上旬まで販売した『紅ほっぺ』は、朝摘み即日発送の新鮮さと、甘さで大変人気の商品です。
「杉本農園」さんでは、イチゴ畑(ハウス)にミツバチを飼って、受粉のお手伝いをさせています。
これは、「岡山農園」さんのメロンの花とミツバチです。
12月から1月に販売した、熊本産高級マスクメロン『アールスメロン』の花ですね。
来月(5月)下旬には、熊本メロン『肥後グリーン』の販売をスタートします。
翡翠色の美しい果肉と厚い肉質、豊富な果汁、上品な甘さが特徴の高級メロン『肥後グリーン』。
メロンの中でも最も甘い品種の一つで、糖度は17度以上にもなる最高級です。
桜の花に似ているとお思いでしょうが、これは梨の花です。
今年も、「本藤果樹園」さん、「岩永農園」さんの熊本梨を販売予定です。
最初に実る「幸水(こうすい)」、次の「豊水(ほうすい)」、そしてこの写真にある、ジャンボ梨「新高(にいたか)」と随時ご案内してまいります。
糖度は驚きの13度以上!
樹上完熟、農家直送のこだわりの、みずみずしさを、ぜひ味わってください。
7月下旬からの発送予定です。
この花、なんだかわかります?
実は、マンゴーの花です。
「上野マンゴー園」さんのハウスで撮影しました。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ここでもミツバチは大活躍していました。
「上野マンゴー園」さんの『完熟アップルマンゴー』は、6月~8月の販売予定です。(写真はイメージです)
「FLCパートナーズストア」では、ネット販売に向けただいま全力準備中です。
「小春農園」さんで撮影した、梅の花とミツバチです。
澄んだ空気と日のあたる斜面を利用して、『山あいの南高梅』を育てています。
『山あいの南高梅(青梅)』です。
惚れ惚れするような美しさでしょ?
売り切れ必至の大人気商品です。今年も6月中旬の販売予定です。
『山あいの南高梅(完熟)』です。
青梅よりさらに収量が少なくなるので、プレミアム商品と言っても過言ではないと思います。
6月下旬の販売予定です。
「小春農園」さんの『山あいの南光梅』は、現在の成長の様子を、明日取材に行きますので、後日またこのブログでご紹介します。
これは、スイカを栽培しているハウスに設置されたミツバチの巣です。
ハウス栽培で果物を作る時は、その中に何万匹ものミツバチを放し、交配(授粉)させています。
そのミツバチが大量にいなくなるという現象がアメリカ合衆国で始まり、やがてヨーロッパ各国でも深刻化し、日本でもおきています。
この現象は「蜂群崩壊症候群(colony collapse disorder, CCDと略)」とよばれ、農作物、特に果物の生産に深刻な影響を与えているのです。
これは、『七城砂田米』生産農家の野中逸雄さんの敷地に置かれたミツバチの巣です。
れんげを緑肥として育てる野中さんは、れんげの蜜を集めるためのミツバチを、この時期に契約している養蜂農家さんに設置場所を提供しています。
余談ですが、奥に見えるお城のような建物は、『七城温泉ドーム』と言う温泉施設です。
ミツバチは、花のさかりにはほとんど休みなしで働き続けるので、寿命も短く平均1~3ヶ月で死んでしまいます。
でも、このミツバチたちの活躍無しでは、多くの果実や野菜は収穫することが出来ません。
今日ご紹介した農作物は、ほんの一部ですが、それでもミツバチの働きによって受粉し実り、収穫し私たちが食することができるのです。
ミツバチが滅ぶと、人類も滅ぶとさえ言われています。
農作物を育てる上で、ミツバチの働きは欠かせないものなのです。
そう思うと、ここの室内に迷い込んだミツバチは、いつも外へ出してあげるようにしています。
今日は、ミツバチは大変重要な働き手だというお話でした。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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