FLC日記 2013年4月26日(金) 晴れ
「夏も近づくは~ちじゅうはちや♪」と茶摘を歌った童謡にもある「八十八夜」は、立春より数えて88日目、つまり5月2日です。(うるう年では、5月1日)

ここは、熊本県菊池市原の伊牟田地区にある「赤星製茶園」さんの有機栽培のお茶畑です。
鮮やかなお茶の新芽が、今年も元気に芽吹いています。

この地は、九州熊本と言えども、標高500mを越える高冷地です。
朝夕の寒暖差が非常に激しく、霧深いこの地は、お茶の栽培に適していて、山間部の土地を利用して、たくさんの茶畑が広がっています。

「菊池水源茶」発祥の地で、このような立派な石碑もあります。
菊池水源は、その名の通り「水の源(みなもと)」の地区です。この地からすぐ先にある「菊池渓谷」は、日本森林浴の森百選や日本名水百選にも選ばれた、水と緑が美しい観光スポットです。毎年、GWの新緑、夏の避暑、秋の紅葉狩りにと、たくさんの観光客が訪れます。

今日のブログの冒頭でお話した、「八十八夜」は、茶摘の最盛期にあたりますが、この高冷地の菊池水源では、やはり約2週間ほど遅くなりますね・・・。

ここは、匠の「菊池水源茶」生産農家、赤星武利さんの茶畑です。
弊社(㈱旬援隊)と隣接していて、奥に見える「八重桜」や鶏舎は、弊社の敷地にあたる所です。
こだわりの有機栽培で、菊池水源の有機煎茶を栽培しています。

その商品がこちらの、菊池水源の有機煎茶『グリーン』です。
名水百選にも選ばれた菊池水源の清らかな水で有機栽培された香り高いお茶を、のどごしよい爽やかな味に仕上ました!

生産者の赤星武利さんです。素敵な笑顔でしょ!!
お茶の栽培を始めて45年にもなるまさに匠!この優しい眼差しで、愛情深く、有機栽培で育てています。

そしてこちらが、同じく匠の「菊池水源茶」生産農家、川口荘一さんの茶畑です。
弊社と隣接していて、先ほどご紹介した「八重桜」の先にあります。
この時期、あえて太陽の光をさえぎる覆いをして、抹茶用の濃い緑のお茶に仕上げていきます。

ここで育てられたお茶は、菊池水源の有機抹茶「雲上の白」として販売されます。
この有機抹茶は、京都などの一部地域のみに出荷されるだけの、一般ではほとんど入手できない“幻の一品”と言われています。

生産者の川口荘一さんと奥様です。この写真は3月末の剪定の様子です。
全体を覆うシートの設備があるため、この茶畑の選定は小型の剪定機材による半ば手作業です。
剪定が終わると、シートをかけ濃い色のお茶に仕上げていくのですね!

この2つの茶畑は、広大な「菊池水源茶」栽培地から少し離れたところにあり、こだわりの有機農法で栽培しています。
有機栽培でお茶を育てるのは、大変難しく、収穫後も厳しい成分検査を受けなければ「有機茶」として販売できません。
もしも、そのチェックをクリアできなければ、3年間は「有機茶」の認定を受けることさえできません。ですから大変な苦労と労力が必要です。
もちろん、消毒や化学肥料などは一切使用できませんし、有機肥料もきちんと定められたものだけを、決められた日程で投与しなければいけません。

霧深い山奥で有機農法で育てられたお茶は、深い味わいと香りが高く、ブランド化されたお茶です。
弊社ホームページ「FLCパートナーズストア」で販売中です。
お得な3本セットや選べる3本セットもございますのでぜひ下記ホームページもご覧下さい。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら

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