FLC日記 2013年4月23日(火) くもりのち雨
「ミツバチたちのおかげで、順調に止まった(受精できた)けん、これから俺たちが、しっかり手ばかけて、美味かマンゴーに仕上げていかにゃんたいね!剪定と摘果でホント大忙したい!!」
熊本県合志市にある「上野マンゴー園」さんは、匠のマンゴー農家さんです。糖度18度になる、完熟マンゴーを育てています。
前回伺った時は、まだまだ赤ちゃんマンゴーでしたが、このように随分とマンゴーらしく(笑)なっていました。
連棟立てのハウスの中は、あたかも熱帯雨林のジャングルにでも迷い込んだかのようです。
どのマンゴーの果樹もとても元気ですね!大きくて青々した葉っぱが、キラキラと輝いています。
「上野マンゴー園」さんのこのハウスのマンゴーの果樹は、どれも15年以上の樹齢です。
マンゴーの果樹は放っておくと、建物の2階を越えるような大木になります。
ですから、幼木から育て上げ、毎年毎年剪定をして調整し続け、1玉1玉、全ての果実に手をかけてあげることのできる果樹に育て上げてきました。
3月上旬の写真です。満開のマンゴーの花にミツバチたちが、元気に蜜を集めています。
その働きで、マンゴーの花は受精することができるのです。
この写真には、ミツバチが2匹写っているんですよ!真ん中と左下。時間があれば、見つけてみてください。
花が咲く前に、全ての花の枝をこうしてひもで吊るしてあります。
途方も無い手作業です。でもそれだけの数の花を咲かせるマンゴーは、そうしないと花の枝が折れてしまいます。
お伺いした時間はちょうどお昼前・・・。
「上野マンゴー園」代表の上野幸伸さんの奥様達が、午前中の作業を追えて、マンゴーのジャングルの中からちょうど出てこられました。
先日書いた私のブログを読んでいただきながら、上野幸伸さんにお話をうかがいました。
「とにかく今は、止まっとらん(受精していない)花芽の剪定と、摘果作業に追われ取るとたい。この時期にしっかりてばかけてやらんと、美味しかマンゴーはできんけんね!」
「奥の方からその作業ばしていきよるけん、この辺はまだまだばってん、あれだけの花が咲いても、その枝に実らせるマンゴーは、たったの1個だけんね!う~ん。1個できるなら良かほうかな!」
「ほら、あれなんかちょうど同じように実になりよるたい!でも、究極の選択をして1つにするとたいね!それを大事に大事に育て上げることが本当に難しかとたいね!」
10日ほど前に伺った際は、早いものでもまだこんなに小さく、なんだか「マンゴーの赤ちゃん」って感じでしたが、そのわずかな日にちで随分と大きくなりました。
マンゴーの匠「上野マンゴー園」代表の上野幸伸さんです。
「マンゴーはフルーツの中でも最高級の糖度があるとたい。その糖度を上げることと、大きく実らせること。この2つが重要たいね!糖度が16度ともなれば、メロンと同じくらいばってん、うちのは18度以上になるとたい!宮崎の有名なマンゴーが糖度15度以上と言う規定があるとだけん、それに比べてもさらに高い糖度のマンゴーに育て上げるばい!!」
「上野マンゴー園」さんの『完熟アップルマンゴー』は、6月~8月の販売予定です。(写真はイメージです)
「FLCパートナーズストア」では、ネット販売に向けただいま全力準備中です。
18年作り続けても、もっと良いものを作りたいというある意味、貪欲な向上心と、それを成し遂げるための、日々の手間ひまをけっして惜しみません。
今年も、最高級の『完熟アップルマンゴー』が育て上げられると思います。
匠が育てる『完熟アップルマンゴー』にぜひご期待下さい!
今後も取材を続けていきます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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