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幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1

FLC日記 2013年4月5日(金) 晴れ
「この穂先(たけのこの先端の葉っぱ)がどっちに向いているかで、この赤土を掘る場所を決めるんですよ!そして、このトウガ(たけのこ堀りの道具)で、最後は1発でしとめます!」

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_15271575.jpgここは、熊本県山鹿市鹿北町の長生(ながそ)地区にある匠の農家さん「小春農園」さんの「たけのこ畑」です。
あえて、「たけのこ畑」とさせていただきます。なぜなら、1年を通し手をかけ管理して、有機肥料とミネラルを与え、作り上げた竹林なので、「たけのこ畑」なのです!!
幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_1554737.jpg
そしてこれが、幻の白い『長生たけのこ』です。
どうですか、本当に真っ白ですよね!!
この白さゆえに幻とされ、この長生地区の独特な粘土質の赤土だからこそ育つ幻の白い『長生たけのこ』です。

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_16105049.jpg「小春農園」さんの「たけのこ畑」は、周囲を全てこのように電熱線で囲っています。
このたけのこの美味しさを知る“イノシシ”が、食べに来るからです。

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_16131254.jpg取材のため同行させていただいた軽トラックは、道なき道を進んでいきます。
それにしても、見事に手入れの行き届いた「たけのこ畑」ですね!!

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_16373190.jpg「それではいきましょうか!」
「小春農園」さんの小原将輝さんが、「たけのこ畑」の奥へ進んでいきます。
切り株が無数にあるのをお解かりいただけますか?たくさんの親竹を立て、たくさん伐採し、この絶妙に光が差し込む「たけのこ畑」を作り上げています。この光加減が除草剤も一切使わずとも雑草が生えにくい環境を生み出しているのです。

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_16483892.jpg「さっそくありましたね!」と将輝さん。
この写真の中に、たけのこがありますが、皆さんはお解かりですか?
「その盛り上がっているのはたけのこですよ!」

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_16502157.jpg教えていただいたところの笹を1枚、2枚とめくると、たけのこの穂先が見えました。
「え~!何でわかったのですか?」私には、全く見つけることができませんでした。
このように完全に土に埋まっているたけのこが最高のたけのこです!!その証拠は光を浴びていない黄色い穂先にあります。

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_16571725.jpg「たけのこ掘りのポイントは、タケノコを見つけたら周りを軽く掘って、穂先がどっちを向いているかを見極めるのです。穂先が向いている方向にたけのこは曲がっているので、その場所を掘って収穫します。周りを全部掘る必要は無いんですよ・・・。」

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_1784894.jpgたいていのたけのこはどちらかに曲がっています。この写真で説明するなら、穂先が右を向いていますよね。だから、たけのこは右に曲がっているので、その場所を掘り進めるとのことでした。

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_17112938.jpg「あらら・・・。これはちょっと厄介ですね!竹の根が出ちゃいました。細い根は良いのですが、この太い根は絶対に切ってはいけません。とても大切な根なんですよ。」と将輝さん。

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_1714423.jpgこの横に伸びてるのが、竹の根です。この太い根の先にさらにたけのこができるのです。これを切ってしまうと、出るはずだったたけのこに栄養がいかずにそのまま枯れてしまします。だから、けっして切ることなくたけのこを掘り上げなければいけません。それにしても、この独特な赤土は、こんなに深くまであるんですね!!
最終的には、この掘り進めた曲がっている方向の、たけのこの芯(中心部)に「トウガ」をまっすぐ打ち込み収穫します。

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_17261226.jpg「普通はこうして両サイドを掘ることは無いのですが、このままだと彫り上げる時にたけのこが折れるので、逆サイドも掘りましょう!たけのこも活かし、根も生かすための最善の方法です。でも、1発目にこんなまれなケースに当たるなんて、笠さんはやっぱりついていますね!!笑」

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_17332634.jpgさぁ、準備万端整いました!
これからが、最も重要です。1発でしとめなければなりません。幻の白い『長生たけのこ』は、みずみずしく柔らかいため、中心をはずしたり、何度もトウガを打ち込むと、すぐに縦に割れてしまいます。
慎重かつ大胆に、たけのこの中心に向かって、大きく振りかぶり“エイ!!”

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_1739054.jpg中心部にトウガが真っ直ぐ入ると、たけのこの穂先がピクッ!と動きます。
それが上手くいった時の合図です。
お見事です!!予告通り、1発でしとめることができました。
あとは、てこの原理を使ってたけのこをうかせます。
竹の根を傷つけることなく、見事にたけのこを掘りあげました!!

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_17463589.jpg両手で大切にたけのこを抱えだし、掘った土を元通りにきれいに戻して、たけのこ掘り終了です。
なんだか、とてもドラマティックな展開で、1本の短編映画を見ているかのような気分になりました。
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「どうでしたか?1本掘るのにこれだけ時間をかけることはほとんどないんですが、上手くいったのでよかったです!このちょうど曲がっているところが、例の竹の根の部分ですね!それにしても良いたけのこです!これ、絶対に美味いですよ!!」と笑顔でお話いただきました。

幻の白い「長生たけのこ」 たけのこ掘りに同行取材 その1_a0254656_17572862.jpgそうこうしているうちに、別の車で来られた「小春農園」代表の小原正宏さんと奥様がたけのこ掘りをはじめていました。
明日は、小原正宏さんに教えていただいた「たけのこの見つけ方」についてご紹介したいと思います。

「FLCパートナーズストア」では、「小春農園」さんの幻の白い『長生たけのこ』をネット独占販売しています。
匠が作り上げた「たけのこ畑」に育つ『長生たけのこ』の中から、100%地中にあるものを掘り上げた“本物”と呼べるものです。
さらにその中から、匠の目で選びに選び抜いた“極選”のたけのこだけの数量限定の完全予約販売です。
たくさんの方にご賞味いただきたいのですが、毎週、定数になり次第勝手ながら予告なしで締め切らせていただいております。
ご注文(ご予約)は、下記ホームページよりお急ぎ下さい!

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by flcps | 2013-04-05 18:17 | 幻の白い長生たけのこ | Trackback | Comments(0)
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