FLC日記 2013年3月19日(火) 晴れ
笠:「草1本生えてないし、どうやってこんなにきれいに整地したのですか?」
古川:「草はもちろん取らにゃんたい(笑)。これは、堆肥ば入れたとたい!親のアスパラを伸ばしてからじゃ入れられんでしょうが・・・。だけん毎年この時期に決まってね!」
「古川果樹園」さんは、熊本県玉名郡和水(なごみ)町三加和(みかわ)で、グリーンアスパラガスを育てています。
のどかな田園風景の広がる中、「古川果樹園」さんのアスパラガスのハウスがあります。
空気がとても澄んでいて、なんだか太陽がとても近いような気がする、私もとても大好きなところです。
「古川果樹園」さんは、屋号でお解かりの通り、『熊本産太秋柿プレミアム』、『熊本産高級種なしかぼす』を生産する“匠”です。
春から秋にかけては、清らかな山水と澄んだ空気、大地の恵で、『なごみの里の朝採りグリーンアスパラガス』を育てています。
採れたてのアスパラガスを、その場で生で食べさせていただきました。「甘っ!!」と思わず言葉が飛び出しました!生で食べれることの驚きと、その甘さ、さらにはシャキッとした食感!
実は、昨年から「FLCパートナーズストア」で販売させて欲しい!!とお願いし、約束の春を待った待望のアスパラガスなのです。
「古川さん!この支柱と張り巡らされているワイヤーとひもはなんですか?」とたずねると、
「笠さんも昨年見たろうけど、これからは親のアスパラガスを伸ばすでしょ!そればまっすぐ育てて、ピシャッと日のあたるごつこの枠のなかに入れてやるとたい!」とのこと・・・。
これは、昨年9月のアスパラのハウスの様子です。
このように親のアスパラを伸ばしながら、さらに地面から芽吹く新しいアスパラが、皆さんがよくご存知のアスパラガスなのです。
その1本1本の親アスパラを、まっすぐ育て満遍なく日を当てるための設備です。
「この辺まで伸びてきたら、頭がワイヤーに引っかからんように!まっすぐその枠内で伸びれるように!1本1本ちゃんと手入れしてやるとたい!そらぁ~、とてんおおごつ(とっても大変)ばってん、その手間ひまで、良かアスパラのできるし、来年の根も元気なのが育つとたい!」古川さんは、本当に一切の妥協をせずに、丁寧に愛情込めて作物を育てます。
『熊本産太秋柿プレミアム』、『熊本産高級種なしかぼす』の取材の際もそう思いましたが、やはり手のかけ方が違います!!
私がうかがった時は、隣との田んぼの境の石垣を作っているところでした。「こんな大きな石、どこにあったんですか?」とたずねると、
「朝から、川原に行って拾ってきたとたい!1輪車でここまで運んで、ようよ(やっと)積み終ったところたい。」とのことでした。
アスパラの匠「古川果樹園」さんの古川孝人さんは、78歳です!とっても元気で本当にマメによく動かれる方です。奥様のアツ子さんと二人三脚で毎日ホント楽しそうです。
とっても笑顔の素敵な仲良しご夫婦で、いつも私をこの笑顔で迎えてくれます!
「古川果樹園」さんの仲良しご夫婦が愛情たっぷりで育てた『なごみの里の朝採りグリーンアスパラガス』を、「FLCパートナーズストア」でネット独占販売いたします。
昨年から私が惚れ込み販売をお願いしていて、この春から念願の販売をスタートできます。
これからが、アスパラのベストシーズンです!最旬!採れたてをお届けいたします。
そのころは、夜明け前から収穫し、その日のうちに発送するという大変ハードな日々が続くのです。
この日は、忙しくなる前に近所のご夫婦と4人で・・・、
「今からね、ちょっとのんびり小旅行!美味かもんば、食べに行くとたい・・・。」と笑顔でお話いただきました。
私にとっては、この日にいただいた「古川果樹園」さんの採れたてのアスパラガスが、最高のご馳走でした!!
まさに、“本物”と呼べる食材です!
『なごみの里の朝採りグリーンアスパラガス』は、準備が整い次第、「FLCパートナーズストア」のホームページにアップいたします。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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