FLC日記 2013年3月16日(土) 晴れ
大山:「こうして満遍なく日を当てて、どこから見てもきれいな緑と黒のストライプ。どこを食べても美味しいスイカを育てるとたい!この座布団を1玉1玉に敷いてあげるのは大変だけど、大切な作業たいね・・・。」
笠:「山田く~ん。座布団1枚!って感じですか?」笑
熊本県合志市(こうしし)のスイカの匠「大山ファーム」さんの夢スイカ(小玉)『ひとりじめEX』が順調に成長していました。
4月上旬の出荷に向けて、今は最も忙しい時期です。
スイカをきれいに美味しく育てるために、座布団を敷いて、満遍なく光を当ててあげます。
光が当たっていない部分があると色付きも悪く、スイカの味ものりません。
時にはこのように、横に向けて、光が当たっていなかったところに、光が当たるように調整します。
座布団を敷いてから、少なくとも5回ほどは向きを変えて全体に日が当たるように手をかけて、手をかけて育て上げるのです。
この時期は、いくつもの作業を同時に行っていかなければいけません。その中の1つを「大山ファーム」スタッフの宮木幸子さんに見せていただきました。
これは「芽切り」と言う作業です。1本の苗から、3本の芽を伸ばしその2本で2玉の小玉スイカを育てます。
スイカは、その3本の芽にとどまらず、たくさんの脇芽を出してきます。
その脇芽を1本1本切り取るのが「芽切り」と言う作業です。
脇芽の成長に余分な栄養を与えることなく、スイカの苗が全力でスイカの果実に栄養を送れるようにする大切な作業です。この作業がマメにできるかできないかでは、スイカの出来が大きく変わるのです。
交配作業も引き続き行わなければなりません。
元気な雄花をこのようにたくさん用意して、1つ1つ受粉(交配)していくのです。
交配作業をした花には、目印の毛糸を置いていきます。
「大山ファーム」代表の大山陽一さんに説明いただきました。
「大体18節、葉っぱで数えると、根本から40枚目くらいに着果させるのがベスト!でもどうしても上手く着果せん場合がるとたいね。だけん、念のためその先も交配をして、ベストポジションに着果したらもちろんそれを活かし、実らなかったらその先を活かすとたいね・・・。」
「1本のツルに2つ以上実ったらどうするんですか?」とたずねると、
「1本の苗を3本に仕立てて、その中の2本にそれぞれ1玉ずつ実らせるとたい。それ以外は全部摘果(果実を摘みとること)をするよ!!」とのこと・・・。
「こんなに大きく育っていても摘果するんですか?」と、再度たずねると、
「これはね、割れてるとたい・・・。」と言って、その摘果したスイカをひっくり返すと
本当に割れていました。
スイカの匠、大山陽一さんは、この時期のスイカの成長の様子とその色合いを見れば、割れ目が見えていなくても割れていると言うことを判断でき、迷うことなく摘果していました。
大山さんはお話いただきました。
「こうして毎日スイカたちと正面から向き合って育てよるたいね。そうすると俺が判断するって言うか、スイカたちが話しかけてくるって言うか、なんさま(何しろ)わかるとたい。なんか伝わってくるとたい。不思議なもんでね・・・。」
「大山ファーム」さんでは、土壌微生物活性材『夢』を使って、元気で土壌バランスの良い土を作り、『夢』ブランドの「熊本スイカ」、「熊本キュウリ」をハウス栽培で育てています。
「FLCパートナーズストア」では、小玉スイカ『ひとりじめEX』をネット独占販売いたします。
糖度は驚きの13度以上!しかしけっして甘すぎることなくスイカ本来のシャキシャキした食感が最高のスイカです。
その中でも、スイカの匠、大山洋一さんが大きさ、形を見て、1つ1つ全てたたいて音を確認した“極選”のスイカだけです!!
発送予定
夢スイカ(小玉)『ひとりじめEX』は初回発送が4月4日(予定)。
夢スイカ(大玉)『春のだんらん』が4月下旬(予定)。
「俺が、“本物”と認めたスイカだけば出すけん、ぜひいろんな方に食べてもらいたかねぇ・・・。」
惜しまぬ手間ひまと徹底管理で、昨年は有名フルーツショップ「千疋屋」さんで最高級スイカとして販売された実績を持つ「大山ファーム」さんの『夢スイカ』。
こだわりの極選スイカだけに、完全予約制の数量限定販売とさせていただきます。
ご注文(ご予約)は下記ホームページよりお急ぎ下さい!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
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