FLC日記 2013年3月14日(木) 晴れ
「このシール!破れたり汚れたりして破棄しても、その数をきちんとカウントして控えとかんといかんとたい!もちろん、いついつに何枚使用して出荷したと言うことも把握しとかにゃんけどね!JASを取るって言うことはそこまで徹底してきびしかとばい!」
熊本県菊池市で、安全な食を追い求めて、こだわりの有機栽培、減農薬栽培農家の「牛島農園」さんのキャベツ畑とイチゴのハウスに伺いました。

徹底した管理と、有機農法で栽培された「牛島農園」さんの有機キャベツです。
「有機JAS」とは、多年生作物は過去3年間以上、野菜や米なら過去2年間以上、農薬や化学肥料を全く使っていない農地での栽培など有機JAS規格を満たした農産物・加工食品に「有機JASマーク」を付す制度です。

有機栽培をするには、農薬や消毒に対する厳しい規制があります。
さらには、投与する有機肥料もどこどこのなにを使用したと言うことをはっきり示さないといけません。

「牛島農園」代表の牛島武文さんにお話をうかがいました。
「もうかれこれ40年近くになるかな・・・。野菜の有機栽培ば始めたとたい。有機肥料と無農薬栽培にこだわってね!今は、キャベツ、ごぼうを「有機JASマーク」を取得して出荷しよるとたい。でも、イチゴは取得しとらんとよ。イチゴは有機肥料を使った減農薬栽培たいね。だけん、俺はそれを消費者にもはっきりわかるようにして出しよるとたいね!」

イチゴは、多年生の植物です。夏の時期、親の苗から“ランナー”と呼ばれる茎が伸びて新しい株が育ちます。
その時期は、どうしても害虫が発生するので、最小限の農薬の散布が必要です。「牛島農園」さんでは、通常の約半分だけを使用するのだそうです。
これが、減農薬栽培です。「牛島農園」さんでは、食の安全にこだわり最小限の農薬でイチゴを育てています。でも「有機JASマーク」をイチゴで取ることは難しいのです。

「作物を育てる時に、とにかく手をかけてあげるとたい!でもね、手をかけるということと過保護にすることは違うとたいね。成長の過程であえて厳しく育てることによって、元気な苗が育つとたいね。そのためにはもちろん、有機肥料を使った良か土を作り上げとかんといかんけどね!人間と一緒たい!いろんなものを吸収して成長せにゃいかん時期があるでしょうが!!作物もそのタイミングがあるけん、その時に心を鬼にして厳しい環境を作ってやらにゃんとたいね・・・。それが俺が思うきちんと手をかけるって言うことたいね!!」

「撮影するなら言っといてくださいよ。オレ、寝ぐせバリバリですよ!!」と息子さんが言っています。
朝日が昇って間もないイチゴのハウスに笑い声が響いています。

この日、私が伺ったころ、ちょうど朝日が昇り始めていました。
まずはハウスでイチゴの収穫です。1つ1つ、イチゴの様子を見ながら、丁寧に丁寧に収穫していきます。

イチゴのハウスと隣接するキャベツ畑は、朝焼けの光でオレンジ色に輝いていました。
こちらも1玉を1玉を見て収穫するので、ところどころ収穫を終えています。

「牛島農園」さんの有機キャベツと有機ごぼう。そして減農薬イチゴ。
それらをきちんとわかるように消費者にお伝えするという、牛島さんのまじめで正直な思いと農業への取り組み・・・。
私もそれらをきちんとお伝えしていくとお約束し、このたび「FLCパートナーズストア」で、「牛島農園」さんの農作物を販売させていただきます。
現在、販売に向け全力準備中です!!
これからも、取材を続けこだわりの栽培方法をご紹介していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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