FLC日記 2013年2月17日(日) くもり
熊本限定栽培品種のデコポン(肥後ポン)の『ひのゆたか』が、美味しい季節です。
この『ひのゆたか』は、通常、収穫後追熟させて食べごろを迎える、デコポン(不知火という品種)を改良して、樹上完熟で、追熟を待たずにそのまま糖度と酸味のベストバランスを迎える、奇跡の品種です。

流通果実としての「デコポン」は熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標です。
※「デコポン」は熊本果実連の商標登録のため「FLCパートナーズストア」では、『肥後ポン』での販売となります。

熊本県山鹿市鹿北町にある「小春農園」さんの木造のハウスで、『ひのゆたか』は栽培されています。
ハウスといっても、雨風を守るためのもので、加温をして育てるためではありません。デコポンの本来の美味さを追求し、加温栽培をやめて、自然栽培にしたのです。

「小春農園」代表の小原正宏さんが、「加温して栽培すれば、12月には出せるけん、お歳暮時期にも間に合って高く出せるとよ。でも、いろいろ試してみてやっぱり加温をせずに育てた方が、美味しいデコポンになるとたい!だけん、ここでは年明けの1月からの発売にしとるとたいね・・・。」とお話いただきました。

「それとね、息子の将輝の大学の先生が開発したこの『ひのゆたか』との出会いも大きかったかなぁ・・・。」
熊本限定品種デコポン『ひのゆたか』は、通常デコポンと呼ばれている「不知火(しらぬい)」という品種と違い、樹上完熟で糖度と酸味のベストバランスを迎えます。だから、1月よりの販売が可能です。

不知火は、収穫後、酸味が糖度に変わり、糖度13度以上、酸味1.0~1.2が最高の状態です。
しかし、『ひのゆたか』は、それを樹上で迎えます。だから、樹上完熟デコポンとしての販売が可能なのです。正直、私にはデコポンの果実を見てその違いはわかりませんが・・・。

「小春農園」さんでは、デコポン1玉1玉をこのように全てひもで吊るして育てます。
デコポンの果実は、枝の先端に実るので、枝が折れるようなことの無いように保護するためです。
でも、これだけの数のデコポンを全て1玉ずつ吊るす作業は、とんでもない時間と労力、手間ひまです。

7月下旬の暑い中、まだゴルフビールくらいの大きさのデコポンを全て吊るしていくのです。
デコポン吊り作業を取材させていただいた際に、私がお手伝いして吊り下げさせていただいたデコポンに印をつけていただきました。まだ、収穫するには早いとの匠の判断でしたので、とりあえず記念撮影しました(笑)。

樹上完熟デコポン『ひのゆたか』は、「小春農園」さんの匠の目による判断で、収穫時期を決定します。
『ひのゆたか』の果樹にも、それぞれの特性があって完熟のタイミングが異なりますので、小原さんは、ここにある果樹1本1本のデータを全て取り、完全に把握していて、ベストタイミングで出荷しています。

「FLCパートナーズストア」では、「小春農園」さんの樹上完熟デコポン『ひのゆたか』をネット独占販売しています。
完全予約制による数量限定販売です。
現在、「FLCパートナーズストア」では、「小春農園」さんが判断する、確実に出荷ができる発送日のみを、ホームページで掲載し、予約を受け付けています。
今後も、「小春農園」さんと密に連絡を取りながら、出荷日は随時更新(追加)していく予定です。
ただし、極選の『ひのゆたか』が出せないと判断された場合は、予告無しで締め切らせていただく場合もございますので、あらかじめご了承ください。
熊本限定栽培のデコポン『ひのゆたか』は、樹上完熟のみずみずしさと、糖度と酸味のベストバランスで、まさに“柑橘王”と呼べる絶品です!!
『ひのゆたか』開発者から直接学んだ愛弟子が育てた最高級のデコポン(肥後ポン)をご賞味下さい!
こだわりの極選『ひのゆたか』を販売させていただくため、どうしても数量限定商品となります。
ご注文(ご予約)は、お早めに、下記ホームページよりお待ちしています!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら

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