FLC日記 2013年1月31日(木) 晴れ
熊本県合志市(こうしし)の「大山ファーム」さんでは、大玉スイカ『春のだんらん』の苗が元気に成長していました。
つい2週間ほど前までは、こんな感じでした。
スイカの苗の1株1株に、「キャップ」と呼ばれる白いテントをかけていたのです。
定植間もない幼い苗たちを守るためです。
これを私は、「命のテント」と称しています。
寒さから守り、乾燥を防ぎ、水分を保つとても優れた農業用の器材です。
もしこのテントをかけなければ、ビニールハウスの開け閉めで、温度調節、保湿をしなければならず、大変な労力と手間ひまを要します。
定植後、約2週間ほどは、この「命のテント」に守られています。
もちろんこうして、日々その成長の様子は欠かさずチェックします。
「大山ファーム」代表の大山陽一さんはお話いただきました。「このテントをするようになって、定植後、ほぼ100%安定してハウスに落ち着いてくれるとたいね!これがなかったら、定植してからしばらくは、かかりっきりで、温度・湿度・水の管理をしてやらんといかんとたい。それをせんで良か分、時間も労力も他の作業に回せるけん、仕事の効率もすごく上がる、本当に優れもんばい!!」
でも、私は知っています。
けっして、テント任せにすることなく、大山さんが誰よりも朝早くから、栽培中の各ハウスを回り、温度・湿度・水分の調整のために徹底的な管理をしていることを!
しかも、ハウスの中の3層目のビニールを開閉する装置を、自らの工夫で取り付け、ハウスの入り口で一括操作するなど、その作業効率を上げ、もっともっと他の作業に時間と労力を費やして、本当に徹底した管理と、惜しまぬ手間ひまをかけています。
そんなお話を大山さんにしたところ、
「いやいや・・・。俺はただ、本当に美味かスイカば育てたかだけたい!誰にも負けんスイカを作って、食べた方が『たいぎゃ美味かった!(とっても美味しかった!)』という一言と笑顔が見たいだけたい!」と、少し照れくさそうにお話いただきました。
大山さんは、飾ることなく確実な仕事を徹底する、まさに匠です!!
お話を聞かせていただく度に、心の中に1本の強い“芯”を持っているといつも感じています。
さぁ、これからますます、匠によるスイカ栽培の徹底管理が続きます。
テントの中である意味守られてきたスイカの苗たちは、これから大山陽一という匠の手によって、元気に育ち最高級のスイカを作り出すのです。
1本の苗から収穫するのは、たった1玉だけの至高のスイカです。大玉スイカ『春のだんらん』は、1本1本が全て真剣勝負になります。
そうして精魂込めて作り上げたからこそ、昨年の「大山ファーム」さんのスイカは、あの有名フルーツショップ“千疋屋さん”で扱われた商品となりました。
糖度は13度以上!スイカとしてはもちろん最高級です。
その糖度に加え、大山さんのこだわり“最高級の甘さ&さわやかな食感”が、大人気の秘密です。
「大山ファーム」さんの手間ひまとこだわりのスイカを、「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売いたします。
これからがそのこだわりの栽培方法のスタートです。
随時、その様子はブログでご紹介していきます。
商品の初回発送は、
小玉スイカ『ひとりじめEX』が3月下旬。
大玉スイカ『春のだんらん』が4月下旬。
(いずれも予定です)
数量限定の完全予約販売です。
「大山ファーム」さんのスイカを一番楽しみにしているのは、誰よりも、この私ですね・・・。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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