FLC日記 2013年1月16日(水) くもり
「収穫がやっぱり一番楽しいですね!輝いているデコポン(肥後ポン)たちを見上げながら、1つ1つ丁寧に収穫すると、1年間の頑張りが報われた感じがします!!」
樹上完熟デコポン(肥後ポン)『ひのゆたか』生産農家の、「小春農園」さんの収穫の様子を今日もご紹介します。
熊本県山鹿市鹿北町にある「小春農園」さんは、最高級のデコポン(肥後ポン)を育てる、匠の農家さんです。
流通果実としての「デコポン」は熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標です。
※「デコポン」は熊本果実連の商標登録のため「FLCパートナーズストア」では、『肥後ポン』での販売となります。
木造ハウスのデコポンたちは、「小春農園」代表の小原正宏さんと奥様、息子さんの将輝さんの手によって、1玉1玉ひもで吊り下げられ、大事に大事に育てられました。
冒頭のコメントは、息子さんの将輝さんの言葉です。
私も、1年間「小春農園」さんの取材を続けてきたので、その苦労、その手間ひま・労力、そしてたくさんの匠の技を見てきました。ですから、この時期からの収穫は、私もとても楽しみであり、ワクワク感が止まりませんでした。
このブログで何度もご紹介しているように、通常、収穫後、追熟を待って出荷するデコポン(不知火と言う品種)ですが、この熊本限定栽培品種の『ひのゆたか』は、樹上完熟でデコポンのあの糖度と酸味のベストバランスが味わえる唯一の品種です。
「小春農園」さんでは、果樹1本1本のデータを取り、収穫のベストタイミングを計り収穫します。その徹底管理はまさに匠の技です。
収穫OKの果樹でも、果実が実る場所により熟成にばらつきがあるので、さらに匠の目で見極め、1つ1つ収穫していくのです。
「笠さん!これを見てください。おそらく果実がちょうど2つ並んで実り、接していたのでしょうね・・・。このようになると、商品としてうちでは出さないんですよ!!」
わかりますか?よくよく見ると、表皮に若干のくぼみがありました!
「小春農園」代表の小原正宏さんがおっしゃるには、このようなほんの少しのくぼみやキズでも、デコポンが早く痛む可能性があるので、絶対に商品として出さないのだそうです。
「え?捨てちゃうんですか?」の私の問いに、小原さんは「もちろん、私たちが美味しくいただきますよ!」と笑って応えていました。
「小春農園」さんでは、デコポンの収穫にあたり、最大限の注意を払い、けっしてキズをつけないように、丁寧に丁寧に1つ1つ収穫します。
もちろん、通常のみかんの収穫と違い、収穫用のカゴにはこのように緩衝材(通称プチプチ)を張って保護しているのです。
肩からかけた先ほどのかごに、半分にも満たないくらい収穫すると、こうしてコンテナに移します。
1個1個丁寧に・・・。上に積むのは2段まで!収穫後にキズがつくのをさける為です。
徹底した作業とこだわり、お客様に届くまで大切に大切に扱われていることがうかがえます。匠の技です!!
私も、収穫のお手伝いをさせていただきました。
「小春農園」さんの今までの苦労、手間ひま、こだわりを考えると、いつになく真剣な表情です!
「あぁ!!!笠さんそれは・・・!」将輝さんが声をかけるので、収穫してはいけないデコポンを切ってしまったと思い驚きの表情!
「冗談ですよ!バッチリ完熟のデコポンを収穫しています!」と笑っています。あまりにも険しい表情の私を和ませようと冗談をおっしゃったようです。でも私は、心臓が止まるかと思いました(笑)。
本日出荷予定分を収穫し、記念撮影しました。
小原正宏さんも、奥様も、将輝さんも皆さんすてきな笑顔です。
“本物”を作り上げたと言う自信にみなぎった、本当に、本当にいい笑顔ですね。
収穫されたデコポン(肥後ポン)は、さらに「小春農園」さんによって厳選され、選びぬかれた“本物”と呼べるものだけにフルーツキャップをかけ、箱詰めされます。やっと商品となるわけです。愛情たっぷりに育て上げられた、糖度と酸味のベストバランスのデコポンです。
朝採り、樹上完熟のデコポン(肥後ポン)『ひのゆたか』は、「小春農園」さんが送る自慢の商品です。
「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売中です!!
こだわりの極選デコポンゆえの、数量限定の完全予約販売です。
“本物”の一品をぜひご賞味下さい。
ご注文(ご予約)は、下記ホームページよりお待ちしています。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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