FLC日記 2013年1月15日(火) 晴れ
樹上完熟デコポン(肥後ポン)の収穫と即日出荷の様子を昨日に続きご紹介します。
熊本県山鹿市鹿北町の「小春農園」さんのデコポンのハウスに伺いました。
美しく輝いているデコポン(肥後ポン)です。
樹上完熟で即日発送できるデコポンは、熊本限定品種のこの『ひのゆたか』だけです。
通常、収穫後、追熟を待ち出荷されるのがデコポンです。それは、みなさんがご存知の、不知火(しらぬい)と言う品種になります。
流通果実としての「デコポン」は熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標です。
※「デコポン」は熊本果実連の商標登録のため「FLCパートナーズストア」では、『肥後ポン』での販売となります。
その不知火から品種改良され作り出されたのが、『ひのゆたか』です。
正直、私には見た目でその違いの区別はつきません。
ただ、糖度と酸味のベストバランスが樹上完熟で味わえるのは、この『ひのゆたか』だけだなんですね!!
完全予約制で、受注分だけの収穫作業が始まりました。
「小春農園」代表の小原正宏さんと奥様、息子さんの小原将輝さんの手によって、1つ1つ丁寧に収穫されます。
「小春農園」さんでは、1個1個のデコポンを、全てひもで吊るして育てます。それだけでも、途方も無い労力と手間ひまです。
さらに、果樹にも特性があるので、収穫前に1本1本、全ての果樹の果実のデータを取り、収穫の時期を見極めるのです。これこそが、匠の技!最高級のデコポンを出荷できる秘訣ですね!!
さらに、巧みは一切の妥協を許しません!
データに基づき収穫できる果樹の中でも、場所により熟成が遅れる場合があるからです。
匠の判断で、樹上完熟のデコポンだけを厳選して収穫するのです。だから、「FLCパートナーズストア」でも、完全予約制の販売とさせていただいているわけですね!
ちなみにこれが、収穫を見送ったデコポンです。
デコの部分が、若干青いのがお解かりいただけますか?
この判断を要するので、私も簡単に「お手伝いします!」なんてことが言えないほどの、真剣勝負です!!
匠の技は、まだまだ続きます。
デコポンは、“3度切り”で収穫していきます。
まずは、今回、果実を実らせるためにがんばってくれた枝を、不要な部分から切るのです。
次に、1本1本のデコポンを吊るしていたひもが、からんでいる部分を落とすのです。
そして最後に、デコの部分の根元の枝をできるだけ深く落とします。
これは、枝で他のデコポンを傷つけるのを防ぐために、とても大切な作業になります。
そのために、このような先の曲がった(そねくり上がった)デコポン収穫専用のはさみを使います。その間も、けっして傷つけないように、最善の注意を払い、丁寧に丁寧に収穫します。
「笠さん!これなんか、今すぐ食べても最高に美味いデコポンばい!おそらく、糖度は13度以上で、酸味が1.0くらいかな・・・。もちろんベストバランス間違いないね!」
「小春農園」さんの、あの最高に美味いデコポンの味を知っている私には、完熟のデコポンと、小原さんの話を聞くだけで、よだれが出るほどに美味しそうです!!
いえ、絶対に美味いこと間違いありません!!
朝採りの樹上完熟デコポン(肥後ポン)『ひのゆたか』は、1玉1玉に大切にフルーツキャップをかけ、箱に詰められ出荷されます。
「小春農園」さんの匠の収穫の様子は、まだまだお伝えしたいことがございますので、続きはまた明日・・・。
完全予約販売の「小春農園」さんが育てた、樹上完熟デコポン(肥後ポン)『ひのゆたか』は、「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売中です!!
発送日によっては、すでに、予約完売となっております。
大変人気の高い商品です。
再購入を希望される方が後を絶たないことでも、その美味しさはお解かりいただけると思います。
糖度と酸味のベストバランスを、樹上完熟で迎えるのは、熊本限定栽培品種の『ひのゆたか』だけです!
ぜひ一度ご賞味下さい。
下記、ホームページよりご予約承っております。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
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