FLC日記 2012年12月25日(火) 雪のちくもり
熊本小玉スイカ『ひとりじめEX』の定植作業の取材に伺いました。
熊本県合志市(こうしし)の「大山ファーム」さんは、“夢”ブランドの農作物を育てる匠の農家さんです。
土壌微生物活性材『夢』を使って、元気で土壌バランスの良い土を作り、『夢』ブランドの「熊本スイカ」、「熊本キュウリ」を育てています。
「大山ファーム」さんが育てるスイカは、2種類です。小玉スイカの『ひとりじめEX』と、大玉スイカの『春のだんらん』です。
毎年、クリスマスは小玉スイカ『ひとりじめEX』の定植(ハウスに苗を植え替えること)の日です。
この小さな苗から、あの甘いスイカができるんですよ!!
ポットの中で育った、スイカの苗です。作業がしやすいように、2個ならべてハウスの中に配置していきます。
箱に並んで入っている状態で、十分に水をかけおき、今日の定植後は水をかけません。この時期は、水をかけすぎると凍ったりして、苗が弱るからだそうです。「大山ファーム」さんがこだわりぬき作り上げた元気な土で、のびのび育つことでしょう!!
さぁ、それでは、定植の手順を説明していきますね。
まずは、「大山ファーム」の大山陽一代表が、このようにしてスイカの苗をハウス中にならべていきます。
その作業中も、現在収穫の時期を迎えているの『夢キュウリ』の出荷状況について、業者さんから連絡が来ていました。
どうしても「大山ファーム」さんの『夢キュウリ』が欲しいとのことで、業者さんが「なんとか、なんとかうちにお願いします!」と粘り強い交渉をされているようでした。大山さんが育てる『夢スイカ』もそうですが、現在出荷真っ最中の『夢キュウリ』も業者さんが収穫を待っていて全て買い上げていくほどの大人気商品です。
「なんとかその分はそろえましょう!」と商談成立のようです。
1棟が100m近くもある大きなハウスです。ならべられたスイカの苗は、次々に定植されていきます。
大山さんのお母さんと、スタッフの宮木さんが手際の良くどんどんと定植していきます。冬休みになり今日は一緒に来ている娘の美貴ちゃんもお手伝いしているのかな?
二人の手際の良いこと良いこと!!ポットから優しく苗を土ごと出すと、あっという間に定植してきます。
「すみません。ちょっと止まっていただいていいでしょうか?」とお願いしないと、手元がぶれている写真しか取れないほどです。
ポットの中にはしっかりと根をはっていました。
「本当なら、この苗も自分達で苗床を作って育てたいんだけど、この時期はどうしてもキュウリの収穫・出荷があってできないんよね!だから、長年お付き合いをしている信頼できる業者さんから苗を買って毎年クリスマスに定植してるとたい!!」と、宮木さんがお話いただきました。
宮木さんはさらに続けてお話いただきました。
「もう少し大きくなってからでも良いのだけど、小さいほうが作業効率も良いし、何より、ここの土でできるだけ早く育ててあげたいので、クリスマスに定植できるように逆算して注文して、今日届いた苗をすぐに定植してるとよ!」
思わず、「なるほど!!!」と出てしまいました。「大山ファーム」さんのこだわりですね!
定植作業は、これだけで終わりません。
その続きは、また明日ご案内いたしましょう!!
ちなみに、「大山ファーム」さんのハウスは、こだわりのビニール4枚構造です。
まだまだ寒いこの12月に定植をするのですから、温度管理がとても難しく重要なんです。
その難しい温度管理をマメにできるように、4枚のビニールで調整します。そこまで手をかけ最高級のスイカを育てているのですね!!
※写真はイメージです。
クリスマスに定植した「大山ファーム」さんの熊本小玉スイカ『ひとりじめEX』は、3月上旬頃収穫予定です。
驚きの、糖度13度以上になる、シャキシャキとしたあま~いスイカを「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売いたします。
これからの成長の様子、「大山ファーム」さんのこだわりの手間ひま、最後の収穫まで、全て取材してご紹介していきます。ぜひ!ご期待下さい。
明日は、定植の様子の続きをご紹介します。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
『FLC日記』は「にほんブログ村」のランキングサイトに参加してます。
下のバナーをクリックして、ランキングアップにぜひご協力下さい。
よろしくお願いします。
スーパー・青果店情報をチェック!